ベッドのフレーム&底板とマットレスとの関係

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新しいマットレスを購入する時期だと判断した場合は、いろいろ検討するかと思います。

今まで使っていたものと同じようなタイプか、それとも全く違ったタイプがいいのか。

マットレスの性能や寝心地、硬さのレベル、価格帯、追加機能 (形状記憶フォーム層や抗アレルギー特性など)、厚さ、サイズ 、これらすべての要素が検討に値します。

しかし、多くの人が忘れがちな要素がもう 1 つあります。

それは、所有しているベッド フレームのタイプに適したマットレスを選択することです。

すのこベッドに最適なマットレスを検討する場合、ご自分が使用してる、すのこがどんなタイプであるは決定的な要素です。

それはすのこ板の隙間の広さや造作が、個々のベッドフレームによってかなり違うからです。

マットレスを選ぶとき、なぜベッドフレームが重要なのですか?

すのこベッド

すのこの構造の違い

ベッドフレームにはさまざまな種類があり、それぞれマットレスを支える床板の構造が異なります。

どのマットレスを選んでも、一定レベルの快適さとサポートを得られますが、床板の仕様によってはマットレスの性能を100%発揮できるわけではありません。

一部のマットレスでは、間違ったベッド フレーム(床板)で使用すると、最高のパフォーマンスが得られないことを意味しています。

時と場合によっては、間違った方法で使用し不具合が生じても、保証期間内であっても無効になることがあります。

このため、購入する前に、あなたが持っているすのこベッドに最適なマットレスの種類を調べることが重要です。

ベッドの床板構造について

木製すのこ

すのこベッド

いろいろなすのこの床板の仕様

すのこベッドの「すのこ」とは、ベッドの床板がすのこを使用したものを指します。

すのこは、太い木の角材(桟)に薄い木の板を、間隔を開けて直角に打ち付けたものです。

すのこは、お風呂場の床へ水切り目的で置くものや、押入れの収納物の通気性を確保し「カビ防止」のために使用します。

ベッドのすのこ構造は、そのベッドのタイプによっていろいろです。

すのこベッドはそう板張りの床板のベッドよりも、マットレスの周りの空気の流れを良くし、高温多湿の日本で使うにはもってこいの構造です。

すのこの構造については、隙間が広ければ通気性に優れますが強度は低くなり、マットレスのサポート性も低くなります。

あまりにも隙間が広いと、マットレスが部分的に落ち込むということになります。こうなるとマットレスのスプリング効果が減少します。

反対に厚い板で隙間が狭く作られたすのこの床板は頑丈で、どんなマットレスもしっかり支え、マットレス性能を十分に発揮させますが、通気性はやや低下します。

ベッドフレームのスノコ板の間隔が離れすぎていないことを確認する必要があります。

もしこの間隔が広すぎる(8cm以上)と、マットレスのサポート量が減少し、すのこ板が破損するリスクが高まる可能性があります。

間隔が広く薄いすのこ板を使用したものは、価格が抑えられているかもしれませんが、敷布団など耐圧分散しないマットレスを使用すると破損の可能性があります。

反対に耐荷重が500kgもあるようなすのこベッドは、敷布団はもとより、どんなに薄いウレタンマットレスをも使うことが出来ます。

ベッドフレームと底板の強度は、ベッドに示されている静止耐荷重によって知ることが出来ます。

耐荷重はその荷重までは耐えられるということです。

使う方の体重とマットレスや寝具の重さを足したものが、静止耐荷重より下回っていれば問題ありません。

しかしこの時の荷重はあくまでも普通に寝起きする時の荷重で、べッドの上で飛び跳ねたり、高い位置からベッドの上に飛び下りたりする衝撃荷重には注意が必要です。

ウッドスプリング

ウッドスプリング

ウッドスプリング

すのこは板と板の間をあけて通気性を確保した構造ですが、似たものにウッドスプリングがあります。

ウッドスプリングのスラットは、木材を重ねて作られていてとても頑丈です。

このスラットを湾曲させて設置してバネ効果を出します。

そしてスラットの間隔が開いていて、通気性を確保するところはすのこと同じ効果があります。

しかしどれだけ高性能なウッドスプリングベッドでも、マットレスとの相性が悪ければ意味がありません。

ウッドスプリングは体の部位によってバランス調整できますが、しかし問題は、誰も寝入る時と就寝中は体位が同じではないことです。

ですから私の個人的な感想ですが、部位によって細かくバランスを調整しても意味は殆どないと思っています。

ですからウッドスプリングといえども、マットレスの性能がものを言うということになります。

結論から先に言えば、ウッドスプリングはどんなマットレスでも使えます。が、とはいえ、寝たときに自然なS字カーブを描けるマットレスがベターです。

ある方はウッドスプリンにはコイルマットレスは向いていない、という方もいますが、あれはウッドスプリングが一般的に使われるヨーロッパで、コイルマットレスが使われていなのを見て言っているだけです。

あちらではラテックスマットレスやウレタンのハイブリッドマットレスが一般的です。

ヨーロッパで、かつて普通に使われていたコイルマットレスが使われなくなった大きな理由は、環境問題に端を発しています。

かつてヨーロッパでは、コイルマットレスを廃棄するのに破砕機を使っていましたが、コイルのためにすぐに壊れてしまうので、仕方なしに手作業で解体処分していました。

すると廃棄に膨大なコストがかかってしまうということで、条例でコイルマットレスを使わせないようにしたためです。

そしてコイルが電磁波の影響を受けて、人体に悪影響があると当時言われたのも、コイルマットレス廃絶運動に加担したためと思います。電磁波に関しては全く結論が出ていません。

アイアンベッドの場合

アイアンベッド

アイアンベッドの底メッシュ

もう一つこちらは材質が全く違いますが、アイアンベッドの底はメッシュ構造になっているものがとても多いです。

こちらの目的も軽量化と、すのこのように通気性を確保するための構造です。

こちらの構造はマットレスを選びます。布団のような耐圧分散をしない薄いマットはダメです。

もしこのような薄いマットレスを使用すると、メッシュ部分が間違いなく落ち込みます。

もしかしたら溶接部分が剥離するかもしれません。

このように軟弱な床面にマットレスを使う場合は、十分に耐圧分散するコイルマットレスや集めでしっかりした硬質ウレタンマットレスがおすすめです。

敷布団などをつかうと、間違いなく底のメッシュが陥没するでしょう。

まとめ

ベッドのフレームと底板構造は、マットレスをしっかり支えるものです。

あまりにも軟弱なふわふわしたフレームと底板では、マットレスの性能を十分に発揮できません。

つまり極端に言えば暖簾に腕押しの状態です。

マットレスがしっかり床板とフレームによって支えられてこそ、マットレス本来の性能を発揮することが出来ます。

マットレスと床板の関係は互いが深く関わってるのです。

-neruco-

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