災害(地震)に強い寝室の作り方

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シリア国境に近いトルコ南東部で2月6日未明発生したいわゆる「トルコ地震」は、マグニチュード(M)7.8、倒壊家屋1万棟以上、死者3万5千人、今後も増えることが予想されます。

あのあたりの建築は煉瓦やコンクリート住宅が多いのですが、高層マンションが崩れてゆくさまを見ると、やはり建築基準が甘いことを想像させます。

ともあれ家が、こんなことになってには、今日のテーマ「地震に強い寝室の作り方」など意味がないことになりますが、ここは日本の耐震構造の家屋であって、たとえ震度7であっても倒壊しないことを前提にお話しさせていただきます。

災害(地震)に強い寝室の作り方

寝室の広さについては、人それぞれ好みがあり、比較的狭い方が囲まれ感があって好き、という方もあれば、狭苦しい寝室ではドラキュラになったようで息が詰まる、なんているかもいらっしゃいます。

それはさておき、わたし的に云えば、寝室は出来るだけ物を置かない方が良い、という主張に行きつきます。

その理由は、物がガチャガチャある部屋は本来好みではことと、昨今の日本における地震の多さです。

わたしが目の当たりにした巨大地震はやはり、東日本大地震です。

東日本大地震

2011年3月11日午後2時46分18.1秒、あのおぞましい東日本大地震が発せしました。

地震規模 M9.0

東日本大震災は、2011年3月11日14時46分頃に発生。

三陸沖の宮城県牡鹿半島の東南東130km付近で、深さ約24kmを震源とする地震でした。

マグニチュード(M)は、1952年のカムチャッカ地震と同じ9.0。

これは、日本国内観測史上最大規模、アメリカ地質調査所(USGS)の情報によれば1900年以降、世界でも4番目の規模の地震でした。

震度と被害概要

宮城県栗原市では震度7を、宮城県、福島県、茨城県及び栃木県の4県では震度6強をそれぞれ観測するなど、国内観測史上最大規模の地震となった。

この地震に伴って発生した高い津波は、東北地方の太平洋沿岸部をはじめとする各地を襲うとともに、福島第一原子力発電所における事故等を引き起こした。

東日本大震災による被害は、死者1万5,900人、行方不明者2,525人(令和3年(2021年)6月10日時点)等に上っている。

特に被害の大きかった岩手県、宮城県及び福島県の東北3県をはじめ、全国における避難者数は、発災直後約47万人に上り、多くの被災者が避難所生活を強いられたほか、福島県では、原子力発電所における事故の影響を受け、福島第一及び第二原子力発電所の周辺住民等に対し避難指示等が発令された。

なお、令和2年3月までに、帰還困難区域を除く全ての地域で避難指示が解除された。

警察では、これまでに、広域緊急援助隊をはじめ、全国から延べ約142万人、1日当たり最大約4,800人の職員を派遣するとともに、震災から10年が経過した現在も、仮設住宅での防犯活動、行方不明者の捜索活動、帰還困難区域等における警戒・警ら活動等を継続して行っている。

被害総額は16兆9000億円

このとき私は東海地方で暮らしていて、震源とは遠く離れていましたが、なんか手のひらの上でぐるぐる回されているような、それまで経験したことがない不気味な揺れを感じたものです。

マグニチュード9.0は、おそらくは現代人の日本人が経験した最大の規模だったでしょう。

その直後の津波、原発事故はあれから10年以上たった今でも深い傷跡を残しています。

死者1万5899人、行方不明者は2529人を出し被害総額は16兆9000億円と推計されています。

地震発生が夜中だったらどうなった?

前置きが長くなりましたが、東日本大地震という歴史的災厄の中で一つ良かった点は、真夜中ではなかったという事です。

もしあれが深夜に起こっていたら、被害はおそらくはもっと甚大だったに相違ありません。

地震発生が冬や夜中だとした場合は以下のことが想像出来ます。

  • 停電のため身動きがとりにくくなる
  • 情報が取れないので、多くの方がどういう状況かわからない
  • 夜間で海が良く見えないから津波の様子がわかりにくい
  • 非難するにも停電のため足元が見えないので時間がかかる
  • 車で逃げるにも信号が機能しないから渋滞して時間がかかる
  • 避難誘導する消防隊員など人数が足りず十分な誘導ができない
  • 寒さのため避難行動が鈍くなり避難しない人が多くなる
  • 暖房など使うので火事の発生が考えられる

それらを考慮すると多分、発生が12時間ずれていたら、死者10万人以上とかなっていてもおかしくないと感じます。

そして近年、東南海大地震が予想され、その地震規模、被害において東日本地震を遥かにしのぐとも言われています。

また日本は地震の巣の上に載っているようなもので、なのも東南海ばかりでなく日本の何処でも起こりうることだと私は考えています。

ですから、その時が来ても慌てないように、出来ることは今のうちに準備をしておくと言うことが肝要と考えます。

地震発生はなにも昼間に来るとは限りません。先に示したように夜中に来ることだって十分考えられます。

そして季節だって選びません。夏場であるか、凍てつく真冬かもわかりません。

そこでここでは家庭において出来ることは何かを考えてみましょう。

住居できる地震対策

2011年の東日本地震の後、日本は地震多発期に入ったと専門家は言っています。

気象庁の地震情報を見ると毎日どこかで地震が発生しています。震度4以上の比較的大きな揺れも毎月のように起こっています。

ですからいつ何時大地震が来ても慌てないように、できるところから準備をしておきましょう。

企業においては各企業が進めていると思いますので、ここでは、家庭においての地震対策をについてお話を進めて参ります。

先ず住宅から見てみましょう。

今お住まいの住宅が耐震対策が無されているかは大変重要な要素です。先ずそれを確認しましょう

住宅の耐震対策は次の3種類

住宅を地震の被害から守るための対策は主に「耐震」「免震」「制震」の3種類からなります。

それぞれ対策方法やどのような効果をもたらすかは異なるので、ここではそれぞれを簡単に説明します。

地震に耐えられる建物にする方法

地震に耐えられる建物にする方法

耐震構造

耐震構造は最も一般的な地震の対策法であり、多くのハウスメーカーが標準構造仕様として採用しています。

耐震構造の特徴は柱や梁、筋交いや合板で強化することで家自体の耐久力を高め、地震の揺れに対して抵抗する力を高める構造です。

耐震構造では「耐力壁」や「水平構面」により建物を構成する考えであり、それらのバランスや強度、配置の仕方によって耐震性能も異なるでしょう。

耐力壁は地震や台風などで横からの強い力に対し、建物の安定性を保持するための強度の高い壁のことを指します。

また、水平構面とは2階建ての場合1階2階の床と屋根裏にあたる梁組のことで、横からの地震力に抵抗することで初めてその力を柱や壁に伝搬することが可能であり、耐震構造において重要な要素です。

免震構造

免震構造の特徴は、建物に地震の揺れを直接伝えない構造であることです。マンションなど高層建物に多い構造となります。

一般的には建物の上部と基礎部分、木造住宅であれば鉄筋コンクリートの基礎と1階床部分との間に免震装置を設置します。

建物と地面との間に免震装置を設置するため、建物の揺れを大幅に軽減し揺れによる建物の損傷や室内の家具の転倒などを防ぐ効果も高いのがメリットです。

制震構造

制震構造とは、主に制震ダンパーと呼ばれる制震装置を設置することで建物の揺れを抑制・吸収する構造を指します。

制震ダンパーには材質の異なる3種類があり、それぞれ効果も変わるため最適なものを選択しましょう。

木造住宅では筋交い部分に制震装置を設置するのが一般的とされています。

地震の揺れは基本的に1階部分よりも2階部分の方が強くなりますが、揺れの増幅を抑えることが制震装置の最大の目的です。

1階部分の揺れの強さはほかの構造と変わりませんが、2階に伝わる揺れを大きく減少させるだけでなく、揺れを早く収束させることも可能となります。

それらが施されていない住宅に住まっているならば要注意です。出来るだけ早く対策を講じるか、対策が取れれた住居を探すことです。

住居が比較的安全と云う事になったら、今度は室内も対策をせねばなりません。

室内でできる地震対策

近年発生した地震で怪我をした方の約3~5割が家具の転倒・落下によるものが原因と言われています。

地震時に家の中で怪我をする原因は以下の通りです。

  • 背の高い、重い家具が倒れる
  • 食器や窓ガラスが割れ飛散する
  • 収納されているものが飛び出して落下する

以上のことが多くの原因です。

家具によっては扉にロックがついていて揺れても簡単に開かないようなものがベストですが、すべての家具についているわけではありません。

そのような家具にはそれらの対策をしましょう。地震の大きな揺れは私たちが想像する以上の衝撃があります。

テレビは負吹っ飛び、座っている人は座ったまま移動します。そのことを考えると出来るだけ背の高い家具は置かないことです。

ガラスにはフィルムを貼り、ガラスが割れて飛散しないようにしましょう。

棚の上には重いものは置かないようにしましょう。

家具の転倒防止

家具の転倒防止には、市販されているL字金具を使用して、壁と家具で固定する方法が簡単で確実です。

取り付ける際は、壁の中の柱や貫 (ぬき)にしっかり固定しなければなりません。

これは壁の下地のボードに埋もれていますから、下地センサーなどを利用してしっかりネジで固定します。

ちなみにこの貫 (ぬき)は45cm間隔で入っています。

賃貸等で壁に穴をあけることが出来ない場合は、家具と天井をツッパリ棒で固定しましょう。

テレビなどの転倒防止には、敷くタイプのジェルマットや転倒防止ベルトが有効ですが、テレビ台が転倒しない対策も必要です。

ガラスの割れと飛散防止

ガラスは飛び散ると大変危険です。窓が軋んで割れる場合や、家具などが倒れて割れたり、台風などで多いですが何かが飛んで来て割れることがあります。

簡単にガラスの飛び散りを防ぐ対策は、飛散防止用のフィルムを張りましょう。

このとき合わせガラスは濃い色のフィルムを貼ると、日に当たりガラスとガラスの間の空気が膨張して割れる危険性があります。

フィルムの使用上の注意書きを良く確かめて使いましょう。

玄関までの避難通路の確保

戸建て住宅と集合住宅では避難経路の確保に大きな違いがあります。

戸建て住宅のほうが、一階に窓が多くあるので、屋外に避難しやすい構造です。

しかし集合住宅は屋外に出るには玄関、もしくは一回の場合、ベランダへ通じる部屋のみです。

また、集合住宅では、玄関の枠がゆがんでしまい扉が開かなくなってしまうことがあるので、大槌やバールのような扉をこじ開けるものを準備しておきましょう。

そして普段から、玄関までの通路にはできゆる限りモノを置かない方がより安全です。

寝室の地震対策

寝室にいる時に大きな地震で困ることは就寝中に来た時です。

先ず揺れで目を覚ましたとしましょう。電気を点けようとしますが停電です、辺りは真っ暗です。

部屋がグラグラ揺れ、家具が倒れ、ガラスが割れ…こんな状態が続いたらもうパニックです。

大きな地震の揺れは机や棚などの上のものを飛ばして散乱させます。

寝室に物が多いと、地震が起こった際、寝ているところに物が落ちてきたり家具が倒れて危険です。

もし深夜の暗がりでそのようなものを素足で踏んだらケガをしてしまいます。

こんな時のパニックにならないように寝室の地震対策についてチェックしてみましょう

1.寝室の部屋を見直してみましょう

まず初めにチェックしなければならない点は、寝室の場所が安全なところにあるかどうかです。

枕元に背の高い家具を置いていないか、窓ガラスの傍に荒津格がないか等を確認します。

ベッドのヘッドボードの棚も要注意です。重くい固いものは置いたらダメです。就寝中に頭に当たったらケガをしてしまいます。

もし当たらないまでもベッドの上に落ちていたら慌ててベッドから移動する時、踏んだりして怪我をしてもいけません。

また耐震構造が弱い住宅で一階で寝ている場合、真上の部屋に重たい家具や家電などがないかチェックしましょう。

木造建築で上の階に重いものを置くと、地震の揺れに耐えかねて二階が崩れ落ちる危険があります。

そのような比較的地震対策が乏しい家屋は、窓のガラスも割れて飛散する可能性が高いです。

窓ガラスが割れて飛散すると、ガラスの破片が広範囲にわたって飛び散ります。

暗がりでそれらを素足で踏むということになると悲惨です。考えるだに恐ろしいです。

窓の数が多い部屋で寝ているという方は寝室を変えることも視野に入れた方が良いかもしれません。

2.窓ガラスへの対策を徹底する

ガラスの破片での怪我は大変多いです。窓ガラスが強化ガラスになっているか、ガラスに地震対策を施しているかどうかです。

大地震が起きた際には必ずと言って良いくらい、ガラスが大量に割れて飛び散ってしまいます。

大地震では、最悪の場合、家屋が倒壊のレベルであり、そうなればたとえ強化ガラスでも割れる可能性はが高いです。

ですからもし割れても良いように、飛散防止シートを貼ってしっかりと対策をしておきましょう。

3.照明器具もしっかりと固定を

照明器具にもしっかりと地震対策をしているかどうかです。

家具や家電などはしっかりと固定して耐震対策をしている方は多いですが、見落としがちなのは照明器具の固定です。

地震が起きたときは、上から天井が落ちてくる危険も考えられます。

住宅ではめったに起こりませんが、集合ホールなどでは時々そういう事故がおきます。

その理由は、そのような建築物は軽量天井(軽天)工法が多いからです。

軽天の材料は、その名の通り軽量鉄骨材で、天井ボードを棒金具で吊っているだけだからです。

強烈な揺れは吊金具を外してしまいます。結果天井自体が落下と云うことになります。

なので、落下物からまず頭は絶対守りましょう。

寝室には、スニーカーと、ヘルメット、あるいは防空頭巾を緊急避難袋と手袋なども共に用意しておきましょう!

4.タンスや棚など背の高い家具は置かない

寝室には家具は置か治方が安全です。極端な場合ベッドだけがベストです。

家具の谷間に寝てるようなら即解消しましょう。

枕元の方に置かなければ大丈夫だろう。 と高をくくるのは止めましょう。

もし家具が倒転倒した場合、倒れた家具でれて足を挟んでしまったら身動きが取れなくなってしまいます。

さらに、倒れた家具が出入り口をふさいでしまったら部屋に閉じ込められてしまいます。

そうならない為にも、寝室には背の高い家具は一つも置かないこのが望ましいです。

5.避難経路を確認しておく

避難経路の確認は絶対的な要素です。 集合住宅ならばこれが出来ていないと命取りになります。

地震の発生が明るいうちならまだよいですが、夜中だったら悲惨です。

真っ暗闇でも行動は危険多付きまといます。

寝ボケ眼とパニックでどうして良いか分からなくなります。

そして元雄も恐ろしいのは火災が発生した時です!

すぐに避難をすることが難しくなると、もう命の保証が無くなります。

そのようなことがないように、事前にしっかりと夜に地震が起こった際の避難経路を確認し、頭の中にしっかりと入れておくことが大切です。

家族ともよく話し合っておきましょう。

避難袋と懐中電灯は各々が持っていると良いでしょう。

6.防災バッグは手元に置く

非常持ち出しバッグ(防災バッグ)は寝室に置いている人は少ないかもしれません。

しかし、押し入れやクローゼットでは、バッグを取り出すのでは、時間がかかってしまうことも考えられます。

一秒も無駄にできない災害時に、功を成すのは、常に枕元に置いておくと便利です。

多すぎる荷物は、避難するときに邪魔になるので、持ち出しは、貴重品と現金などと一緒に緊急時に必要なものの最低限にして先ず身軽に行動できる範囲にしましょう

非常食や物品は、揺れが落ち着いた際にまた取りに行けば良いでしょう。

市販の防災バッグがいろいろ売られているので自分に合った者を擁しておくと便利です。

7.必需品は、ヘルメットと運動靴と懐中電灯

夜中の地震対策は、先ず懐中電灯が絶対に必要です。

真っ暗闇では身動きがとれません。そして先ずヘルメットで頭を守ります。

そして運動靴で脚を守ります。これさえあれば安全に行動を起こすことが出来ます。

わたしの地域の小学校では椅子カバーが防災頭巾になります。

防災頭巾は顔を覆うのでとても理にかなった防災グッズと云うことになります。

屋外の地震対策も考慮しましょう

大地震は私たちが想像するよりはるかに大きい災害でしょう。

増して夜ともなれば想像を絶する恐怖でパニックになることは必至です。

まして同時に、火災や津波が発生すると一秒が命ちとりになります。

9月に方々で行われるレジャーじみた防災訓練のようにはいかないのです。

そこのところをよくよく感がえて普段から防災意識を高めて対策を取っておきましょう。

大地震は屋外にも大きく影響します。

屋外の地震対策、それは以下の通りです。

  • 屋根材の落下
  • 外壁のひび割れ落下
  • ブロック塀等のの倒壊

などが考えられ、最悪の場合は建物自体が倒壊します。

また、家が損傷したときに落下した破片が当たり怪我をする可能性もあります。

避難の際にはこのことをよく考えて行動しましょう。

室内から避難しても、屋外の避難経路を確保しておかないことには避難場所へ向かうことも困難となってしまいます。

各地域のハザードマップも普段から確認しておきましょう

地域の避難場所への行き方などは家族で話し合って決めておきましょう。

また地震で困った方の話に多いのがトイレと生理用品です。

これらも携帯の簡易トイレなどがあると便利です。防災バッグに入れておくと良いでしょう。

まとめ

地震に強い寝室の作り方は、最初の申し上げた通り、地震に一番強い寝室はベッドの他に物がない寝室です。

そしてベッドはチェストベッドを使い、引き出しの中に防災グッズ一式を入れておき何時でも取り出しやすいようにしておきます。

しかし寝室に何も置かないということは現実的ではありません。何かしらのものを置かなければが生活が出来ないからです。

前述した通り、地震に強い寝室とはどのようなものかをよく考えて地震に強い寝室を作りましょう。

地震は絶対という不確定な時を超えて、誰のみの上にも、100%襲ってくるものですから。

-neruco-

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