ボンネルコイルマットレスvs. ポケットコイルマットレス

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ボンネルコイルとポケットコイルマットレス

ボンネルコイルとポケットコイルマットレスも構造

ボンネルコイルマットレスもポケットコイルマットレスも、通常、スプリングコアと上下の張り地層だけで構成されています。

マットレスの芯に挿入されたコイルが、寝ている人の体を支えます。

多くの場合「インナーコイルスプリング」と呼ばれる現代のスプリング マットレス コアは、スチールコイル スプリングで構成されています。

コイルの硬さはマットレスのサポートを決定する 1 つの要因です。

コイルは マンガンの含有量でAかBで示します。 Aが少なく、Bが多いので、Bの方が耐久性が高いということになります。

最後のCは、スプリングの強度を表しています。スプリングの引っ張り強度を示し、A・B・Cの3種類で、Aが弱くCが強いということになります。

 

 

ボンネルコイルVSポケットコイル

ボンネルコイルとポケットコイルの違い

ボンネルコイルマットレスの特徴

ボンネルコイルは、最も古いスプリング技術であり、最初に導入されたときは革新的でした。

ボンネルコイルは互いに結び付けられているため、マットレス全体に動きが感じられます。

かつては、ホテルではより重い使用に耐えることができるため、主にボンネルコイルマットレスを使用していましたが、今ではポケットコイルマットレスの採用が多くなっています。

ボンネルコイル マットレスでは、パートナーからの動きが伝わる可能性が高くなります。

ボンネルコイル マットレス システムは、最も伝統的なタイプのインナースプリング マットレスです。

ボンネルコイルは砂時計の形をしており(下部と上部が中央よりも広い)、金属のメッシュで相互接続されてコイルシステムを構成しています.

20 世紀以降の多くの伝統的なインナースコイル マットレスや、現在でもいくつかのエントリー レベルのモデルでは、ボンネルコイルを使用して耐久性とサポート力を確保しています。

このシステムは均一なサポートを提供するのに優れていますが、ボンネルコイル システムには圧力ポイントの悪さや不快感があるという不満もあります。

作り方

ボンネルコイル システムは、鋼を加熱し、ボンネル スプリングの形状に合わせて適切な寸法に曲げてから、複数のスプリングを相互接続することによって製造されます。

その後コイルは、フォーム、パックされた綿またはウールなどで包まれます。

ボンネルコイルマットレスの長所と短所

ボンネルコイルマットレスの長所

  • 弾力があり耐久性に優れている
  • 通気性に優れている
  • 価格が安い
弾力があり耐久性に優れている

ボンネルコイルマットレスは、弾力のある硬めの寝心地と、へたりにくい点が最大の長所です。

ボンネルコイルマットレスの中には、コイル状のスプリングがたくさん並び、コイル同士が複雑に連結されています。

そのため、マットレスのコイルスプリング全体で体重を支えれるのです。

通気性に優れている

ボンネルコイルの周囲には空間が空いているため、通気性は抜群です。

マットレス内は、寝汗などにより常に高い湿度にさらされています。

表生地やクッションなどが、湿気を長時間ため込むとカビやダニの発生原因となり、アレルギーなどで健康にも影響を及ぼします。

コイルは金属ワイヤー製のため、通気性が高ければスプリングコイルの寿命も長くなります。

これはマットレスを長持ちさせるうえでも有利な条件です。

価格が安い

ポケットコイルマットレスが、独立した複数のコイルスプリングを作るのに比べ、ボンネルコイルは、連結されたコイルスプリングを作る過程がシンプルです。

使用するワイヤーも短くて済むことから、価格が抑えられるのも、ボンネルコイルマットレスのメリットの1つです。

ボンネルコイルマットレスの短所

ボンネルコイルマットレスには長所がたくさんありますが、短所もあります。短所は以下の通りです。

  • 体圧分散しない
  • パートナーに振動が伝わりやすい
体圧分散しない

ボンネルコイルマットレスは、2人での使用には向きません。

「面で体を支える」という特徴は、 1人で使用する分には、良い寝心地に繋がります。

しかし、2人で使用する場合、お互いの体重を合計した力がスプリング全体を押し下げることとなります。

弾力を感じるより、硬い感触が全面に出てしまいます。

パートナーに振動が伝わりやすい

ボンネルコイルマットレスは、寝返りを打ったときの振動がダイレクトに伝わってくるので、一緒に眠る人の寝返りが気になりがちです。

途中で起こされてしまうので、睡眠が妨げられ、疲労感が抜けない人も…。

他にも、ボンネルコイルのスプリングが一カ所でも破損すると、全体に波及してしまう短所もあります。

ボンネルコイルマテリアル スコア

  • 総合スコア: 8.7/10
  • 快適性: 8.7/10
  • 柔らかさ: 8.4/10
  • 熱: 9.5/10
  • 低刺激性: 9.4/10
  • におい: 9.4/10
  • 環境への配慮: 8.7/10
  • 一般的なサポート性能: 8.9/10
  • 価格値: 8.4/10

ポケットコイルマットレスの特徴

ポケットコイルは個別に巻かれたコイル システムで、快適なフォームまたはその他の素材の下のマットレスに縫い付けられています。

相互接続された従来のインナーコイルシステムとは異なり、ポケットコイルは完全に独立しており、古いインナーコイル モデルよりもクッション性能と耐圧分散性に優れています。

ポケットコイルシステムの一般的なルールは、コイルの数が多いほど、サポートを提供しながら、マットレスの応答性と寝返りのしやすさが向上することです。

ほとんどのポケットコイルマットレスでは、形状記憶フォームまたはラテックス フォームの層がポケット スプリング の上にあるため、寝る人はフイット感とクッション性能の快適さの両方を得ることができます。

作り方

ポケット コイル システムは、高温の金属をコイル を焼き戻すことによって作成されます。

マットレスのグレードによっては、コイルの直径が多少異なります。

コイルは綿またはポリエステルのシースで個別に包まれ、マットレスに縫い付けられます。

ポケット コイルは個別に巻かれたコイル システムで、快適なフォームまたはその他の素材の下のマットレスに縫い付けられています。

相互接続された従来のインナーコイル システムとは異なり、ポケット スコイルは完全に独立しており、古いインナーコイル モデルよりもサポート性能と耐圧分性能が追加されています。

ポケットコイルシステムの一般的なルールは、コイルの数が多いほど、サポートを提供しながら、マットレスの応答性と寝返りのしやすさが向上することです。

ポケットコイルの長所と短所

ポケットコイルの長所は以下の通りです。

ポケットコイルの長所

  • 体圧分散性に優れる
  • 寝心地が良い
  • 横揺れしない
  • 通気性に優れる
体圧分散性に優れる

ポケットコイルマットレスは点で支えるので、腰部や肩などは適度に沈み、上手に体を支えてくれます。

サポート性能が高いので、立っている時のような自然体に近い脊椎のS字カーブを再現し保ってくれます。

体圧分散に優れ、理想的な寝姿勢を保つことで、腰への負担が軽減されるので、腰痛のある人も快適な寝心地が得られます。

寝心地が良い

ポケットコイルは適度に沈んで体を受け止めてくれるので、ふんわりとした寝心地を感じられます。

それぞれ独立したポケットコイルが体の形に沿って沈むので、無理のない自然な姿勢になるのも寝心地に大きく関わっています。

横揺れしない

ポケットコイルはそれぞれのコイルが独立しているため、コイル同士が揺れに連動しにくいため、寝返りなどでの横揺れがありません。

揺れで自分の睡眠を邪魔することがないだけでなく、パートナーがいる場合などは、寝返りなどの振動が伝わらないのでぐっすりい休みいただけます。

通気性に優れる

ポケットコイルマットレスは、ボンネルコイルマットレスのように中がコイルなので隙間があり通気性に優れます。

ボンネルコイルマットレスより劣りますが、それでも、他のハイブリッドマットレスや、ウレタンフォーム、ラテックスマットレスりより数段良いです。

通気性が悪いと、高温多湿の夏が巡る日本のような気候風土ではカビの発生につながります。

コイルマットレスならどれも通気性に優れるので安心です。

ポケットコイルの短所

ポケットコイルの短所は以下の通りです。

価格が高め

ポケットコイルベッドはボンネルコイルに比べてコイルの数も多く、それぞれが不織布に包まれているなど構造が複雑になため、価格設定が高めになります。

また、ポケットコイルは配列のタイプでも、並列タイプよりも交互配列タイプの方がコイルの数が多いためにより価格が上がってしまいます。

もちろんその分の恩恵は価格以上にあることは言うまでもありません。

ことになります。

ポケットコイルマテリアル スコア

  • 総合スコア: 9.8/10
  • 快適性: 9.8/10
  • 柔らかさ: 9.4/10
  • 熱: 9.8/10
  • 低刺激性: 9.8/10
  • におい: 9.8/10
  • 環境への配慮: 8.7/10
  • 一般的なサポート性能: 9.6/10
  • 価格値: 8.4/10

マットレスに使用される線材の表示例(ホテルベッドの場合)

ポケットコイルにはピアノ線が使用されています。各々の鋼線の表示は以下の通りです。

ポケットコイルスプリング

  • SWRS77B SWP-B と表示されます。
  • SWRS  → ピアノ線を表します。
  • 77   → 炭素の含有量0.77%を表します。多いと引張り強さが増します。硬さの設定に使い分けます。
  • B     → マンガンの含有量によってA種とB種が有り、含有量の多いB種がより高い耐ヘタリ性が有ります。
  • SWP-B → 一般バネ用、SWP-Aより高い耐ヘタリ性が有ります。

ボンネルコイルスプリング

  • SWRH62B SW-Bと表示されます。
  • SWRH → 硬鋼線を表します。
  • 62     → 炭素の含有量0.62%です。以下同上。
  • B    → マンガン含有量です。以下同上。
  • SW-B     → 炭素の含有量によってA,B,C種に分かれ0.62%はB種になります。

上記ではよく似た材料と使っているように見えますが、ピアノ線は、金属に有害なP(リン:0.025%下)S(黄:0.025%以下)Cu(銅:0.20%以下)などの不純物の濃度が基準が厳しく、また線材のキズは腐食試験の結果キズ深さが基準を超えてはならない、有害な脱炭層を認めてはならない等、ピアノ線にしかない基準が有ります。

品質の基準が異なるピアノ線は高級材と言えます。

上記の品質判定をすると、ホテルベッドのバネは、耐ヘタリ性を最も重視した設定になっているということがうかがえます。

硬鋼線の種類、用途の使い分け

硬鋼線については、規格上はSW-A、SW-B、SW-Cの三種類となりますが、炭素の含有量の違いによっても呼び分けられることがあります。

これら三種の違いと、線径の違いによって引張強度も変わります。

SW-BとSW-Cの二種は、主として静荷重用のバネ用を想定したものです。

線は細いものほど、強度が強くなり、硬鋼線で最も強いものでは、線の直径0.08mmのSW-Cで、2790から3140MPaの引張強度を持ちます。

通常の部品用等に使われている鋼材から比べると、破格の強さですが、あくまで静荷重用であり、動荷重用にはピアノ線が用いられます。

ちなみに、バネでいう静荷重とは、バネを用いた際にかかる荷重の変化がないものや、繰り返し荷重を変化させたとしても1000回以下のものについて言います。

要は、バネを引っ張ったり、押したりしている力が常に一定になっている場合のことです。

よりバネに負担がかかるのは動荷重であり、これは負荷が一定の力ではなく、変化していく為、動荷重用の鋼線であるピアノ線等の利用を検討することになります。

まとめ

ボンネルとポケットさらに言えば、連続コイルなどのコイルマットレスは、使われている鋼線の太さや品質によって硬さや反発力、フイット感、耐久性が違ってきます。なので上述したマットレスのコイルの表示を理解すると、選ぶ際の基準になるかと思います。

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