古いコイルマットレスの解体に挑戦!家庭ごみとして処分する方法

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マットレスの解体工場

工場のマットレスの解体風景

マットレスを買い替えたとき困るのは古いマットレスの処分ですよね。

マットレスは大きいですから最小サイズのシングルでさえ、たとえ一階の部屋から一人で持ち出すのは容易ではありません。

これが二階や三階ならなおさらです。

でも古いマットレスは何としても処分しなくてはなりませんよね。

マットレスの処分方法には幾つか方法があります。

が、自分で解体してみたいという方も少なからずいらっしゃいます。

そこでここでは自分で解体する場合の方法や手順を紹介いたします。

そのまえに一般的なマットレスの処分方法を簡単に説明します。

マットレスの処分方法には幾つか方法があります。

リサイクルショップや知人に使ってもらうなどの意見もありますが、ほとんどの場合無駄な作業になります。

というのはやっぱり古いということは劣化していますし、まして他人が使ったマットレスは敬遠されがちだからです。

そこで主な方法は、基本的には以下の3つになります。

そして番外編として最後に述べたいと思いますが、ご自分で解体して家庭ごみとして処分する方法です。

マットレスの処分方法

  • 新品購入時に引き取ってもらう
  • 粗大ごみとして捨てる
  • 廃品回収業者に依頼する
  • 番外編:ご自分で解体して家庭ごみとして処分する

新品購入時に引き取ってもらう

新品を家具屋さんで購入する場合は、その販売店に古いマットレスを引き取ってもらうと良いです。

自分で部屋から運び出す必要もありませんし、新品を搬入してもらうタイミングで処分ができるので手間がかかりません。

ただし、マージンの少ないマットレスを購入にた場合、有償となり自治体で処分する費用と比べ少々高くなることが多いようです。

新規購入のマットレスによっては無償で引き取ってくれるところもありますので、購入時に確認しましょう。

粗大ごみとして捨てる

古いマットレスは、各自治体で粗大ごみとして処分することができます。

処分方法は各自治体によって違うので、詳しくはお住まいの自治体の窓口やホームページで確認しましょう。

処分費用や粗大ごみの集荷場所、日時などを確認します。

しかしどの自治体でも部屋までは引き取りに来てはくれませんから、自治体が指定する収集場所まで自ら運ぶ必要があります。

マットレスは重量もあるため、たとえ男性でも一人では家から運び出すのが難しいかもしれません。

ただし、自治体によっては粗大ごみの運び出しに関する相談にのるところもあるようです。

自治体の粗大ごみとして出す費用は400円~2,800円と幅があり、これは各自治体によって異なります。

またご自分で処分場へ持ち込む場合は無償のところもあります。

廃品回収業者に依頼する

古いマットレスは何処でも買い取りはまずしません。

新品を購入する予定もない場合は、祖大ゴミとして処分するか廃品回収業者に依頼する方法があります。

業者への依頼は自分で運び出す必要がなく、全て一任できます。

ただしこちらは結構な費用が掛かります。

なので、実際に業者へ依頼する際には、2~3社の業者から見積りを取りましょう。

この時安すぎるところは要注意です。それはこの業者が違法営業の可能性があるからです。

かつて、処分したはずのマットレスが不法投棄されトラブルに巻き込まれた事例があります。

業者選びの際には「一般廃棄物許可証」があるかを確認することが重要になります。

番外編:マットレスをご自分で解体して家庭ごみとして処分する

ここではコイルマットレスに特化してご説明します。

いうまでもなく、コイルマットレスを素人が解体するのは手間がかかり大変です。

ですがそれでもやってみたいという方に向けて、自分で解体する方法や手順を簡単にご説明します。

コイルマットレスは、金属とウレタンと布の部分を仕分ける際に非常に面倒で手間がかかります。

専門の業者でも一人でやると2~3時間くらいは掛るそうです。

素人さんでやった例では、10日ほど要したといいますから、これは大げさにしてもよほどの覚悟が必要です。

実録:わたしのソファベッドの解体記

わたしもかつてマットレス本体ではないですが、解体をやった例があります。

それはリクライニング式のソファベッドです。

一人では到底外(粗大ごみ収集所)にも出せない為解体に至りました。

最初にカッターで側生地を剥ぎます。そうするとクッション材のフェルトが出てきました。

それを剥がすのだって、ところどころ接着剤でくっついていて、また端はタッカーで止めてあり簡単には剥がせません。

それをホウホウの体で剥がして今後はスプリングを取り除きます。

これは実に難儀です。ペンチしか道具が無かったので、えぇ、とてもペンチぐらいじゃ歯が立ちません。

汗びっしょりになって格闘して、やっとの思いでスプリングを剥がし、今度はフレームの解体です。

こちらはノコギリで小さく切断します。4~5時間かかって解体し、ようやく粗大ごみ置き場に搬出となりました。

確かこの時は指の何か所かに切り傷を負いました。本当に命がけでしたよ!

この時の教訓は、解体よりも誰か知人に頼んで持ち出すのを手伝ってもらうのが安全だと思いました。

また解体するときは、適切な道具と、安全用の手袋とゴーグルが必須だと思いました。

バネって扱い方によったら跳ねるのです。あれが目に当たったらと思うと身震いします。

マットレスはフレームがないですがそれでも一筋縄ではいかないです。

さて、コイルマットレスにはポケットとボンネルの二種類があります。

構造が違うためやや方法が違ってきます。※他にも連続スプリンがありますが、こちらはボンネルと類似しています。

コイルマットレスの解体方法

解体時の道具

  • 防刃手袋
  • カッター
  • 裁ちばさみ
  • ボルトクリッパー
  • 防塵マスク /保護ゴーグル
  • ゴミ袋(各自治体の指定袋)

防刃手袋

スプリングやワイヤーは、切断すると鋭利になるため普通の軍手より防刃手袋があった方が安全です。

カッター

側生地に切り込みを入れたり、コイルの袋をカットするなどに使います。

刃幅が広いカッターナイフがいいです。

裁ちばさみ

こちらは無くても良いですが、生地の切断が安全に行えます。

ボルトクリッパー

ワイヤーやコイルを切断するのに使います。

小さいものでは歯が立たない為、60cmサイズがおススメです。

防塵マスク /保護ゴーグル

綿くず・ウレタンくず・マットレスに溜まったダニの死骸やフンが舞い散るので、しっかりした防塵マスクがおすすめ。

保護ゴーグルはホコリ除けや、万一の時の目の保護にでき安全に作業できます。

ゴミ袋(各自治体の指定袋)

生地と金物を分けていれます。

ポケットコイルマットレスの解体

1.カッターや挟を使って側生地を剥がす

ポケットコイル解体

まず外側のマットレスの側生地を、カッターや挟を使い切っていきます。

表面のカバーを切っていくと、ウレタンが出てくるのでそれも切ってコイルが入った袋をむき出しにします。

その後、中のポケットコイルを一個一個取り出して鉄と布に分別します。

2.カッターや挟を使ってコイルのポケットを切る

すると、たくさんあるコイルが入った円柱の袋が出てきます。

この中すべてにスプリングが詰まっています。

これらの一つ一つをカッターで切り裂いて分解していきます。

ただし、一つ一つコイルの連結袋を切り離してしまうと手間がかかるので、連結されている布からコイルのみを取り出していきます。

数多いため面倒な作業ですが分別の為にコイルを残すことなく取り除きましょう。

3.解体完了です

ポケットコイル解体

解体し終わったら、可燃ゴミと不燃ゴミに分別して家庭ゴミとして出します。

殆どの場合、布とスポンジは可燃ゴミ、スプリングコイルは不燃ゴミとして出すことができます。

ただし自治体によって、ゴミの分別はより細かくするところもありますから、しっかり確認しましょう。

ボンネルコイルマットレス(連続スプリング)の解体

1.側生地を剥がす

ボンネルコイル解体

まず外側のマットレスの側生地を、カッターや挟を使い切っていきます。

2.コイルをボルトクリッパーで適当に切断する

ボンネルコイル解体

ボンネルコイルマットレスは、コイルが連結している為金属部分のコイルを取り出す手間がポケットコイルよりもかからず簡単です。

が、コイルがそのままだと大きすぎるので細かく切断します。

切断時の注意点

切断時にコイルの破片が飛んでくる恐れがあるため、保護メガネ(安全ゴーグル)は絶対に着用しましょう。

細い番線は容易に切断できますが、番線が太くなるにつれ力を込める必要がでてきます。

ベッドの外周に張られている太い番線は切断するときにかなりの力が必要です。

太い番線は、ハンドルの片方を地面に接地させておいて、もう一方のハンドルに体重をかけるようにすると切断しやすいです。

3.解体完了です

解体し終わったら、可燃ゴミと不燃ゴミに分別して家庭ゴミとして出します。

殆どの場合、布とスポンジは可燃ゴミ、スプリングコイルは不燃ゴミとして出すことができます。

ただし自治体によって、ゴミの分別はより細かくするところもありますから、しっかり確認しましょう。

まとめ

以上が、コイルマットレスを解体して無料で処分する方法です。総作業時間はシングルサイズで3時間ほどかかります。
が、不慣れな方や道具がない方は多少費用がかかっても、自治体の粗大ごみとして出した方が時間もかかりませんし、とにかく怪我の恐れがないので一押しです。

-neruco-

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