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最良のマットレを選ぶために
わたしたちは平均して、人生の1/3をベッドで過ごすといわれています。
睡眠はわたしたちが人生を健康で過ごすために、食事と適度な運動とともにどうしても必要な要素です。
子供のころは誰も、眠くなれば寝、朝が来ると自然に目が覚めたでしょう。誰も睡眠のことなど深く考えることもなかったはずです。
ところが、ひとは成長し社会人なると次第に満足な睡眠が得られなくなります。生存競争が激しい現代社会はストレスが多い環境だからです。
そのような権謀策謀が渦巻く社会で生き抜くには、ストレスと無縁にはなりえません。だんだん眠れなくなり、ひどい状態になるともはや睡眠障害という立派な病です。
病とはいえないまでも、日々の睡眠不足が少しずつ積み重なっていく「睡眠負債」という言葉が聞かれるほど、現代は満足な睡眠がとりにくい社会です。
そしてわたしたちは、何とか快適な睡眠が得られないものか!?といろいろな面で模索することになります。
「寝つきが悪いのは、寝具が合っていないから?」など、寝具についてお悩みの方も最近は目立って大くなっています。
質の高い睡眠を得るには、自分の生活スタイルや体調に合ったマットレス選びが重要です。
しかし一口にマットレスと言っても、ものすごい数の商品が出回っていて、いったいどれを選べばベストか?なんて誰もわかりません。
すべてのマットレスを寝比べた人なんて、この世界には一人として存在しないからです。
マットレスは大きく分けて、コイル系マットレスとノンコイルマットレスに分類されます。
そのなかからここでは、ノンコイル系の低反発マットレスについて深堀してみたいと思います。
低反発マットレスとは
低反発マットレスは、ほとんどが粘弾性のポリウレタンフォームで形成されています。
この低反発素材に関する技術は、飛行中のテスト パイロットのクッションとして 1970 年代に NASA によって発明されました。
テンピュール®
この技術を使って有名になった会社がテンピュールです。
テンピュール®素材:宇宙から誕生。地球で完成。のキャッチフレーズで有名ですね。
最初のテンピュール®製品が誕生したのは今から30年前の1991年ですが、その始まりは、宇宙開発競争の真っただ中にあった1960年代。
当時、NASAの科学者たちは、宇宙飛行士が離着陸時に受ける大きな重力を吸収するための、宇宙船の座席に使用する新素材を開発していました。
1970年代、NASAの素材に関する情報は北欧の2人の兄弟のもとに届き、彼らは車椅子のクッションや腰椎サポート、手術台などの健康・医療分野の製品に応用することを思いつきました。
体圧を軽減する医療製品の需要が高まるにつれ、2人の兄弟は自分たちでその素材の製造方法を見つけなければなりませんでした。
1988年、彼らはデンマークに自社の開発施設を備えた工場を購入します。ここで、素材の研究と改良を行いました。
そして、1万回を超える試作と長年にわたる実験を経て、NASAの発明した素材を完成させることに成功しました。
兄弟はこの新素材を「テンピュール®素材」と名付けました。体形、体重、体温に反応し、身体の隅々までサポートする画期的なマットレスの誕生です。
低反発素材に力(寝ているときの体重など)や体温を加えると、沈み込んで形を形成します。その力を取り除くと、マットレスは次第に元の状態に戻っていきます。
そして現在では、低反発マットレスもいろいろな会社から発売され、品質もピンからキリ、性能も価格も大きく違っています。
その中から私たちは、何としても自分に合った低反発マットレスを探し出さなければなりません。
最良な低反発マットレスを見つけるには、それぞれの低反発マットレスのユーザーレビューやバイヤー ガイドが役立ちます。
低反発マットレスの品質について
これは何もマットレスに限ったことではなく、すべてのもの通ずると思いますが、低反発と言っても品質と価格に大きな違いがあります。
その理由は、ブランドやデザインも違っているのですが、そもそも質そのものが全く違うからです。
3000円や5000円で買える低反発マットレスはやはりそれなりのモノでしかありません。
どう足掻いたってテンピュールの10万円の低反発マットレスとは比べるべくもありません。質が全く違うのですね。
そして同様に、寝心地や通気性、耐久性だって大きく違ってきます。
安いものは材質もあまり良くない材料が使われていることが多いので、普通に使っていてもあっという間にヘタってしまいす。
つまり品質や性能などは、価格に反映しているということが言えます。
低反発マットレス:メリットとデメリット
低反発マットレスのメリット
睡眠の質を高めてぐっすりと眠るためにはマットレスの質はとても重要です。
マットレスを適当に選んでしまうと、体重が腰や臀部に集中しやすくなります。
起床時の腰の痛みの原因にもなりますし、睡眠の質を低下させてしまうこともあります。
それではなぜ、高品位な低反発素材のマットレスがおすすめなのでしょうか?
寝心地の良さ
この素材の最高の部分は、体の形に合わせて積極的に形成し、熱や圧力にも反応するように作られていることです。
これにより、マットレスの表面が体圧を均等に分散し、一か所に体圧が集中することを防いでくれます。
形状はベッドから起き上がると元の形に戻ります。マットレスに身を任せて寝ていると、体がマショマロに包まれるような心地よさで、眠れない夜がなくなります。
低反発マットレスは寝心地のよさが特徴です。弾力性や復元力に富んでいて、体型や体重などの個人差に関わらず使うことができます。
通常の寝具だと体型や体重によっては大きく沈み込んでしまったりし、個人差に応じたマットレスを選ぶ必要が出てきます。
しかし低反発マットレスは体型、体重、果ては体温に合わせて適切な沈み込みをしてくれるため、様々な条件に適合します。
色々な人が使いやすいというのは最大のメリットの一つでしょう。仮に夫婦や子どもと一緒に寝ているとしても、共通して使用することができるからです。
フィット感がある
低反発マットレスの寝心地は比較的柔らかく、包み込まれるようなイメージがあります。
理想的な就寝中の姿勢というのは、仰向け寝の場合、自然に立っている時の脊椎のS字カーブが壊れずに寝た状態です。
低反発マットレスはこの寝姿勢を無理なく安定させてくれるため、自然な寝姿勢を保ちやすくなります。
フィット感がないマットレスを使用していると、不自然な姿勢になってしまいます。
寝ている最中に負担が掛かりやすい部位は腰や肩ですが、不自然な姿勢が続くことで腰付近の筋肉が硬直し圧迫され、起床時の痛みや不快感に繋がることもあります。
体圧分散性が高い
睡眠時に横になるとマットレスと触れる面積の多い、肩や腰部、お尻などの部位には負担が掛かりやすいです。
負担が掛かった状態が長く続くと、無意識にその状態をなくそうと寝返りを始めます。
もし寝返らない同じ姿勢のままだと、寝ている間にその部位の周辺筋肉が緊張してこわばってしまうからです。
筋肉が緊張すると疲労物質や睡眠時の痛みの原因物質が蓄積して、翌朝の痛みの原因となります。
睡眠の質を高めるためには特定の部位への負担の集中を避けることが重要になります。
それには適正な寝がえりを、無意識に、何の抵抗もなく自然に行えるのがベストです。
体圧分散性が良いマットレスを使えば、体圧を全身に散らすことで特定部位の負担を軽減し無駄な寝返りをしないでも済みます。
ということは、高品位な低反発マットレスは、無駄な体力を消耗しないのでより睡眠による回復力を高めるということにつながります。
痛みの軽減
日常の仕事やライフワークにより、体は休息を必要とするため、睡眠中は休息時にあります。
しかし、マットレスが体に睡眠と同等の快適さを与えないと、体の一部に痛みやその他のトラブルを感じ、日に日に悪化する可能性があります。
マットレスは痛みを和らげるために重要であり、これは低反発素材でよくわかります。
それは体の痛みを和らげる健康上の利点を提供するので、体の痛み、または痛くなるのを防ぎ癒してくれます。
したがってもし怪我をしていても、割と早く治すことができ、痛みはこのマットレスでよく治療され安らかな眠りが得られます。
寝返りの回数が減る
睡眠中の無意識にする寝返りはとても大切なものです。ひとは一晩でおよそ20-30回程度の寝返りを打つと言われています。
これは、同じ姿勢で眠り続けてしまうと、特定の部位に負担が掛かるためそれを回避する自主防衛的運動とも言えます。
寝返りを軽く十分に打てれば、就寝中の肩や腰への体圧が集中することもなく、痛みは起きづらいです。
血行も滞りなく行われるので肩や腕がしびれることはないでしょう。
しかし寝返りのしずらいマットレスで寝ると、回数が少なくなったり、寝返りがとっても負担になり寝疲れが生じることもあります。
低反発マットレスは体圧分散性が高く、寝返りが少なくても睡眠時の腰や肩の痛みが生じにくいことが特徴です。
温度管理
体温は確かに睡眠のパターンに大きく影響を与えています。低反発マットレスは、温度に敏感な素材を使用して設計および製造されています。
この素材により、マットレスは体の凹凸と体圧にうまく適応します。
そして体温になじむほど寝心地がよくなりふんわりと、体温が上がると柔らかくなり、睡眠中の快適さが増していきます。
しかし暑がりな方には、冷却機能を装備した低反発マットレスが必要になります。が、もちろんそれは可能です。
アレルギー対応
一部の方はアレルギーを持っており、使用されているマットレスの素材でこれらのアレルギーが発生することがあります。
したがって、安らかな眠りのためにマットレスの材料を選ぶ前に、注意する必要があります。
そのような場合、アレルギーを取り除くための最良の方法としてフォーム素材である低反発マットレスを考慮してみてはいかがでしょう。
環境衛生と安全に関する調査によると、マットレスの中には、その中の素材と環境のために、1 万から 1000 万個のほこりの粒子が含まれているものもあるそうです。
しかし、低反発マットレスなら、埃をマットレス内に有していないので、埃を吸引する心配はありません。
低反発素材には、素材繊維で構成されたポリウレタンフォームが含まれており、ほこりの粒子を寄せ付けず、アレルギーを防ぎます。
睡眠に支障がないように、アレルゲンからは十分離れて生活しましょう。
干渉が少ない
一緒に寝るカップルの場合マットレスは、パートナーの動きが伝わらないのが理想的です。
ベッドで寝ているときに片方が転がったり横になったりする癖があると、振動で睡眠が妨げられる可能性があります。
高品位な低反発マットレスは耐圧分散に優れるので、パートナーの眠りを妨げることが少ないです。
高品位な低反発マットレスは、標準的なボンネルコイルのマットレスよりはるかに賢明な選択肢であり、安らかに眠ることができます。
カップルでの煩わしさやトラブルが少なくなり、快適なベッドライフを送ることができます。
低反発マットレスのデメリット
熱
睡眠中の暖かい感じに不快感を持っているユーザーにとっては、熱だけが大きな問題です。
通気性が悪い低反発マットレスを使うと、汗と体の熱が発生し、余計に暑く感じます。
このような場合、冬の寒い時期には、居心地の良い夜になりますが、暑い夏には理想的なオプションではありません。
しかしこれもモノによります。テンピュールは高密度な素材を使用しているので、通気性はあまりよくありませんが、素材の構造が細胞に穴が空いているオープンセルですので、他の低反発マットレスに比べると空気の出入りのしやすさは、かなり改善されています。
粘着性
低反発素材は、寝ている人の形に合わせて変形する性質があるため、ベッドへの張り付きや沈み込みに不快感を訴えるケースがあります。
これは通常、体格が良く体重が重い人で顕著です。
しかしそのような方のために、彼らが使用して問題がないタイプのメモリーフォームがあります。
優れた高品位の低反発素材は、想像しているいる低反発素材よりもはるかに優れています。
まとめ
快適な満ち足りた睡眠は、心の安らぎ、ストレス、心痛を軽減し、新鮮で前向きな姿勢で朝を迎えることが出来ます。
睡眠は毎日7~8時間一生を費やすものです。睡眠が満ち足りていないと経年するにつれ、心身に異常をきたす場合があります。
良い睡眠は、健康的なライフスタイルを送るための最も必要な条件です。
高品位な低反発マットレスを使用すると、安らかに眠ることができ、目覚めたときに素晴らしい快適さを感じることができます。
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