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落ち着いて居心地の良い寝室を作る方法は無限にありますが、部屋は何よりもリラクゼーションと睡眠を促進するものでなければなりません。
それは住宅、あるいは寝室の作りやロケーションも影響します。当然空調、部屋の向きだって影響します。
たとえば空港のすぐ脇やガード下だったら、よほどの防音対策を施さないと安眠なんてできません。
また西陽がガンガン当たる部屋も夏などは住みにくいですし、反対に陽の当たらない寝室では真冬が過ごしにくいでしょう。
エアコンやストーブを使えば、暑さや寒さをしのぐことはできますが完ぺきとは言えません。第一コストが掛かります。そして季節によっては自然の風が入るほうが気持ちがよいでしょう。
また日本のように、、南北に長い国では北端と南端では住宅の造りや暮らし方が違ってきます。
とはいえ今や、住環境や空調設備が発達し、お金さえ払えば本当に過ごしやすい寝室を作ることができます。
室温管理は実に私たちの快適性を左右するものの代表です。
また、住宅、あるいは寝室のロケーションは、いつでも自由に変えられるものではなく、一度収まってしまうとおいそれとは変えることはできません。
暮らしやすい土地やロケーションに住まわれた方はもうそれだけで幸運に恵まれた方でしょう。
それらは別にして、簡単に、静かでリラックスできる寝室を作るにはそんなに難しいことではありません。
そしてそのような快適な寝室にしつらえることは、良質な睡眠を得て健康的なライフスタイルを送る為には不可欠な要素です。
以下に、寝室に静かでリラックスできる環境を作り出すためのヒントを幾つかご紹介しましょう。
寝室の窓装飾について
寝室は絶対的に窓を覆うものが必要です。寝るときに暗くしプライバシーを守る為です。
また寝室の窓を覆うアイテムの要素はそればかりではありません。外からの温度を緩和し、音の緩和もしてくれます。
寝室の窓には厚手の遮光カーテンや光を遮るシェードなどを特にお勧めします。
人間の体は寝ている間に修復されますが、それを効果的に行うには暗闇が必要だからです。
十分な光を遮断して、朝、自然に太陽の光で目覚めながら、日中は十分なプライバシーを確保できる遮光アイテムがたくさんあります。
普通寝室を真っ暗にするには遮光カーテンがおすすめです。
ところが人によっては、朝、寝室が明るくなければ目覚めない、という方もおられます。そのような方は無理に遮光カーテンを選ばないほうが良いかもしれません。
窓トリートメントは、なにもカーテンだけではありません。
シェードやブラインド、ロールスクリーンなどいろいろあります。好みやインテリアの傾向に合わせて選ぶとよいでしょう。
しかしメンテナンスを考えると、一番簡単なのはカーテンです。
ロールスクリーンは、使っているうち巻き上げがずれる傾向にありますし、ブラインドは埃の除去に手間がかかります。
シェードはクリーニングするたびに外したり組み上げたりの手間が生じます。
それらと比べてカーテンは、フックを外し洗い終わったら簡単に脱水しすぐに掛けるとシワなくきれいに仕上がります。もし雫が落ちるような場合は下にタオルなどを敷きましょう。
窓トリートメントは意外に汚れるものです、クリーニングのことを考えて選ぶことをお勧めします。
心を落ち着かせる寝室のカラーリング
人によって好みの色が違いますが、一般的に寝室に関しては、心を落ち着かせる効果がある寒色系の方が良い選択です。
ブルー、ライラック、クールなグレーの色合いは休息を促しますが、暖色系はエネルギーを与え、精神が興奮して夜眠れなくなる可能性が高くなります。
しかしインテリアは自分の好みで決めるほうが休まること要素もあるおとも事実です。嫌いな色に囲まれていてはとても休まりません。要は場違いな刺激的な色を使わなければ問題ありません。
できるだけ刺激的な色は避け、心を落ち着かせる色をベースカラーやメインカラーに使いリラックスしましょう。
インテリアにおけるカラーの配色で基本となる黄金比率は70:25:5と言われています。
最も大きな面積を占める色を「ベースカラー(70%)」、カーテンなどのデザインの中心になる色を「メインカラー(25%)」、お部屋にアクセントを持たせるための色を「アクセントカラー(5%)」と呼びます。
インテリアのカラーコーディネートでは、まずベースカラーとメインカラーの二つのカラーをバランスよく決めることが重要で、最後にアクセントカラーを決めることで居心地の良いお部屋が生まれます。
以下に様々な色使いによる実例を掲げ、それらの特徴を検証してみましょう。
1.暖かいオフホワイト系の寝室
柔らかく繊細な温かみのあるオフホワイトが、寝室を居心地の良い雰囲気で包み込みます。
壁やトリムに心地よい色合いを配し、部屋が静かで広々と感じられるようにしましょう。
温かみのある白とベージュと黒のアクセントの組み合わせで、洗練されたニュートラルな配色を実現します。
2.セイジ色のカラーリング
落ち着いたセイジ色の色使いは、ベッドルームに静かで居心地の良い雰囲気を与えます。
海と空を思わせるクラシックでクールなトーンが、疲れた目を癒します。
寝室のメインカラーをニュートラルなリネンでシンプルに保つか、あるいは海辺のアートでインスピレーションを高めても面白いです。
3.落ち着いたグリーン
寝室の壁に植物をイメージした緑豊かなグリーンを用いて、お部屋に自然を取り入れるのもおすすめです。
屋内で使用すると、この生き生きとした色合いは、自然の中で生き生きと満喫している雰囲気を思い出させます。
有機的なテーマを継続するには、木材、リネン、籐などの天然素材の家具やアクセサリーを選択しましょう。
4.黒の寝室
暗くて真っ黒な寝室のカラーリングは、心を落ち着かせる効果があります。
黒いカラーリングは無明の闇を連想し、安らかな眠りに理想的な環境を作り出します。
が、黒はとっても刺激的な色でもあります。ですから寝室全体を黒で覆うのはあまりお勧めしません。
ベッドの後ろの壁だけを暗くして、オフホワイトのタペストリーを飾って部屋の雰囲気を緩和します。
5.ラベンダーの寝室
暖かさと冷たさのバランスが取れたラベンダーは、のんびりと生き生きとした印象を与えます。
パステルカラーを4つの壁すべてに使用すると、落ち着いた寝室のカラーリングとして美しく機能します。
ラベンダー色の壁に、ここで使用されている黒やコバルトブルーなどのパンチのあるアクセントカラーを組み合わせると、甘い色合いがより洗練された印象になります。
6.ライトグレーの寝室
グレーは無数の色合いから選択できますが、淡いグレーは寝室で特に夢のように見えます。
エレガントなニュートラルは早朝の色を連想し、家具やアクセサリーに安らぎの趣を提供します。
この静かな空間に、豪華なスツールや豊かな木製家具など、さまざまな質感を重ねて個性をプラスしましょう。
7.落ち着いたブルーグリーンのベッドルーム
心を落ち着かせるベッドルームのカラーリングの代表はブルー系やグリーン系です。
たとえば、深く豊かな青は、海の近くで過ごした穏やかな時間を思い出させます。
グリーンがかったブルーは深い森の色です。
濃い目の色を天井に伸ばして、臨場感あふれる効果をプラスします。
明るい色のクッションやウォールアートで壁の豊かな色調にアクセントを加えましょう。
8.居心地の良いアースカラー、ブラウンのベッドルーム
心地よいコーヒーや静かな森の散歩のように、深いブラウンは静けさに満ちています。
豊かな茶色のペカラーリングは、自然界に見られる素朴な色合いを思い出させ、部屋をソフトに包み込み、リラックスして眠れるでしょう。
温かみのある色調と冷たい色調の両方を補完する、多用途のニュートラルで落ち着いた寝室のカラーコーディネートとして、 グレーをうまく配色しましょう。
9.ピュアホワイトのベッドルーム
白系のカラーリングは、明るく静かな空間にぴったりの選択です。
明るめのキャンバスを確立するには、暖かすぎず冷たすぎない、くっきりとしたきれいな色合いを選択します。
メインカラーであるベッドとカーテンはやや濃い目のグレーで締まった雰囲気になります。
寝室がものすごく広がり、穏やかな雰囲気になります。むき出した梁の木質が融和しています。
落ち着いたカラーリングで、さまざまなテクスチャーを特徴とする寝具でバランスしましょう。
10.落ち着いたチャコールグレーのベッドルーム
落ち着いた寝室のカラーは、洗練されたチャコールグレーを使用して、眠くなるまで夢のような雰囲気を味わいましょう。
この深いグレーの色合いは、ドラマチックな仕上がりと居心地の良い雰囲気をもたらします。
小さな寝室では、やや暗い色合いが後退し、空間が実際よりも狭く感じられます。やや広めの寝室に向いたコーディネートです。
11.ピーチカラーのベッドルーム
ピーチカラーの柔らかな色合いは、従来のベースカラーに代わる新鮮な色を提供します。
落ち着いた寝室のカラーリングとして、この温かみのある色合いは、親しみやすく居心地の良い雰囲気を作り出します。
寝室があまりにも子供っぽくならないようにするには、桃色の壁をストーングレー、ややグレー掛かったくすんだな色調と組み合わせてみましょう。
12.ピンク系の配色の寝室
ピンク系は女性が元も好む色調です。
ピンクの使い方は、優しい曇り空のような落ち着いたグレー時見合わせるとよいでしょう。
落ち着きとさわやかさを完璧にブレンドするには、クールなアンダートーンやミッドトーンの色合いを選択します。
ここで見られる大胆なマゼンタの枕のような、暖色系のアクセサリーを取り入れることで、バランスの取れた外観を実現します。
静かで安らぐ寝室を生み出す8つのヒント
寝るときは目を閉じますが、寝室に物が多くて気を散らすものが多すぎると、実際に眠りにつくのが難しくなることがあります。
ベッドの周りの散らかったものをすべて取り除くのが賢明です。
寝室に気を散らすものを置かないようにすると、長い一日の終わりに頭がすっきりし、居心地の良い空間が生まれます。
1.ベッドを適切に配置する
風水によると、ドアに一直線になるベッドの配置は最悪です。俗に棺桶の位置ともいわれています。
考えてもごらんなさい、風水に限らず、ドアを開けたら廊下から丸見えのベッドは幻滅です。
ベッドは部屋に入ったときにはじめて目に触れる位置が最高です。
窓の外に素晴らしいロケーションが広がっている場合は、ベッドに寝て景色が見えるようにするとご機嫌に過ごせるでしょう。
2. 安全なベッド回り
ベッドに出入りするときにすねをぶつけたり、つま先をぶつけたりしないように、ベッドの周りに十分なスペースを確保しましょう。
もし夜中に起きる場合、薄暗がりでしかも半分寝てる状態では足元にモノが溢れていては危険が伴います。
また昨今は非常に地震が多く、大きな地震では即外に避難しなければなりません。
その時の用意(懐中電灯、避難袋、ヘルメット、スニーカー)などすぐに取れる位置に平常から置いておくことがおすすめです。
3. 偏光照明
ベッドサイドの照明は重要です。柔らかく落ち着いた照明は寝室に最適です。
照明器具に調光機能を付けることも、器具が発する光の量を調整できるため賢い選択です。
調節可能な壁取り付けの照明はじゃまにならず、ベッドでの読書に最適な照明を提供するように最適な場所に配置しましょう。
4.寝室を演出する表情豊かなヘッドボード
部屋にはできうる限り、気を散らすものや刺激的な色を置かないようにすることをお勧めします。
そして、寝室の演出には、表情が豊かなヘッドボードを検討してみてもよいでしょう。
そのためにはベッドはヘッドレスを選び、ヘッドボードは単体で、別売りの気に入ったデザインを選びます。
ヘッドボードはベッドの顔というべきものです。またベッドに横になったときにヘッドボードがどのように見えるかを考慮することも重要です。
棚があるもの、ソファのように寄りかかれるものなど機能性を持たせば、ベッドライフが豊かになります。
ヘッドボードが必要ではない場合は、ベッドの上に印象深いクッションなど他のアイテムを使用することを検討しましょう。
5.静かな空調と向き
寝室のデザインを計画するときは、エアコンの取り付け位置も重要です。
冷たい風がもろにあたる場所では体を壊します。
また、シーリングファンは、風は柔らかで良好な循環と新鮮な空気を循環するのに役立ち、夜の安眠に貢献します。
扇風機は必須ではありませんが、蒸し暑い夜などは寝室にとってもかなり有効です。
使用場所が寝室ですから、できるだけ騒音の少ないものを見つけてましょう。
6.壁面を飾るアート
壁にアートを飾ると寝室の雰囲気が一変します。
しかし、リラックスした環境を作り出すという意味では、心を落ち着かせ、眠りを誘うアートを選ぶことが重要です。
アートを賢く選び、寝室の床面にはあまりものを置かないようにしましょう。
7.電子機器をできるだけ遠ざける
リラックスして眠るための一番のルールは、寝室から、テレビ、コンピューター、運動器具などを追放することです。
寝室を安息の場所にするには、仕事や遊びを寝床に持ち込まないようにする必要があります。
近代文明の喧騒を遠ざけ、オアシスを作ることで、自然なバイオリズムをよりよく引き出すことができます。
8.清潔で整理整頓された寝室
夜の安らかな睡眠のために、寝室に求めるべき要素は清潔です。
乱雑で散らかった部屋では寝室にいることさえ苦痛になります。
ダニなどの虫だって湧いてしまいます。一週間に一度は徹底的に清掃して部屋の空気も入れ替えましょう。
そして何より大切なことは毎日のベッドメイクを励行することです。習慣付けてしまえば、そんなに長い時間は使わないでしょう。
まとめ
寝室を快適空間に保つには、毎日の細やかなメンテナンスは非常に有効です。
面倒なようですがこれも、習慣づけてしまえば短時間で整理整頓ができます。
それができていれば、大がかりな清掃は一週間に一度くらいで十分でしょう。
その時にリネンなどのお取替えも行いましょう。
カーテンなどは半年に一回はクリーニングします。
-neruco-