すのこベッドは、高温多湿の夏が巡る日本で使うには最適なベッドです。

メリットだらけのすのこベッド

ベッドの底板の仕様は「すのこ」「総板」「穴空きパネル」などがあります。
また「底板」を「床板」「敷板」などと呼ぶことも多いです。

この底板を「すのこ状」に、板と板に隙間を設けて通気性を良くしたしたベッドをすのこベッドと呼んでいます。
なぜすのこ状にするかというと、湿気の問題があるからです。

日本の気候は、高温多湿の夏が巡るため、ベッドも通気性が悪いとカビの問題が発生します。
よく押し入れにすのこを用いるのも、通気性を確保してカビの発生を防ぐためです。

ベッドをすのこにすると、底板が割れるんじゃない?なんて、心配をされる方がいますが、確かにすのこ板の仕様が薄かったり、使う板の枚数が少なかったりするとその心配があるでしょう。
でも、その心配はマットレスを載せるとかなり軽減します。

普通に寝るには何の心配もありません。

耐荷重500KGのすのこベッド

ただし、マットレスを載せないで、すのこ板の支えがない場所に直に乗ることは厳禁です。
この場合悪くすると破損します。

また、ベッドの上で飛び跳ねたりすることも、このような薄いすのこの底板の場合は厳禁です。

ようは、すのこベッドのすのこにも、様々な形状、仕様があるということです。

また、すのこベッドの中には、耐荷重500kgを達成している頑丈なものもあります。
体格の良い方や、腕白な子どさんのいらっしゃるご家庭では、静止耐荷重が大きなベッドをお求めください。

すのこの材質と特徴

すのこベッド

  • 檜(ヒノキ)
  • 桐(キリ)
  • 杉(スギ)
  • パイン材

・檜(ヒノキ)

ヒノキには吸放湿効果はもちろん、水に強く、消臭脱臭効果、ヒノキの香りによるリラックス効果、
抗菌防虫効果など様々なメリットがあります。
ヒノキは時がたつほど硬く丈夫になる素材です。それゆえたとえ中古でも総ヒノキ建の住宅は珍重されます。
ヒノキで作られたすのこベッドであれば、アレルギーなどがある人も安心して使用できます。

・桐(キリ)

通販で売られているベッドにも多く使われている素材です。
桐は、昔からタンスなど家具の木材としてよく使用されています。
組織のなかに空気孔を持つため、断熱効果が高く結露もしません。
桐は呼吸をしています。湿度が高くなると膨張し湿気の侵入を防ぎ、乾燥すると収縮して通気性を良くします。
木材の中で最も軽く、狂いが少ない木材で、吸放湿にも優れている「すのこベッド」に最適な材質です。

・杉(スギ)

こちらも木材で家具として頻繁に活用されている木材です。
木目がまっすぐで、空気を多く含むため断熱性に優れた杉は、住宅用建築材として広く用いられてきました。
すのこに適した吸放湿効果があり、杉は成長が早いため流通量が多く低価格で購入しやすい材質です。

・パイン材

パインは日本名松のことです。
パイン材の特徴は木の香りでリラックス効果があります。
材質も柔らかいのが特徴です。
桐やヒノキと比較すると安価に手に入れることが出来ます。

すのこベッドのメリット

ハンモッグはすのこベッドより涼しい?

  • 通気性が良くカビが生えにくい
  • すのこの素材によってはリラクゼーション効果が期待できる
  • 夏涼しくすごせる

・通気性が良くカビが生えにくい

すのこベッドの最大のメリットは通気性の良さです。
前記したように、日本は高温多湿の夏が必ず巡ってくる気候風土です。
つまり湿気がとても多いのです。よく、欧州車の電気系統が弱いといわれるのもそのためです。
欧州は湿気が少ないため、欧州車の電気系統に使用している絶縁体が日本のものとは違い湿気に耐えられないためです。

ですから、すのこベッドは日本で使うには最適な仕様なのです。
ベッドの下からの通気性があるので、マットレスを使っても、お布団を使っても湿気が軽減され、何時でもサラサラな気持ちよい睡眠を得られます。

また、人は、一番にコップ一杯以上もの汗を発散させているとも言われています。
滴るような汗の人は少ないですが、汗をかいていないと思っても寝汗は出ています。
ですから、畳に布団を敷いて寝てる方は度々布団干しをする必要があります。

ところが、通気性が良いすのこベッドなら、マットレスや敷布団の下からは常に新鮮な空気が供給されているので、
汗による湿気空気中に蒸散してしまいます。それゆえ、布団干しに精を出さなくてもカビの心配は激減します。

・すのこの素材によってはリラクゼーション効果が期待できる

すのこを、天然木であるヒノキや杉、パイン材を選べばリラクゼーション効果が期待できるのもいいですね。
みなさまも経験あると思いますが、森を歩くと実に気持ちの良いものです。この気持ちの良さは俗に森林浴と言われるほどです。

では、森林浴をすると落ち着くのはなぜでしょうか?
それは、植物が出す「フィトンチッド」という物質のおかげなんです。
フィトンチッドは、人間の身体の健康にもよいことが科学的に解明されており、血圧の低下や脈拍の乱れの減少、 ストレスホルモンの減少などをもたらすといわれています。
天然木のすのこベッドを使うということは、ストレスを解消するのに効果的な最良のリラクゼーションなのです。

ですから、長い間すのこベッドを使っていて、すのこが痛んだり、リラクゼーション効果を求めたりですのこだけを特注する方もいます。
ご自分の寝ている下から「フィトンチッド」が香り出て、なんて考えると、すのこベッドはほんとに贅沢なベッドになります。

・夏涼しくすごせる

昔の日本家屋は、夏を涼しくするようにできています。冬対策ではなく夏対策です。
屋根は昔風ならかやぶきです。障子が多く使われていますし、基礎は石だけで周りは囲われていません。
これにより、暑い夏を涼しく過ごす古からの知恵が詰まって今のですね。

ところが近代、西洋化とともに住宅も高気密になっています。
これはエアコンの発達が大きいでしょう。室温や湿度をコントロールできるようになったからでしょうね。

でも寝ているときのエアコンは身体に悪い影響を及ぼします。
今では「冷房病」なんて呼ばれて、体の変調に悩む方も多く、対策も研究されています。

寝るときにも冷房の点けっぱなしは良くありませんね。これは経験値で誰でも知っていることです。
涼しく寝るにはやっぱりすのこベッドです。
すのこベッドは湿気がこもらない構造になっているため、夏場は涼しく就寝することができます。

普通のマットレスだと、どうしても熱がこもってしまい、寝苦しくなります。
布団を敷かずに、すのこの上にイ草の薄ゴザなどを敷いて、そのままの状態で横になっても良いですし、硬すぎる場合はベッドパッドや布団で調節できます。
寝汗による湿っぽさも、風の通りが良いのですっきり乾いて快適に眠ることができます。

すのこベッドのデメリット

・通気性が良くて寒い(かも)

夏に涼しいの反対で、すのこの通気性の良さは湿度の高い梅雨の時期や夏場は大きなメリットとなりますが、冬には一転してデメリットとなるかもしれません。
というのも、冬場には布団の下から常に冷たい空気が供給されることになるからです。
けれどこれは大きなデメリットにはならないでしょうね。

というのは、通気性が良いといっても、外からの風のように吹きさらすということではありません。
あくまでも室内でもことなんです。住宅事情が高気密と大きく変わっている現代、もしかしたら冬でも湿気の夜カビの心配があります。

すのこベッドはこちら

まとめ

すのこベッドも総底板のベッドと強度に大きな違いはなく、意外と寝心地や硬さは気になりません。
高温多湿な夏を、カビの心配もなく、快適に寝るためには、もはや欠かせないアイテムといってもよいくらいです。

すのこで隙間があるため、総板張り底板のベッドよりは若干寒く感じるなどと無理やり言えば言えないこともないでしょうが、少なくとも私的には30年も「すのこベッド」使っていて不足はありません。

むしろベッドにカビが生えたなんて言うアクシデントにも、一度として遭遇していないので、ほんとうにすのこベッドの良さを感じます。

毎日使うマットレスや布団を清潔に使うためにも「すのこベッド」は、いま日本で使うには最も合っているベッドと云えます。

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