すのこベッドとは何ですか、なぜそれほど人気が​​あるのですか?

インターネット最大級【アイテム数10,000点以上】
ベッド通販専門店「ベッドコンシュルジュネルコ-neruco-」

「なぜすのこベッドを購入したのですか?」という質問には、ほとんどの購入者は次のように答えます。

「日本は高温多湿の夏が巡り、湿気対策になるから・・・」

そのとおりです。ベッドの床板(底板)が隙間がないフローリングのようなオール木質であったなら、敷いて使う布団やマットレスに相当なダメージを負わせるでしょう。

すのこベッドとは何でしょうか?

すのこベッドとは、ベッドの床板に一定のすき間をあけて板を載せて、すのこ状にしたベッドのことです。 釘で打ち付けたものやスラットを載せるタイプなどいろいろで、フレームがない場合もあります。

すのこベッドは床板に空気の通り道ができるため、非常に通気性がよく湿気がたまりにくいベッドです。 夏に高温多湿となる日本の気候ととても相性がよいといえます。

すのこのいろいろ

すのこのいろいろ

ウッドスプリングについて

またこれらのほかに欧米では、スラットにたわみを持たせ板バネのようにして使うウッドスプリント呼ばれる形式がありますす。

日本でも少ないですが販売がありますが、ドルサル社、センベラ社のものが安心して使えます。

ウッドスプリントはとくにヨーロッパに多いのですが、その理由には環境問題が絡んでいます。

環境負荷

ヨーロッパでもかつては、コイルマットレスが主流でしたが、これは実に環境負荷が高い。

廃棄時に破砕する機械がすぐに壊れてしまいます。それはそうです。コイルは鋼線ですからとても固く破砕機の刃がすぐに壊れる。

そこで廃棄するには人力に頼ることになります。ヨーロッパはベッド使用が100%近いですからおびただしい廃棄が生まれます。

膨大なコストが掛かるということになります。そこで考えられたのがコイルを使わないラテックスマットレスです。

ラテックスは天然ゴムですから廃棄が簡単です。焼却すればあっという間に処分できます。

で、ラテックスマットレスにはコイルマットレスのようなクッション性はありません。そこで作られたのがベッドのスラットにばね効果を持たせたウッドスプリングというものです。

ウッドスプリング仕様のベッドに横になると、荷重の一部がマットレスからフレキシブルプレートに伝達されます。

いくつかのプレートはより大きく曲がり、他のプレートはより小さく曲がり、体の重量がベッドエリア全体に均等に分散されます。

その結果、ウッドスプリング+マットレスの構造が体に理想的なサポートを提供し、背骨が自然な曲線を保ちながらまっすぐに伸びた状態を保ちます。

またもう一つの理由に電磁波の問題があります。

電磁波問題

ヨーロッパのメーカーは電子スモッグという表現をすることがあります。

日本でも、高圧線の下は健康に悪いということが言われてきましたが、今日携帯やWIFIなど電波環境の影響が少なからずあるともいわれています。

たしかに電波や地磁気による障害があることは確かで、伝書鳩の帰還率が携帯普及とともに低くなったのはそのせいだと言われています。

鳩に影響があるのですから、人体にもというわけです。

ともあれ、金属コイルは構造上、電磁誘導が起きやすいと言われているのです。ヨーロッパでは金属コイルだと地磁気が乱れるという説明をするメーカーもあります。

ただし科学的に証明されているかと言えばそうではありません。メーカーが売りたいがための口実とも取れます。

やはり真の理由は、環境負荷の問題が大きく、電磁波の方は付け足しのような感じが強いです。

そのせいか日本ではいまだ、コイルマットレスが主流でありながら、わたしたちの寿命は男女ともに世界一ですから。

すのこベッドのメリットとデメリット

メリット

通気性がある

マットレスと床板の間の空気循環を改善します。すのこ間の隙間により適切な空気の流れが確保され、その結果マットレスの「通気性」が向上し、湿気やほこりがマットレスの下に蓄積されなくなります。

通気性があるほど、ダニの発生も緩和するということになります。その結果、ベッドの寿命を延ばします。

破損しても交換が可能

使っているうち、すのこの一部が破損しても、ホームセンタ等で似よりの合板を購入して交換することも可能です。こうすれば、ベッドフレーム全体を交換するよりはるかに安上がりです。

すのこベッドは軽い

総板仕様より、すのこ仕様は、ベッドの強度を損なうことなく重量を軽減しています。

バラせば小さくまとまり、引っ越しやベッドの移動がものすごく容易になります。

デメリット

すのこの仕様によっては破損の可能性がある

すのこの破損

すのこの破損部分を交換する

あまりにもすのこの材料が薄く、打ち付け間隔が広いすのこは破損の可能性が大きいです。

すのこの一枚に荷重をかけると間違いなく破損します。

しかし、そのような仕様でもマットレスを載せてしまうと、一人や二人程度の荷重には耐えられます。

といっても、ベッドの上に飛び乗ったり窓枠などの高さからベッド上に飛び降りると破損します。

長持ちさせたければ、できるだけ頑丈なすのこ仕様のものを選びましょう。

この場合すのこ板を縦に使った仕様が一番頑丈です。

すのこベッドの選びかた

すのこの仕様は板の種類や厚みなどいろいろです。

すのことすのこの間が広く取られ、薄い材料でしたら、価格は安いですが破損の可能性が大きいです。

一番頑丈なのは、すのこ板を縦に使用したものです。この仕様でしたら500Kgの荷重にも耐えられるでしょう。

このように頑丈なタイプは布団の使用も可能です。

あまりにも広いすのこ間を使用すると、マットレスが食い込みよくありません。マットレス性能も十分に発揮できないでしょう。

だから隙間の広さは、最大でも6~7センチで納めるべきです。

すのこの材料

あらゆる木材がすのこの製造に使用されます。

ベニヤの薄い層を木目を互い違いに重ね、接着剤で張り合わせたものが合板です。合板はとても強度に優れます。

また無垢材も使用されています。ヒノキ、杉、桐、ブナ、パインなど、弾性のある種類の木材がすのこに適しています。

ヒノキは時がたつほど固くなり、ヒノキ特有の放香には癒し効果があります。

無垢材の中でパインが一番安いです。パイン材は松ですから癒し効果がある放香があります。

桐材は軽く、防虫効果や、湿気調整効果がありベッドのすのこに向いた素材です。

なおベッドスプリングに用いられるブナ材は、変形しにくい堅固で高貴な木材です。

ブナ材を張り合わせて強度を持たせ、1本のブナのスラットは最大40kgの重量に耐えることができます。

ブナ材で作られたベッドスプリングは、湿度や温度の変化に耐え、留め具を確実に保持し、適切に使用すれば10年以上使用できます。

まとめ

すのこベッドは高温多湿の日本の気候風土に最も適したベッド仕様です。

ベッドの強度は静止耐荷重に示されているので、使う方の体重や使う寝具の重さを考慮して選びましょう。

-neruco-

欲しいベッドが必ず見つかる、国内最大級のベッド通販専門店。ベッドコンシュルジュネルコ-neruco-
インターネット最大級【アイテム数10,000点以上】おしゃれなベッド・寝具多数掲載! 取り扱いメーカー/フランスベッド/ サータ ドリームベッド/ 東京ベッド/ パラマウントベッド/日本ベッド/ウォーターワールド /Platz(プラッツ介護ベッド)/ /Sealy(シーリー)/ 東京スプリング工業 /東京西川 昭和西川