ミニマリストの寝室を実現するための10のヒント

江戸期の庶民の生活はミニマリストそのもの

私たちが長く同じ部屋で暮らしていると、だんだん増えてくるものがモノです。
現代はあらゆるモノが溢れている世界です。
お金さえあればどんなものでも手に入ります。

で、初めて住まったお部屋も、やがて時がたつにつれモノが溢れ、仕舞には足の踏み場も無くなってしまっている方も多かろうと思います。
押し入れやクロ-ゼットには、ここ数年、一度も手にしたことのないものがたくさん詰まっています。

まったく使わないものを、大事にに仕舞っておくことが如何に無駄なことか!

ところが江戸時代の江戸の庶民たちの長屋住まいなどをドラマなどで垣間見ると、あの時代は何と慎ましいのでしょうか。
あるのは鍋釜と寝具位です。衝立が一つあって畳んだ布団を隠しています。

ですから近所に火事があって非難するときは、布団と鍋釜を持って逃げればことは足ります。
江戸期の長屋住まいの庶民たちは、現代でいえばまさにミニマリストそのものではないでしょうか?

江戸時代 庶民の長屋の室内風景

さて現代のミニマリストです。

ミニマリストとはなに?

ミニマリストとは、衣食住について必要最小限の物で生活をするライフスタイルを実践している人のことをいいます。
「最小限の」という意味の「minimal(ミニマル)」から派生したもので、そのスタイルは2010年ごろに海外から発信されました。

ミニマリストのベッドルームは、すっきりとしたライン、控えめなカラーリング、シンプルな構成で定義できます。

家具でいっぱいの部屋には、淀んだ空気と、不必要なものに埋もれ、身動きが取れない狭き空間に退屈な時間が流れているだけです。
このような雑念とした室内を、 断捨離して必要最小限のモノで生活する。

きっとライフスタイルが180度激変するかもしれません。

物が少ないということは、部屋のすべてが、考えようによっては、その人にとってはゴージャスで、実用的である必要があることを意味します。
あるモノの全てが、私たちのライフスタイルに深く関わって存在します。

ミニマリストの装飾スキームは、居間から保育園やホームオフィスまで、家のすべての部屋で意味をなします。
しかし、聖域にふさわしい部屋ということであれば、それは寝室です。
暖かさやスタイルを犠牲にすることなく、モダンなミニマリズムを具現化し魅力的なベッドルームを構築することは、思えばだれでも実践できます。

ミニマルな寝室は地震に有効

またミニマルな寝室は、現代の日本では結構有効な住まい方です。
というのは、日本が現代、地震多発時期に入っているからです。

地震は発生する時を選びません。真夜中だって起こり得ます。
もし就寝中に大地震に遭遇したとすると、モノが溢れた寝室の危険度は計り知れないです。
必要最小限のもので暮らしていたなら、おそらく背の硬い家具は寝室から姿を消しているでしょう。
散乱する物も少ないですから、動き回っても安全ですし即行動が起こしやすいです。

ホテルの部屋

ホテルの寝室は見かけ上究極的にミニマルです。しかし究極的であるがゆえに長期に生活することが困難です。
わたしたちの持ち込んだ旅行かばんの中身が、数日のホテル暮らしを可能にしています。

幾らモノを無くすと言っても、必要最小限のものがないと生活は成り立ちません。
必要最小限のモノとは一体何でしょうか?
このホテルのミニマルを原型としても、ここに何を足せば生活として成り立つのでしょうか?

しかしその必要なものは、ライフスタイルや各々によって幾分違ってきます。自分にとって必要なもの、それはなにか?それを見極めることです。

ミニマルな寝室を作るために

モノが溢れた部屋からミニマルな部屋を目指す場合、先ず部屋に溢れたモノの処分から始めます。
しかしこれをいざ実行するということになると、いかに困難であるかを実感するでしょう。

沢山のモノの山を見つめ、思いがいっぱいになって、仕分けする手が止まります。

モノを処分するか否かは次の基準を設けてみます。

ミニマリストになる上で重要なポイント

  • ミニマリストの基本は断捨離
  • 収納しているモノをすべて出し、必要・不要の仕分け
  • 一回の断捨離でミニマリストを目指さない
  • 自分の生活で必要なものを考える
  • 部屋の中に溢れるていたモノを出来るだけ収納する

ミニマリストの基本は断捨離

ミニマリストの基本は物を処分する事から始まります。
ミニマリストは、そもそも自分が「不要だと感じている物は持たない」という価値観がその基本です。
しかし、それは、大切にしている物まで洗いざらい捨ててしまったり、充実した生活ができなくなるほど物を減らしたりしているわけではありません。

断捨離にはさまざまな効果がありますが、特に大きな効果は「自分の価値観を見つめ直せる」ことです。
流行っていたから、誰かに勧められたから、などの理由で手に入れた物には、実はそれほど思い入れがないという場合も少なくありません。
断捨離を続けることによって、自分にとって本当に価値のある物とそうでない物の仕分けができるようになります。

また、断捨離を意識した生活ができるようになると、本当に自分に必要な物だけを選定し購入するようになるので無駄遣いを抑える事ができます。
さらに、自分が管理できる範囲の物だけを身の回りに置いて生活するため探し物が減り、時間と心に余裕が持てるようになります。

収納しているものをすべて出し、必要・不要の仕分け

これは一大作業です。
引っ張り出してみると、あまりの多さに卒倒寸前になるでしょう。
ここで大切なことが仕分けということになります。
不用品は迷わず捨てるか、フリマで売ってしまいましょう!

一回の断捨離でミニマリストを目指さない

断捨離を始めると、いかに物を処分することが難しいか、に直面することになります。
これは思い出があるとか、買った時は高かった、もしかしたらまだ使うかもしれない‥…
いろいろな思いがこみ上げてきて、仕分け作業の手が止まってしまいます。

確かに捨ててしまってから「残しておけば良かった」と後悔するケースも少なくはありません。
捨てようか迷った時には、一旦保留にし、日をあらためて判断してみるのも一つの方法です。
それぞれ「捨てる物の箱」と「残す物の箱」を作り、しばらくは保管しておき、いつまでに仕分けるのか期限を決めて、後日結論を出すようにします。

自分の生活で必要なものを考える

必要なものは個人個人によって異なるでしょう。
その中から本当に必要かどうかを考え続けます。
そうしているうちに良いアイディアが浮かんできます。そうするまでじっと考え続けます。
もう亡くなってしまいましたが、日本のトップイラストレターであり、セツモードセミナーを主宰してた、長沢セツ先生は、食事を、一つのお皿と一つのフライパンで作って食べていたことがあった、と語ったことがあります。
卵焼きが食べたかったら卵焼きを作って食べる。つぎにお肉が食べたかったらお肉を焼く、そして最後にご飯だけ食べるというかなりの変則ではありますが。
これはとても極端な例でしょうが、セツ先生にとって必要だったものは、小さな炊飯器とフライパン一つ、お茶碗一式程度だったということになります。

部屋の中に溢れるていた物を出来るだけ収納する

処分してものが大分少なくなりましたか?
出来れば半分、欲を言えば三分の二は処分して仕舞えれば大成功です!
そうすると、今まで部屋に溢れていた物がほとんど無くなるはずです。
チェストや机だって不要になるかもしれません。
床が現れてロボットクリーナーが自由に動き回れる空間ができたでしょうか?

クローゼットは綺麗に整頓され、どこに何があるのかが一目瞭然に収納できましたでしょうか?

ミニマリストの寝室を実現するための10のヒント

ミニマリストの寝室

個人的なスタイルと美的好みはさておき、ミニマリズムが居心地の良い部屋であることは確かです。
そしてこの傾向は、精神医学的にみても有効な手段です。
雑然とした家はストレスレベルの上昇と気分の落ち込みに関連があるそうです。

つまり、ミニマルで心地よいインテリアには人生を変える魔法が本当にあります。
それらの寝室は今日の疲れを癒し、明日への活力を生み出します。明らかにそうです。
寝室は活力を回復し、リラックスし、そして熟考するためのオアシス、ミニマリズムはそこで特に影響を与える可能性があります。

ミニマリズムはただガランとしたインテリアではありません。
そこにあるものは大切で、存在感があり、意義があるものでなくてはなりません。

ミニマルな寝室を作る、または少なくともミニマルな部屋を望んでいる場合、それはおそらく最もシンプルなデザインの1つであり、それに伴う多くの利点が見つかります。
何をするにしても、見栄えが良く機能的な寝室を作るには、まず徹底的な整理を行い、不要なものをすべて取り除く必要があります。
寝室でミニマリズムを実践したいなら、最初のそして最も重要なことはスペースについて考えることです。床面をできうる限り塞がないことです。

1.がらくたを取り除く

ガラクタなんか一切ない!という方は結構多いです。
あるものは全て大切なもの…
しかしもしミニマリストを目指すなら、その考えは逆行する考え方です。
真剣に、ガラクタを見つけることから始めましょう!

寝室の持ち物を注意深く調べ、まずこの数年で何度使ったかを想い浮かべると、本当に必要かどうかを見分けられるでしょう。
数年触りもしなかったものは即処分の対象です。
これは、写真、ランダムな壁掛け、収集品などにも当てはまります。
これらはミニマリストにとって寝室の残骸以外何物でもないからです。

2.ミニマリズムとは、冷たくて味気ない空間を作ることではない

ミニマリズムとは、純粋でシンプルな佇まいの構築です。
小物の選択を吟味し、ワードローブを検証し、実際には余分なものを削減します。
それはあなたのライフスタイル、ひいてはあなたの人生を単純化することです。

しかし、完璧なミニマリストの寝室を望んで、すべての持ち物を取り除くことによって、暖かさや居心地のよさを犠牲にするべきではありません。
寝室は今日の疲れを癒し、明日への活力を生み出すための大切な場所、人生の最も重要な部屋の1つであり、刑務所の独房ではありません。

3.シンプルなベッドフレームを選ぶ

ミニマリストの感触に合った適切なベッドフレームは、今後のベッドライフに革命をもたらすものでなくてはなりません。

ベッドは本質的に寝室の主役であるため、完璧なミニマリストのベッドフレームは、部屋全体の雰囲気に合った造形とトーンを選びます。
アイアン製のベッドフレームは比較的お求めやすくミニマリストベッドに最適です。
もっとも木製の中にも、シンプルでエレガントなつくりはいくらでもあります。ヘッドレスベッドやシンプルなフラットヘッドボードのベッドは主張し過ぎないので候補に挙がります。

4.ニュートラルカラーの寝具

中和された色調、柔らかいベージュ、クリーミーな白、または淡いグレーは、寝室で真のミニマリストの雰囲気を実現するための入門カラーです。
なぜなら、どんな寝室に用いても失敗が少ないからです。
衝突するビビッドなトーンが多すぎると、求めている静かで落ち着いた雰囲気が得られません。
さらに、寝室をニュートラルなカラーでまとめることで、後でアクセントカラーのスプラッシュを追加することができます。

5.ベースカラーをニュートラルカラーにする

インテリアカラーコーディネートの配色は、役割別に3つあり、それぞれに、ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーと呼びます。

各々の比率をベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5%の割合にすると、美しい配色に仕上げることができます。

お部屋の中で70%を占めるベースカラーが、ニュートラルな配色であることを確認してください。極端な色の衝突は折角のミニマルな部屋を台無しにするだけです。

6.できれば自然光を取り入れます

ミニマリストの寝室の照明は、それ自体がほとんどアクセサリーです。
家具の数が可能な限り少ない部屋では、照明が大きな違いを生む可能性があります。
オプションがある場合は、カーテンを片付けてレースのシェードに替えて、寝室に自然光を取り入れます。
これにより、部屋がより開放的でモダンになり、全体的にナチュラルなイメージになります。

7.愛するアートを飾る

幾らアートが好きと言っても、壁の隅々まで写真や絵画で覆う考えは、ミニマリストの理想や美学ではありません。
ミニアートコレクションを作成した場合でも、単に作成したい場合でも、心から大切にし、寝室に入るたびに見て楽しむことができるただ1つのアートワークを選択します。
壁に何かを掛けて、雰囲気を台無しにしないレイアウトが必要です。
ミニマリストの寝室のベッドが部屋全体の主役として機能するのと同じように、その上にぶら下がっているものも同様です。

8.観葉植物を導入する

ミニマリストの寝室に配置された植物は、楽しくシンプルで素朴なタッチがお勧めです。
これは、統一された部屋にポップな色を追加するのに最適な方法です。
植物がアートワークを混雑させないように注意します。
お手入れが簡単なモダンな観葉植物には、ゴムノキ、ベンジャミン、モンステラ・ポトス・シュロチクなどが良いでしょう。

9.シンプルなドレッサーとチェスト

ミニマリストシックな寝室のドレッサーは、ゴテゴテムードのゴージャスなものはいりません。
不釣り合いで不格好なだけです。
シンプルなドレッサーを手に入れることで、寝室をできるだけすっきりと見せることができます。
これができない場合は、ドレッサーをベッドからできるだけ離してみます。
ベッドの周りのスペースを空けてすっきりシンプルに装います。

10.慎重に選んだ記念品、写真、本については1つの棚を使用する

棚を1つ選び、それに固執します!あっちこちに点在させてはなりません。
傍に置いて、何時も視覚で触れていたい記念品や特定の感傷的なアイテムを、ミニマリズムへの探求のためにあきらめる必要はありません。
しかし、それらが雑念と置かれることは、折角の寝室の雰囲気を台無しにしてしまいます。
一か所にセンス良く飾りましょう。

まとめ

今日はミニマルな寝室の実現のためのさわりを検証してみました。
本格的なミニマリストを目指すなら、相当な意識改革が必要です。
今はモノが溢れる時代、お金さえあればどんどん購入できてしまう環境です。
本当に必要なものは何か?を、じっくり時をかけて、先ず意識改革から初めて見ましょう。

-neruco-

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