マットレスがもたらす悪影響と快適なマットレスの選び方

不適合マットレスを使った影響

寝た気がしない、身体の節々が痛いなどの場合、寝相が悪くいびきをかく配偶者のせいであると思うかもしれません。
あるいは、午後のコーヒーやグラスワインと夕食のせいであるかもしれません。

それらが原因であるかもしれませんが、本当の睡眠不良の原因は、自分の腰や背中にあるかもしれません。

マットレスが原因の場合、注意を払う必要のある兆候がいくつか見つかります。

それらは、マットレスを見ただけで確認できるものもあれば、感じることしかできないものもあります。
悪いマットレスの警告サインについて知ることは、最良の睡眠への近道です。

もし寝た気がしない、身体の節々が痛いとうの原因がパートナーのせいではなくマットレスであったなら、 新しいマットレスにアップグレードする時が来ているもしれません。

悪い睡眠の兆候

疲れて頻繁に目を覚ます

8時間もの睡眠をとった後でも、全然寝た気がしない。
これは非常に一般的な現象であり、私たちの誰もが良い眠りが欲しいと思う瞬間です。

この現象は、8時間寝たのかは問題ではないようです。

もし合っていない悪いベッド(マットレス)で寝ている場合、体は、エネルギーを蓄える睡眠に至っていない可能性があります。
当然のことながら、理想的とは言えない睡眠の質を引き起こす可能性は、他にもたくさんあるので、マットレスをその主原因にする前に、悪い睡眠の全てについて検証する必要があります。

食事

特定の食品(通常は濃厚、脂っこい、重い、または辛い)は、胃のむかつき、過剰なガス、消化器系の問題を引き起こす可能性があります。
寝る前の食べ過ぎや、消化の悪いものを大量に食すことは、すべて夜間の睡眠に悪い影響を与える可能性があります。
少なくとも寝る3時間前からは何も胃に入れない方が賢明です。

運動

運動とその欠如は、睡眠サイクルに悪影響を及ぼします。
適度な毎日の運動は夜間の休息に役立ちますが、就寝直前の集中的な運動はかえって神経を過度に刺激し、眠りを妨げる可能性があります。

就寝前の行動

運動以外にも、就寝前に避けるべき過度に刺激的な活動がたくさんあります。
過剰な青色光への曝露、1日の遅いカフェイン、夕方のアルコールなどです。

睡眠の質を低下させる睡眠障害もいくつかあり、見逃してはなりません。
ただし、これらのいずれも問題がないと思われる場合は、マットレスを確認する場面かもしれません。

夜通し寝返ったり、向きを変えたり、眠りに付けないことは、体が快適な睡眠姿勢を探していることを示している可能性が大きいです。
居心地が悪く、サポート性がない、硬すぎるあるいは柔らかすぎるマットレスは、自分に合ったものに交換する必要があります。

ストレス

前項に掲げた原因を精査し、最善の努力にもかかわらず、数週間に渡って眠りにつくことが難しいと感じるときは要注意です。
眠るのに常に1時間以上必要な場合は、ストレスの原因があるかもしれません。

ストレスは自分でも無自覚の場合が多いので厄介です。
胃潰瘍は強いストレスに遭うと数時間で発症するそうです。

わたくし事ですが、若い頃胃が痛くて病院で見て貰ったら胃潰瘍でした。
医師が言うには「ストレスが原因」というので、自分では意識が無かったので「ストレスなんてありません」と言ったら、ストレスは自覚できないもののほうが多いと言われたことを思い出します。
これは医師にとっても処方箋が難しいようです。
不眠が習慣化すると薬に頼ることになりますが、薬は副作用が必ず起き、新たな疾病につながるので本当は避けたい事象です。

アレルギー

くしゃみをしたり、頻繁に鼻をかんだり、目のかゆみに悩まされている場合は、花粉のような空気中のアレルゲンが原因の可能性が強いです。
アレルギーは、アレルゲンによって引き起こされます。

外から入ってくるものの代表が花粉です。しかしそれ以外にもダニなども原因の一つです。
これらの微細な生き物は、ソファやマットレスなどの暖かく湿った場所に潜り込むのが大好きで、皮膚の発疹、喉のかゆみ、後鼻漏を引き起こす可能性があります。

これを防ぐには寝室の湿度管理と空調と清潔さが必要になります。
もしマットレスにダニは発生したなら駆除が厄介です。
マットレスは分厚いため表面を駆除しても生き延びるダニがマットレスの中に潜んでいるからです。

駆除手段は、大きなビニール袋に入れて布団乾燥機で加熱すると良いですがそれを実行するのは結構大変な作業になります。
一度布団乾燥機にかけるだけではダニを完全に駆除しきれないため、2~3日連続して行うとよいでしょう。

10年以上同じマットレス

マットレスの寿命は使い方にもよりますが、だんだん劣化し、10年程で入れ替えるのが理想とされています。
しかしこれは多分に使う方の体格と使い方によって、ある人のものは7年で品質が低下し始めるかもしれません。

マットレスプロテクターを使用することは、ベッドの寿命を延ばすための効果的な方法ですが、アップグレードしてから数十年が経過している場合は、よりサポート力のあるマットレスと交換する時期かもしれません。

マットレスを長持ちさせる方法

マットレスの品質の変化をできるだけ遅らせるには、養生、点検、清掃が大切です。
以下にそれを記します

  • 定期的にマットレス、ベッドパッド等をを掃除する
  • マットレスパッドまたはプロテクターを必ず使用する
  • 3か月ごとにマットレスのローテーションを行う
  • ベッド上での飲み食いを制限する

睡眠不足の影響

良質な睡眠は私たちの全体的な健康と幸福の不可欠な要素です。
極端に睡眠の質が乏しい場合、始め小さな障害だった体調が徐々に悪化し、はるかに大きな障害に発展する可能性があります。

体に合わない悪いマットレスは、夜中に幾度も眼が覚めたり、眠れないためしきりに寝返りを打ったり、向きを変えたりする手に負えない夜を過ごすことになります。
その場合、身体に作用する痛み、鼻づまりだけでなく、だるいなどより多くの不協和音が生じる可能性があります。

睡眠不足に関して注意すべきいくつかの長期的な影響は次のとおりです。

睡眠障害が引き起こす疾病

心臓の健康

もし今使っているマットレスに大きな不具合がある場合、病院に掛かる費用が発生するかもしれません。
2011年のヨーロピアンハートレビュージャーナルによると、冠状動脈性心臓病を発症する可能性は、毎晩十分な睡眠をとる人よりも、睡眠不足が続く人の方が48%高くなる可能性があると報告されています。
満ち足りない睡眠は、かくもわたしたちの健康に悪い影響を及ぼします。

また、逆に、高血圧と冠状動脈疾患があると、睡眠不足に発展してしまいます。
健康な体が良き睡眠に誘導し、不健康な体が睡眠不足を引き起こす典型的な逆作用です。

低性欲

性欲が以前のものではないことに気づいたなら、質の高い睡眠の欠如が問題の根本にあるかもしれません。
特に男性は、マットレスによって十分な睡眠がとれない状態が続くと、性欲減退を引き起こす可能性が高くなります。

記憶喪失

日常生活の詳細を思い出すのに苦労している場合でも、過去の情報を思い出すのに苦労している場合でも、悪いマットレスが短期および長期の記憶に悪影響を及ぼしている可能性があります。
より良い睡眠は、脳の処理と情報の伝達を助け、記憶を思い出すのに役立ちます。
マットレスが質の高い睡眠を妨げているなら、それは翌日の優れない気分以上に身体に悪影響を及ぼしているかもしれません。

睡眠不足のその他の潜在的な長期的影響

  • 集中力の低下
  • 体重の増加
  • 糖尿病のリスクを高める
  • 免疫力の低下
  • うつ病と不安
  • 調整とバランスの低下
  • 慢性肺疾患

長い一日を過ごした後の心身にとって、回復的なレム睡眠サイクルほど良いものはありません。
高品質でサポート力のあるマットレスを使うことで、一生に関わる健康と充実したライススタイル形成に大きな利益をもたらすことに繋がります。

理想的なマットレス選びのために

ベッドの寝心地を決めるのはマットレスです。
良い寝心地は快適な睡眠を得るための大切な要素になります。
そして快適な睡眠は、今日の疲れを癒し明日への活力を生み出すための大切なものです。
一年365日、一生にわたって続けられるものですからマットレス選びは慎重にしたいものです。

自分にあうマットレスは体重・体格によって変わる!

理想的な寝姿勢

適度な硬さを選ぶ

理想的な寝姿勢がとれるマットレス

理想的な寝姿勢は、立っている時の姿勢でそのまま横になった状態です。
特に首・腰など身体の凹んでいる部分をちゃんと支え、仰向けで寝たときの背骨のS字を保ってくれるスプリングを選択することで、肩こり・腰痛の予防になります。
現在肩こり・腰痛に悩まされている方は、マットレスを見直すことで症状の改善を期待できるかもしれません

硬すぎるマットレスを使用した場合

硬すぎるマットレス

硬すぎるマットレスを使用していると、マットレスに触れている部分が体重で圧迫されるため、血行不良が起こります。
すると身体が無意識に寝返り回数を増やします。
血行を促進させるためにです。

なので、寝返り回数が多くなり、朝起きたときの疲労感や不眠の原因になるのです。
また、マットレスが硬すぎると仰向けになったときに腰が浮いてしまい、肩と腰に大きな負担がかかります。
横向きでは過多に耐圧が集中します。
これにより、腰痛や肩こりが起こりやすくなるのです。

柔らかすぎるマットレスを使用した場合

柔らかすぎるマットレス

マットレスが柔らかすぎると、スムーズに寝返りがうてません。
必要以上に身体がマットレスに沈み込み、不自然な姿勢になってしまうので、かえって腰や背骨に負担がかかるのです。
寝返りをするときに支点となる部位が沈み込んでいるため、反発力が使えないため必要以上の力が要ります。
なのでやはり起きたときに疲れが取れなく、身体のあちこちに少なからず支障が出ます。

コイルマットレスの特徴

ポケットコイル

現在主流のスプリング。小さく柔らかい独立したコイルが身体を支えます。
柔らかい為身体への反発も少ない。小さい為たくさんのコイルを配置することができ体重を分散して支えることができる。
一つ一つが独立している為、コイルが身体の凹凸に沿い寝姿勢を理想的なものに近づけることができる。

コイルの針金の太さ

線径は1~2mm程度 細いほど柔らかい

体重が軽く体格が小さい方は線径の細いコイルを、体重が重く体格の大きい方は線径の太いコイルを選択してください。
身体の大きな方が柔らかいコイルを選択すると大きく沈み込みすぎてしまいますし、身体の小さな方が固いコイルを選択すると
コイルの反発が大きくうまく身体のラインにそってくれません。

コイルの数

500~1500個程度 多いほど体重を分散して支えてくれる。

スプリングの配列

交互配列

蜂の巣のように隙間無くコイルが配置されている配列。
より身体のラインに沿い体重を分散して支えてくれる

平行配列

縦横にコイルが配置されている配列。
交互配列に比べコイル数が少なくなるので体重分散の面では交互配列に劣るが、より安価で提供されている場合が多い

ボンネルコイル

大きく硬めのコイルが相互に連結して身体を支えます。
硬めのため反発が強いので相互に連結し身体の出っ張っている部分に負担がかからないようになっている。
その分全体がゆるやかに凹み身体を支えるため、身体の凹んでいる部分を支えるという機能は期待できない。
一つ一つのコイルが大きいためコイルの数は少なくなる。

低反発マットレス

身体を預けた際に身体の凹凸に沿うように緩やかに凹み身体を包みこんでくれる。
身体との接地面が多く体重分散にも優れ介護用などにも用いられる。

素材の特性上夏はやわらかく、冬は硬くなる。また通気性が悪いことと高価であることがデメリットとして考えられる。
海外ではスプリングの集積であるマットレスが家電から発せられる電磁波を寄せ集めその上で眠ると血流が滞るという考え方もあり

(実証はされていない)ウッドスプリングを備えたベッドの上に低反発のマットレスを使用するというケースも存在する。

マットレスの寿命

マットレスの寿命はだいたい5~10年程度です。
コイルという構造上へたりはどうしても出てきてしまいます。

通常お店で案内されるマットレス寿命は2~3月に一度マットレスのローテーション(表裏前後左右の入れ替え)を行う前提でのものです。
ちゃんとこのローテーションを行いマットレスを長持ちさせても、10年も経てばライフスタイルの変化と共にベッド買い替えを検討するかたが多いです。
どのような使い方をしても、マットレスの寿命は物理的にも精神衛生的にも長くて10年ぐらいです

ベッドを使うメリット

マットレスと敷ふとんの違いは、マットレスは中にスプリングがあることです。

スプリングは体重を分散して支えることで、身体の一箇所に体重がかかることを防いでくれます
身体の出ている部分(お尻や肩や頭やふくらはぎなど)に体重がかかると、血流が滞り肩こりなどの原因になります。
スプリングコイルが耐圧分散を助けてくれるため、布団よりマットレスのほうが身体にもたらす影響は大きいです。

ベッドはホコリを吸う量が少ない

ハウスダストの細かいものは、空気中に漂い、やがて床に降り積もります。
それは私たちが歩く時や、着替え、あるいは布団を敷く等により風圧で舞い上がります。

それが一番濃いのが床上30cm程と言われています。

部屋を暗くしてサーチライトのように懐中電灯を照らすと、ホコリが舞っているのが確認できます。
ベッドは床上30㎝以上で呼吸することになるので、ホコリを吸う量が劇的に減少します。

ベッドでやってはいけないこと

すのこベッドの上に敷ふとんをしいて使用する。

隙間が広く薄い板のすのこベッドは、体重を分散させるマットレスの使用を前提にベッドは設計されているので、このようなすのこベッドに敷ふとんをしいて使用するとすのこが割れます
ただし最近は、耐荷重500kgという頑丈なすのこベッドもリリースされていて、こちらは布団でも可能です。

マットレスの上に敷ふとんを敷いて使用する。

敷布団はマットレスに比べて吸水性が優れています。
そのため、マットレスと敷布団の間に湿気がこもりやすく、湿気が多い時期にはカビる可能性があります。

また、敷布団とマットレスはどちらもクッションがあるため、重ねることで体重がかかる部分が沈み込みやすくなります。
体重のかかるお尻部分がマットレスまで落ち込み、寝姿勢が中央からくの字になり腰痛の原因になります。

サポート

一昔前に柔らかいベッドで眠ると腰痛になると言われていたのは、ウォーターベッドなど寝姿勢を考慮していないベッドによってでした。
これらのベッドは支えが殆どないため、お尻の部分が落ち込み、くの字になったり、無理な姿勢によって身体に負担がかかることによります。
腰痛の方は柔軟を基準にするのではなく、体重・体格から理想的な寝姿勢を保てるベッド(マットレス)を選択してください。

ベッドと布団どっちがいい?

私の個人的感想ですが、ベッド生活のほうがお布団での生活より数倍長く、もうお布団には戻れそうもありません。
ベッドのデメリットについて、いろんなことを云っても、ふとんの上げ下ろしをしないベッドのほうがよっぽど楽です。

ベッドで大切な寝心地は、マットレスになるのですが、最も大切なことは、そのマットレスが使う方の体調、体格、性別、年齢などに適合しているかが問題です。
敷き布団などはどのような仕様を選んだとしても、さほど変わりませんが、マットレスは違います。

ただ欧米人に比べて日本人は、硬めのマットレスを好む傾向にあると言われています。
それは長い間布団を使ったきた日本人特有のDNAのゆえかもしれません。

わたしもあえてフランスベッドのホテル用というのを買って使っています。かなり硬いマットレスです。
わたしは、ふかふかの柔らかいベッドに寝たことがないので比較はできませんが、こればすこぶるわたしにはあっているようです。

わたしはもともと腰痛持ちではないので、ほんとのことは良くわかりませんが、身体が沈み込むような柔らかいマットレスは腰に来るようです。
腰の部分が沈み込み、不自然な体位が長く続くのが腰痛持ちには特によくありません。

昔、あるオリンピックの選手が、ヨーヨッパ遠征に行った時、腰痛防止にベニヤ板を持参した、ということを聞いたことがあります。
身体が沈み込まないので、寝ているうちに腰の骨格に無理な圧迫がかからないのがいいのでしょう。

と言っても、わたしはベニヤ板の上に寝たいとは思いません。

ですが、ご自分の身体(加齢による体調の変化や、病気、怪我による体調)に合わせたマットレスを選択したほうが良いに決まっています。

  • 固いほうが良いのか?
  • ふわふわがよいのか?
  • 厚いマットレスが良いか?
  • それとも煎餅マットレスか?

実に種類が多いので迷ってしまいます。

お値段だってかなり違いますから予算も影響してきます。
しかし、人生の1/3はベッドの生活、つまり寝ているのです。
ならば自分にあったマットレスが一番良いのですが、それにはやはり、いろいろなマットレスで経験を重ねて行き着くことしかないように思います。

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