湿気に強く人に優しい桐すのこベッドの特徴と、お勧め!桐すのこベッド7選

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床板に桐材を使ったすのこベッド

床板に桐材を使ったすのこベッド

昔から桐は高級箪笥の代名詞として知られています。

桐は湿気や火気に強く防虫効果があり、大切な着物や、美術工芸品を保管する箪笥や箱などに利用されています。

ベッドにも天然木桐が沢山使用されています。

桐はとても軽く、虫を寄せ付けず、湿気にも強いためベッドの素材として最適な材料です。

ベッドの多くは、底板をすのこ仕様にして用いれられています。その床板に桐材が多く使われています。

オール桐材を使ったベッドも、少ないですがリリースされています。

そこで此処では、ベッドのすのこに多く使われている桐材について深堀してみましょう。

桐の大木

桐の大木、美しい紫の花が咲きます。

桐は、日本の気候風土にあった木材で、昔から様々な家具に利用されてきました。

岩手県の南部桐、福島県の会津桐などが有名ですが、もともとの原産地は中国と言われています。

昔から桐のタンスは有名です。

会津では娘を嫁に出す時タンスを持たせるため、娘が生まれると桐を植えたというエピソートが伝えられています。

桐は生育が割と早いので、そのようなことを言われたようです。

およそ20年ほどでタンス材になるまで成長するのですから、まさに人間と同じなんですね。

近年、国内での生産量は減少し、国産の桐材は超高級品となっていて、タンスを作るとなると200万円以上もします。

故に今は桐製の家具のほとんどが輸入された桐を使用しています。ベッドに使われている桐も同様です。

桐箪笥

こちらの工芸桐箪笥は一棹(さお)500万円以上しています。

桐(きり)とは

学名(英名):Paulownia tomentosa

以前ではゴマノハグサ科。現在ではシソ目のキリ科という事になっています。

分布

原産地は中国中部、または韓国の鬱陵島(ウルルン島)とも言われているが実ははっきりとは分かっていません。

国内では特に東北地方、関東北部、新潟県などに植栽され、木材利用されている他、大分・宮崎県境の山岳地帯に自生地があります。

海外では中国、台湾、米国、ブラジル、パラグアイ、アルゼンチン、オーストラリア等で植林されて輸出や自国用に利用されています。

特徴

落葉広葉樹で、木材としては気乾比重0.19~0.40と極めて軽軟で加工しやすい材料です。

しっかり乾燥させていれば湿度などの変化にも狂いが少なく、この事が家具(特に箪笥)づくりに積極的に使用されてきました。

芯材と辺材の色の違いはさほど無く、淡褐色で若干辺材が淡い程度となっています。

成長が早く、苗木から家具が作れるほどの成木になるまで15~20年であることから、よく知られるエピソードで、娘が生まれると桐を植え、嫁入り道具として箪笥を拵えるということが伝わっています。

桐もそのたの木材と同じように、産地が寒い地域ほど目が詰まって木目がはっきりと美しいと言われています。

国内生産量はピーク時(昭和34年頃)の2%まで落ちているものの、桐箪笥を伝統工法で製造するメーカーはまだまだ健在であり、全国各地で高級桐箪笥が作られています。

桐の主要産地

日本

日本の桐は高級な箪笥として利用されます。ベッドにはほとんど用いられません。

それはコストが掛かり過ぎるからです。ともあれ高級桐箪笥の産地としては以下の通りです。

南部桐

南部桐は基本的に岩手県産の桐がそう呼ばれています。

特徴として、木目が太くアクが少なく、乾燥すると銀白色の光沢が出ることで知られています。

また、はっきり綺麗な筍模様の木目があり、下駄の材料として古くから使われていたそうです。

江戸後期には下駄の需要が大変多かったため、久慈港から深川木場まで出荷されていた記録があり、明治45年頃の木場では山形・秋田・福島産の桐も「南部桐」として扱われていたようです。

会津桐

福島県の西部(越後山脈と奥羽山脈に挟まれた地域)に位置する会津ですが、そこで育った全てが「会津桐」として扱われているわけではありません。

細かく、はっきりとした木目で仕上げると美しく艶が出る良材こそが会津桐として扱われています。

最も高級とされるのは山間部にある三島町で、ここから半径10キロ程度の限られた地域でとれる材が「会津桐」に分類されています。

会津桐の歴史は古く、江戸時代に藩主・保科正之によって桐の植林政策が出されたことが、その始まりといわれています。

その後現在に至るまで、熱心に研究や植林が行われ継承されてきました。

備後桐

岡山と広島の県境付近一帯の桐が備後桐です。

古くから一大家具産地として有名な府中家具がありますが、この一連の発展の中で桐は他の家具用材と比べ独特な特徴を持つため、備後の桐は主に府中で桐箪笥となり、福山では琴、松永では下駄の製造に多く使われてきました。

その他

他に新潟県、茨城県に植林されていて、現在でもその近辺では桐箪笥がつくられています。

国外

中国を筆頭に台湾やアメリカ、ブラジル、パラグアイなどからも輸入されていますが、やはり中国産が飛びぬけて多いです。

大切な桐の乾燥

桐の乾燥は3年

桐は伐採してから3年間自然乾燥させます。

桐の丸太は、製材の瞬間に、その使用部材を決定して、その時に厚みも決定します。

この即決によって、丸太を十分に生かすことができます。適材適所の仕分けが、ここで、まず最初に行われます。

桐の家具を造るには、桐板の乾燥が大切な工程です。

乾燥期間は、約3年間かかります。

梅雨時を三回潜らせ、これにより樹液やアク分を抜き取ります。

すべて天然乾燥で行います。なので桐材は高価になります。

桐のメリット

  • とても軽いことです
  • 熱伝導率が低いです
  • 虫を寄せ付けない
  • 湿気に強い

とても軽いことです

木材の中では一番軽い木が桐です。

力のない女性でも組み立てや移動が楽です。

熱伝導率が低いです

熱伝導率が低いというのは、要するに熱が伝わりづらいということです。

昔から火事のときに桐タンスは黒焦げになったが、中の着物は無事だったという話が語り継がれています。

外側が炭化しても中間で熱が伝わりづらいからです。

金庫の内部を桐材を使うのは、熱伝導率が低いためもしもの時に内部を守るためと湿気結露を防ぐためです。

高級美術品を治める箱もこのような理由で用いれられています。

熱が伝わりづらいということは、冬は冷たくならず、夏は熱くならないということなので桐材は人に優しい木材なのです。

虫を寄せ付けない

また桐材はタンニンを多く含むため防虫効果もあります。

タンスや掛け軸など高級美術品の箱に用いられるのはそのためです。

桐材はお布団やマットレスが接触するベッドのすのこには適した木材なのです。

湿気に強い

湿度が高くなると膨張して湿気の侵入を防ぎ、乾燥すると収縮して通気性を良くします。

吸湿性が高いため、衣類の保管には最適とされる木材ですから昔から和タンスや洋服ダンスに利用されてきました。

桐は自然の調湿機能をもっているので結露をしません。触ってもサラサラし接触するものに優しい木材なのです。

ベッドの底板に用いた場合、マットレスやお布団に湿気がこもりません。

桐のデメリット

  • 時と共に黒ずんで見栄えが悪くなる
  • 表面に傷が付きやすい

時と共に黒ずんで見栄えが悪くなる

これは何も桐に限ったことではありませんが、桐は特に色白で柔らかいため汚れが沁みついてしまいます。

桐が防虫や食害を防ぐのはタンニンの働きがあるからで、タンニンには空気に触れていると黒ずんでしまうという性質もあります。

また、古い桐箪笥などを見ると分かるように、表面が平らだったものも時間と共に夏目(木目の柔らかい部分)の風化、乾燥が著しく、表面がでこぼこになってしまうことが見栄えに影響してきます。

ただしそれも経年変化であり、そこが味わいととらえることもできると思います。

表面に傷が付きやすい

傷が付きやすいくらい非常に柔らかいからこそ一方で、空気を多く含むため、熱伝導率を下げ、断熱・耐熱効果を高くできると言う見方ができます。

他の木材に比べて着火点・発火点共に上回っています。(杉の発火点250°に対して桐は400度以上)

また、少し爪がすれただけでも傷が残るくらい柔らかいですが、これは決して強度が低い、と言うわけではありませんし、柔軟さがあるので少し傷が付いたとしても水分と熱を加える事で比較的簡単に傷表面が膨張し塞がります。

もし気になるようでしたら、濡らしたウエスをあててアイロンをあてると復元します。

ベッドに桐材を用いる方法

ベッドに桐材を用いる方法は幾つかあります。

一番多いのが、無垢材無塗装で用いる方法です。またそれに塗装を施す場合もあります。

そして突板にして使う場合もあります。

こちらは芯材に合板やパーチクルボードを用いるので強度が増す効果があります。

桐の家具(箪笥)のお手入れ方法

乾拭きをする

日常のお手入れは、表面の柾目を柔らかい布で、木目に沿って乾拭きします。

その際、家具用ワックスや濡れ雑巾、化学雑巾は使用してはなりません。シミの原因となります。

年月が経つと、桐たんすの一部が黒く変色する場合があります。これは、桐材の部分的特長です。

桐の家具、コレだけはやってはいけない事

濡れたタオルや手でさわらない

桐の家具に塗装がある場合も、塗装は完全な防水処理でないので水拭きは厳禁です。

桐材は呼吸するために、塗装は水性塗装です。なので濡れたタオル等で拭くと、塗装が落ち、さらに酷い状態になる場合があります。

強くこすらない

桐の家具に、汚れが付いてしまった場合に、まずやってしまう事として「強く擦ってしまう」場合があります。

桐の家具の表面の塗装は、簡単に説明すると、粘土状の土(砥の粉(とのこ))を水で溶いたものが塗ってありますので、強くこすると色が落ちてしまい 、ますます目立ってしまう恐れがありますので、絶対に強くこすらないで下さい。

引き手を強く引っ張らない

湿気が多い梅雨時期や、湿気の多い部屋に桐たんすを置いておきますと、外気の湿気を桐たんすが吸って大きくなります。

そうしますと、引き出しが開きにくくなります。場合によっては、まったく開かない事がありますが、そのような場合に ムリに力を入れて引き出さないことです。金具が破損します。

お勧め!桐すのこベッド7選

  • 桐すのこベッド ロータイプ 完成品 四分割式 天然桐
  • 天然木桐 ダークブラウン ローベッド 北欧風
  • 天然木桐ベッド 棚付き 宮付き コンセント付き
  • 天然木桐ベッド 棚付き フロアベッド スマホスタンド付き
  • 折り畳み桐すのこベッド 床面高35cm
  • 日本製 国産 コンセント付き 照明付き 桐 スノコ
  • 天然木 桐、 細すのこ 布団使用可 棚付き

桐すのこベッド ロータイプ 完成品 四分割式 天然桐

桐すのこベッド ロータイプ 完成品 四分割式 天然桐

-neruco- オリジナル!ロータイプの桐すのこベッドです。

縦に四分割された状態で届き、梱包から出して並べるだけですぐ使える、組立要らずで完成品の桐すのこベッドです。

原材料には天然の桐材を100%使用。天然桐ならではの調湿、耐熱効果で季節を問わず快適な睡眠が期待できます。

使わないときはお届け時と同様に分割して重ねておけるため場所を取らず、省スペースです。

天然木桐 ダークブラウン ローベッド 北欧風

天然木桐 ダークブラウン ローベッド 北欧風

やさしい風合いの天然木突板を使用したローベッド「ステイシー」

桐天然木を使用した木目の暖かみあるステージベッドです。
シンプルで飽きの来ない北欧風のデザインにコンパクトで省スペースなフォルム。

天井を高く、空間にゆとりを持たせるロータイプのベッドで、お部屋を広々と感じることができます。

天然木桐ベッド 棚付き 宮付き コンセント付き

天然木桐ベッド 棚付き 宮付き コンセント付き

桐天然木を使用した木目の暖かみあるステージベッドです。

シンプルで飽きの来ない北欧風のデザインにコンパクトで省スペースなフォルム。

空間にゆとりをもたせたロータイプのベッドで、お部屋を広々と感じることができます。

ヘッド部には1口スライドコンセントが1つ(Dサイズのみ左右に1つずつ)と、お部屋をほんのり照らせる照明が1灯(Dサイズのみ左右に1灯ずつ)付いています。

また、両サイドにブックシェルフがついているので、読みかけの本や小物を収納できます。

マットレスのワンサイズ上のフレームをお使いいただくことで、マットレス横ステージ部分に小物や雑貨を置くことのできる宮としてお使いいただくことが出来ます。

天然木桐ベッド 棚付き フロアベッド スマホスタンド付き

天然木桐ベッド 棚付き フロアベッド スマホスタンド付き

桐天然木を使用した木目の暖かみあるステージベッドです。

シンプルで飽きの来ない北欧風のデザインにコンパクトで省スペースなフォルム。

天井を高く、空間にゆとりを持たせるロータイプのベッドで、お部屋を広々と感じることができます。

マットレスのワンサイズ上のフレームをお使いいただくことで、マットレス横のステージ部分を読み終わった雑誌やスマートフォン、タブレットを置いておくことのできる宮としてお使いいただくことが出来ます。

3本のフレーム部分(脚部)がしっかりと床板を支え、安定感を生み出します。

カラーはナチュラルとダークブラウンの2色からお選びいただけます。

折り畳み桐すのこベッド 床面高35cm

折り畳み桐すのこベッド 床面高35cm

-neruco- オリジナルの折りたたみすのこベッドです。

調湿効果にも優れた桐材のスノコ床板で通気性抜群!オールシーズン快適な眠りが期待できます。

ヘッドには便利な棚付き。棚にはホコリが入りにくいスライドコンセントが2口とUSBポートが備わっており、スマホ等の充電もバッチリ!

使わないときは折りたたんでおけるため、省スペースです。

※本ページは床面高ハイタイプ、シングルサイズのベッドと厚さ11cm専用ポケットコイルマットレスとのセット販売ページです。

日本製  コンセント付き 照明付き 桐 スノコ

圧迫感の無い広々とした寝室に。布団でもご利用いただけ、湿気を効率良く逃がす事のできる、すのこ仕様のローベッドです。

スリムなヘッドボードにはブックシェルフやコンセント、更に上部だけでなく足元もほんのり照らせる照明付き。

シンプルながらも多機能で、フレームは純国産。ホルムアルデヒド発散の少ないF☆☆☆☆建材を使用した、安心安全のフロアベッドです。

天然木 、桐・ 細すのこ 布団使用可 棚付き

 

天然木 、桐・ 細すのこ 布団使用可 棚付き

すのこ床板を細くし、板の間隔を狭くすることで耐久性・通気性はそのままに、デメリットのゴツゴツとした角当たり感を軽減、布団での寝心地がアップしました。

もちろんマットレスでも快適にお使いいただけます。

小物が置けて携帯の充電にも使える2口コンセント付きの便利な2段の宮棚付きです。

まとめ

桐材は昔から箪笥などに持ち入れられてきた素材です。桐材の特徴が箪笥に最も適した素材だからです。

軽くて、湿気を調節してくれて、防虫効果もあり、ベッドの素材としても素晴らしい特徴を備えています。

ベッドに関しては主に、底板に使われるのが一般的ですが、布団やマットレスにも優しいので選ぶ価値は充分にあります。

-neruco-

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