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DIYでパレットベッドを作ってみよう
ちょっした道具と制作場所があれば、DIYでパレットベッドを作ってみるのも楽しいですね。
パレットとは倉庫や物流でモノを乗せるアレです。
興味がある方は是非、中古パレットを手に入れて挑戦してみましょう。
中古パレットを使用することは、パレットベッドを安く作るだけではありません。
パレットは案外早く処分されてしまうので、その廃棄されるべきパレットの再利用としては大変意義があります。
これらのDIYパレットベッドにはもう1つの利点があります。
とても見栄えが良いことです。
パレットで作られたものはすべて、現在のデザイントレンドで新鮮且つインパクトがあります。
そしてパレットの構造自体が頑丈で、さらに通気性に優れるため、ベッドのフレームの素材としてはこの上ないものです。
パレットについて
パレットには様々な形状のものがあります。
種類は、荷台タイプの平(ひら)パレット、ボックスパレット、ポスト(ラック)パレット、シートパレット等があります。
ここでベッドに使用するパレットは、木製の平(ひら)パレットになります。
平(ひら)パレットには木製と樹脂製があります。が、ベッドには木製を使用します。
木製パレットの木の種類は、 国内材のカラ松等(針葉樹)、輸入材のマツやツガ(針葉樹)、南洋系の混合材(広葉樹)等が利用されています。
木材の利点として、他の素材と比較し価格が安く、比較的積荷がすべらない、補修が簡単であることがあげられます。
パレットのサイズ・寸法の規格
日本のパレットは1970年、1100×1100×144mm のT11型パレットがJISの「一貫輸送用平パレット」に規格化されました。
中古パレットを手に入れる方法
近所の営業倉庫などで手に入れる
中古パレットを手に入れる方法は、いくつかありますが、一番良いのがタダで貰う事。
近所にトラックが出入りしている倉庫でもあれば、運送屋さんが置いて行ったパレットが増えて処分に困っているところがあります。
実は私の経験です。
若い頃ある物流倉庫で働いていた時、運送屋さんが荷物をパレットの乗せて運んでくる。それをフォークリフトで降ろします。そして、荷だけ降ろして、パレットを持って帰るってことをしない運送屋さんが実に多いんですね。
何故かというと、運送屋さんは荷主のところへ帰らない場合が往々にしてあるからです。
それは、例えば、どこの運送会社や個人運送も、東京の得意先から大阪へ荷を運ぶとします。ところが、帰りは空荷で東京へ帰るわけにはいきませんから、東京行きの荷を探します。
その荷主と通常取引でもやっていれば、何日かすればまた、荷を運ぶことになるのでパレットを戻すことも可能です。
しかし帰り荷の場合、大体が一回こっきりなんです。つまりトラックにパレットを積んでちゃ邪魔になるだけなんです。
そういう訳で時々増えたパレットを処分してました。お金を掛けてゴミとして。
今考えると中古パレットやさんに引き取ってもらえばよかったんですが、その頃はそのようなご商売あったんでしょうか?私の場合その多くをゴミとして処分ということになりました。
そのような営業倉庫棟でパレットがあれば、安く売ってくれればそれでもいいですね。実物を目の前にして選べますから。
とにかくパレットが積んである会社があったら尋ねてみましょう。聞くはタダです。
通販で買う
どうしても手に入らなかったら、通販で買いましょう。
今やネットを潜ると中古パレットがいっぱい売られています。そこから買いましょう。
中古がお嫌でしたら新品でも手に入れることはできます。新品ならば綺麗ですから、ベッドを作る段になって、ひと手間減らすことが出来ます。
ベッドに最も安全なパレットを選択する方法
リサイクルパレットを入手するとき、それらを見て、きれいに見え、マーキングがないかどうかを確認します。
たとえば、パレットに「MB」の文字が表示されている場合は、危険な化学物質を輸送したため、パレットを家に入れたくないので避けてください。
国際パレットを手に入れたら、それらのIPPCロゴを探してください。これは、安全に使用できることを意味します。
IPPCエンブレム
IPPCのロゴが付いたパレットを見ると、その木材が国際植物防疫ガイドラインを使用して処理されており、海外旅行や輸送に安全であることを示しています。
パレットは、昆虫、種子、菌類が属していない場所や国に運ばれるのを防ぎ、侵入を防ぐように処理されています。
しかし、これは必ずしもIPPCパレットがすべての場合に安全に使用できることを意味するわけではありません。
多くの場合、侵入種の国際的な輸送や持ち込みを防ぐために、さらに厳しい化学処理を受けている可能性があります。
したがって、決定を下すのに役立つこれらのさらなるマークを探してください。
- 熱処理(HT)
- 皮をむいた(DB)
- 窯乾燥(KD)
- 臭化メチル(MB)
熱処理、蒸気処理、または窯乾燥されたパレットが最も安全です。
色付きのパレットは避けます。
一部の塗料は安全ですが、安全でない燻蒸/塗装プロセスを経たパレットを寝室には避けたいです。
一般的に、避けたいパレットは次のとおりです。
- 臭化メチル(MB)パレット
- EURパレット
これらは古いヨーロッパのパレットであり、燻蒸された可能性があります。
色付きパレット、特に赤または青のパレット。
これらのパレットはパレットレンタルプールに属しており、燻蒸されている可能性があります。
その他には以下のものがあります。
- 湿気や摩耗/破れの兆候が見られるパレットは避けます。
- 押したときに木材が曲がらるようなものがダメです。
- パレットの外観と感触が乾いていて清潔であることを確認します。
- 板と板の隙間が広すぎる、板が割れている、またはひびが入っている、などのパレットは避けます。
近所の倉庫や工場で無料のパレットを入手する前に、よく吟味して、適切なパレットを選びます。
パレットベッドを作る時に必要な作業用ツール
- 電動サンダー・紙やすりや磨く道具。
- ノコギリ、ジグソーなど
- ハンマー
- 電動ドリル/ドライバー。
- ワッシャーとナットが付いた一握りのボルト。
- 一握りのネジと止め金具など。
- 木工用ボンド。
- 保護具(ゴーグルと手袋)
- 掃除機。
- ウッドラッカー(塗装する場合)
物事が乱雑になるので、ベッドを作るための場所が必要です。
新鮮な空気も必要になるので、裏庭、通気の良い空のガレージ、または家の近くのワークショップを利用します。
部屋にベッドを組む場合は、床を段ボールまたは再生プラスチックシートで覆います。
ベッドの下に、タイルカーペット、ニードルパンチなどを敷くことも床の養生になります。
ベッドを作る手順
次にベッドを作る手順について説明します。
1.どのようなベッドを作るか計画を立てます。
ベッドを作るにあたり、どのようなベッドにするか計画します。
マットレス一杯一杯なベッドにするのか、それとも、マットレスより一回り大きくステージタイプにするとか、ヘッドボード、あるいは重ねて高くするとか、サイドテーブルも揃えるとかいろいろ検討します。
2.簡単な図面を描く
上記で計画した通り、寸法を入れた仕上がり予想図を書きます。
これがあると無いでは、ものすごく違います。進行時間も短縮できます。
3.パレットが大きければカットします。
パレットの寸法を決めるとき、大きいものは切断しなければなりません。このときジグソーがあれば楽です。
カットしたら使う部分の始末をします。
この時一度ばらして、組み立てる手順が生じる場合があります。
4.サンダー掛けをします。
サンダー掛けはしっかり丁寧に行います。上面ばかりでなく板と板の間の角もきっちり丁寧に研磨します。
釘やビスが出ていないか確認します。釘やビスの頭は板面より凹んでいいなければなりません。
バリやささくれがあるとケガをしたり、マットレスやリネンを傷つけてしまいます。
電動のサンダーを掃除機で吸いながらかけると埃が立たないです。
5.並べる‥‥止めて完成
一度並べて異常が無かったら動かないようにパレット同士を連結金具で止めます。
塗装する場合は、連結の前に塗装します。
このほかにやりたいことがあったら付け加えてください。
ヘッドボードやサイドテーブル、電飾など付け加えると更に満足度が上がります。
まとめ
パレットベッドが最近とても人気があります。そのためパレットベッドとしてのジャンルが確立しています。
面倒臭い方は完成品で販売されているそれらを購入するのも良いでしょう。
パレットベッドは、接合部を外してばらせば、いくつかに分かれるので運搬も楽です。
DIYが得意なら、パレットベッドは簡単に作れるので是非挑戦してみましょう。作る喜びが加わるので、満足度が高いベッドにきっとなります。
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