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ソファベッドについて
ソファベッドとは、その形状を変えることによって、ソファそしてベッドの1台2役の機能を持ったベッドまたはソファをいいます。
日本におけるソファベッドの歴史は、意外に思うかもしれませんが、フランスベッドから始まっています。
フランスベッドの黎明期、元々は車両シートの製造工場として創業していた双葉製作所が、1956年に寝具事業に参入し、背もたれを倒してソファと兼用できるベッドを開発し発売しました。
この商品が爆発的ヒットとなり、この商品名だった「フランスベッド」が社名になり今日に至っています。
ソファベッドの使い方や目的はさまざまですが、小さなお部屋で日中はソファとして、夜はベッドとして利用する、省スペース化のための家具としての使い方が一般的でしょう。
あるいは、セカンドベッドとしてリビングやお部屋に置いたり、オフィスでソファや疲れたときの仮眠スペースとして利用したりすることも行われています。
さらに、ベッドまたはソファ以外にもカウチの形状にもなるソファベットもあり、リビングに1台おけば、足を伸ばして寄りかかり、テレビを見たり本を読んだりで使うこともできます。
サイズもシングルからセミダブル、ダブルサイズまであり、必要とお好みで選ぶことが出来ます。
造りも簡易的なものから、どっしりして本物のソファと見紛うばかりの高級品まで幅広く展開しています。
ソファからベッドへ切り替える方法は、背もたれをリクライニングするタイプ、座面を引き出して使うタイプ、折りたたみできるパイプ、セパレートタイプなどがあります。
ソファベットのメリット
ソファベッドのメリットは、なんといってもソファとベッドが一台二役になっている点です。
ソファとベッドが1台分のスペースで使用できる上に、お値段もベッドとソファを1台ずつ買うよりも安めに設定されています。
なのでワンルームなどを多目的に使うにはもってこいのソリューションです。
朝が来たらベッドを切り替えソファにすると、寝室からリビングに早変わりします。
ソファベットのデメリット
ソファベッドはソファとベッドの両使いをするために、ソファとしてもベッドとしても中途半端です。
一味足らない感じです。そして安価なソファベッドは、すぐ壊れたり経たったりします。
しかし、ベッドメーカーが作るソファベッドは割としっかり作られていて、寝心地、座り心地や耐久性を兼ね備えたソファベットも多く販売されています。
そのようなものは価格も高く、そういう意味では、ソファベッドであっても品質や性能は価格に反映しているとも言えます。
ソファベッドは、ベッドとしても使うため、もしかしたら寝汗などの臭いなどが染みつく心配があります。
なので、そんなことがないように、ベッドとして利用する際には、ソファベッドの上にマットレスや布団を敷いて利用することをお勧めします。
ソファベッド購入前に知っておきたいこと
基本的なソファベッドの種類
ソファーからベッドへの切り替え方法がいくつかあり、それがソファーベッドの種類の違いになります。
代表的なソファーベッドのタイプは以下の通りです。
- リクライニング式タイプ
- スライド式タイプ
- 折りたたみタイプ
- セパレートタイプ
リクライニング式タイプ
もっともオーソドックスで長椅子の形状をしています。
ソファとして使う時は、背もたれが何段階かのリクライングが出来るので、時に応じて快適な姿勢が作れます。
ベッドへの切り替えは最大に倒した段階がベッドです。
このタイプの欠点は、背もたれの可動域が必要になるのでベッドを壁にピッタリくっつけて設置できません。
背もたれと座面にはコイルスプリングが使われていて、かなりクッション性があります。
しかし背もたれと座面に折り目があるので、寝たときにそれが気になる場合があります。
敷布団やマットレストッパーを敷いて寝るとかなり解消します。
またその方が、ベッドへの汗の浸透などを防ぐことが出来るのでお勧めです。
スライド式タイプ
スライド式タイプはやはり長椅子タイプが多く座面を引き出してベッドに切り替えます。
マットレスはソファとして使っているものを広げて使います。
こちらのマットレスはウレタン系が多く、クッション性やサポート性はさほど良くありません。耐久性もリクライニング式より劣ります。
折りたたみタイプ
このタイプはウレタン系が多く、パタパタと広げるとベッドになります。
マットレスは硬めで折り目がわかりにくく寝心地も悪くありません。
このソファべッドもベッドパッドやシーツを使って使えば綺麗に保てるでしょう。耐久性にやや難があり型崩れなどが発生します。
セパレートタイプ
2人掛けソファとスツールがセットになったセパレートタイプは、カウチソファー、コーナーソファなどスタイル自由自在です。
ソファー・ベッドタ以外にも、スツールを移動させて席数を増やしたり、一人の時は足置きに使ったりと状況に応じて様々な使い方ができる点がメリットです。
また、三人掛け等の大きなサイズであれば、3~4人ほどの家族にもピッタリはまります。
デメリットはベッドとして使用した時に、どうしても段差や切れ目ができるので、多少の寝づらさを感じます
寝心地のいいソファベッドの選び方
ソファベッドは確かに、普通のベッドと比べると寝心地がやや劣ります。
しかし、部屋を多目的に使うというなら、ソファベッドは便利な選択です。
そうなるとどうしても、寝心地が出来るだけ良いソファベッドを選びたいですね。
それではどのようなタイプのソファベッドが寝心地が良いのでしょうか?以下で検証します。
ソファベッドは 構造によって寝心地に大きな差が出ます。
寝心地の良さを重視するのなら、座面構造に注目しましょう。
ソファベッドの種類によって座面構造は異なりますが、ウレタンやスプリングが支えるような構造が一般的です。
通常のベッドの寝心地に近付けたい場合は、コイルスプリングもしくはポケットコイルが使われているものを選びましょう。
ウレタンの場合は、安定性を確保したいので、できるだけ硬めで密度の高いウレタンを選ぶことです。その方が耐久性も高いです。
また、ソファベッドをベッドとして使う時、マットレストッパーを使用しましょう。
マットレストッパーとは、マットレスの上にのせ、寝心地を改善するために使うサポート寝具です。
厚みは、4cmから9cm程度で、ベッドサイズに合わせて販売されています。
オーバーレイマットレス、マットレスパッド、オーバーレイタイプなどとも呼ばれています。
マットレストッパーを使うことで、期待できることは、以下の通りです。
- ソフアーベッドのマットレスの保護
- マットレスが硬すぎる場合の改善
- マットレスがやわらかすぎる場合の改善
- 寝姿勢の改善
- 睡眠の質の改善
- 古くなってしまったマットレスの寝心地の改善
- マットレスの耐久性を上げる
マットレストッパーは、ソファベッドにあるギャップを修正し寝心地を著しく改善します。
ソファベッドに最も相性が良いトッパーと言えるかもしれません。
高品質のソファベッドを見分けるためのヒント
しっかりしたウッドフレーム
ソファベッドに限らず、ベッドのしっかり感はフレーム構造にあります。
できるだけ部材が太く、がっしりしたものが望ましいです。
ファブリックに包まれたものは、その辺が見た目だけでは確かめられないので、カタログや仕様書での確認が必要です。
そして耐久性や品質は価格に反映していますから、あまりにも安価なものは割り切って購入する必要があります。
切り替えが単純なもの
良いソファベッドのメカニズムは、きしんだり引っかかったりすることなく、数回のスムーズな動きで切り替えられます。
切り替えにくく力が必要なものは、それだけで使いにくく、切り替えをせずに固定した使い方になる可能性が高いです。
簡単に切り替えが出来、その時に抵抗感や異音が出ないものを選びましょう。
メカニズムの滑らかな動き
シーツや毛布がひっかかったり破れたりしないように、ソファベッドのメカニズムのすべての部分が滑らかなエッジである必要があります。
リクライニング式ではスムースに稼働し、異音の発生がないことを確かめます。もし故障してもすぐに直すことが出来ません。
保証がない場合には相当の費用が掛かってしまいます。
そういう意味ではスライド式のほうが故障の心配が少ないです。
マットレスの品質をチェックする
高品質のマットレスは、ぐっすりとお休みいただけ、肩、腰、腰を快適にサポートします。
しかし厚いマットレスが必ずしも良いとは限りません。より薄く、より良い構造のものは、より良いサポートを提供するかもしれません。
ソファベッドを就寝用に使用する場合は、ギャップを調整して 快適な寝心地になる、マットレストッパーを使用することも検討しましょう。
テストする
ソファベッドを購入する前に、テストすることをお勧めします。開いたり閉じたりして、感触を確かめてください。
しっかり設計されたものは操作が簡単で、開くのに力を入れなくてもいいはずです。
開いて横になって、マットレスの感触を確認しましょう。
サイズ確認
ソファベッドを購入する前に、 必ずサイズを確認しましょう。
完全に開いたときの測定値を確認することを怠らないことです。
完全に展開すると、ベッドと同じかそれ以上のスペースが必要になる場合があります。
まとめ
ソファベッドはワンルームなどを多目的に使うにはとても優れたソリューションです。
部屋が複数あったり、広かったりすれば、ソファやベッドを別々に持った方が、座り心地や寝心地、切り替える手間が省けて快適に使えます。
しかしどうしてもソファベッドを選ぶしかないときには、ソファとしての役割またはベッドとしての寝心地のどちらを優先するのか、あらかじめ決めて選ぶとよいでしょう。
ソファとしてのデザインや坐り心地を優先すると、ベッドとしての性能がよくなかったりします。
それは、ソファとしての設計とベッドとしての性能を両立させる事は大変難しいからです。
また、ベッドとして利用する際にはマットレストッパーを使うと寝心地がかなり改善します。
しかしソファベッドは切り替えが面倒で、結局はベッドのまま使っているという方も結構おられるようです。
それなら最初からベッドを購入した方が寝心地が良いです。
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