すのこベッドの代表的な素材について検証してみました。

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すのこベッドの多くは、檜やパイン材、桐材などの天然木が使用されており、木の香りを楽しむことができます。

ほかにもアイアン製やプラスチックの素材のすのこベッドがありますが、無機質で味気なくこちらはわりと安価です。

またすのこベッドと云っても、フレームとすのこの素材を替えている場合も多く、床板のすのこのみ桐製にしているものが圧倒的に多いようです。

すのこベッドはマットレスを乗せて使うことが一般的ですが、お布団を敷いて使うこともできるすのこベッドも多くあります。

この場合、すのこがプラスチック製やアイアン製だと結露の心配も時として起こります。

これが天然木のすのこでしたら、木は呼吸をしているため結露の心配もなくさらに、 寝室に森の中のような木の香りが感じられるだけで、ぐっすりと眠ることができるうえにベッドをリラックス空間に変えることができます。

すのこベッドに使われる代表的な素材の特徴

そこでここでは、すのこベッドに使われる代表的な素材、桐、杉、檜、パイン材、についてそれぞれ検証してみましょう。

  • 桐すのこベッドの特徴
  • 杉すのこベッドの特徴
  • 檜(ひのき)すのこベッドの特徴
  • パイン材すのこベッドの特徴

桐すのこベッドの特徴

桐材すのこベッド

桐材すのこベッド

桐は、日本の気候風土にあった木材で、昔から様々な家具に使用されてきました。

岩手県の南部桐、福島県の会津桐などが有名ですが、もともとの原産地は中国と言われています。

昔から桐のタンスは有名です。

会津では娘を嫁に出す時タンスをモ持たせるため、娘が生まれると桐を植えたそうです。

桐は生育は早いからそういうことが出来たのです。

およそ20年ほどでタンス材になるまで成長するのですから、まさに人間と同じなんですね。

近年、国内での生産量は減少し、国産の桐材は超高級品で、タンスを作るとなると200万円以上もします。

故に今は桐製の家具のほとんどが輸入された桐を使用しています。

中国を筆頭に台湾やアメリカ、ブラジル、パラグアイなどからも輸入されていますが、やはり中国産が多いです。

桐材の特徴は以下の通りです。

特徴(1)「とても軽い」ことです。

木材の中では一番軽い木が桐です。

力のない女性でも組み立てや移動が楽にできます。

特徴(2)「熱伝導率が低い」こと。

熱伝導率が低いというのは、要するに熱が伝わりづらいということです。

昔から、火事にあっても桐タンスは黒焦げになったが、中の着物は無事だったという話が語り継がれています。

外側が炭化しても中間で熱が伝わりづらいからです。

金庫の内部に桐材を使うのは、熱伝導率が低いため、もしもの時に中身を守るためと湿気結露を防ぐためです。

高級美術品を治める箱もこのような理由で用いれられています。

熱が伝わりづらいということは、冬は冷たくならず、夏は熱くならないということなので、桐材は人に優しい木材なのです。

特徴(3)虫を寄せ付けない。

また桐材はタンニンを多く含むため防虫効果もあります。

タンスや掛け軸など高級美術品の箱に用いられるのはそのためです。

桐材は、お布団やマットレスが接触するベッドのすのこには適した木材なのです。

特徴(4)最大の特徴が「湿気に強い」こと。

桐材は湿度が高くなると膨張して湿気の侵入を防ぎ、乾燥すると収縮して通気性を良くします。

吸湿性が高いため、衣類の保管には最適とされる木材ですから昔から和タンスや洋服ダンスに利用されてきました。

桐は自然の調湿機能をもっているので結露をしません。

触ってもサラサラし接触するものに優しい木材なのです。(ベッドにした場合、マットレスやお布団に湿気がこもりません)

桐すのこベッドはこちら

杉すのこベッドの特徴

杉材すのこベッド

杉材すのこベッド

杉材もすのこベッドの代表的な素材の一つです。

杉(スギ)の名の由来は、真直ぐの木「直木」から来ていると言われています。

今や杉は花粉症の代名詞のように言われていますが、戦後、山林育成に杉を多植したために起きた結果でしょう。

杉はわりと成長が早く、早くお金になると予想されため日本中至る山林が杉に覆われているのはそのためです。

ところがグローバル経済になると、世界中からやすい木材が輸入され、日本の杉は初期の経済構想から大きくはみ出してしまって今日を迎えています。

しかし、杉は割裂性がよいため、角材から板材までを作ることができます。

従って、古来より重要な木材として重宝されてきました。

今では伐採時期を迎えた良質な杉が日本中至る所にあります。なんとか国産の杉で家屋や家具が満たされる日が来ることを願うばかりです。

杉材は木目が真っ直ぐで、空気をたくさん含むため断熱性に優れ、住宅用建築材として広く用いられてきました。

また、細胞と細胞の間にたくさんの水分を含むことができるため、湿気を調整する機能にも優れています。

そのため、杉すのこベッドはベッドの木材としても非常に適していると言えます。

杉の短所は柔らかいので傷が付き易いということもありますが、それを云うなら桐などはとても耐えられません。

その桐でも珍重されるベッドのすのこでは、お釣りが来るくらいの強度があり十二分に通用する木材です。

赤身(芯材)、白身(端材)が有ります。白身(しらた)の部分は腐り易いです。(SPF材より耐久性有り)

赤い部分は硬く水に強いので家屋の骨組材に利用されます。

白い部分は水に弱いので、屋内で水掛かりしない場所に使われます。

杉の長所は材質が良い割りに安価なことです。そして、柔らかいので加工がしやすいことも特徴です。

杉すのこベッドはこちら

檜(ひのき)すのこベッドの特徴

ヒノキすのこベッド

ヒノキすのこベッド

すのこベッドの代表的な素材の一つである、檜(ひのき)は、日本では建材としても最高品質のものとされています。

伊勢神宮の20年毎に行われる(建て替える)式年遷宮には厳選された木曽檜(ひのき)が使用されます。

檜(ひのき)が建物の最高木材と謳われるのは、時が立つほど強度を増してくる木材だからです。

他にも虫を寄せ付けない檜オイルを出し続けているなどの特徴を有しています。

正しく使われた檜(ひのき)の建築には1000年を超える寿命を保つものがあります。

昔から建造物の耐用年数を例えるのに、コンクリート30年、レンガは100年、そして木は1000年と言われています。

日本では一番古い建物は木造なのです。

ただし高温多湿である日本では腐りが一番敵ですが、腐らない対策を施された木造建築はまさに1000年持つのです。

檜(ひのき)は杉と同様に、とても柔らかくて加工しやすいという特徴があります。

また強度が高く、防腐性や虫食いに強いという特徴もあるため、昔から家の建築木材として使われてきました。

檜(ひのき)風呂に代表されるように、檜(ひのき)は水にも強いですが、オイルを出し続けるため、リラックス効果がある檜(ひのき)独特の香りを好む方も多いのではないでしょうか。

もちろん湿度にも強いため、すのこベッドの材質には非常に適していると言えます。

檜(ひのき)すのこベッドは、ベッドの材質にこだわりたい方におすすめの木材です。

買う側から見れば、桧の短所は上等品は高価です(逆に高級感有り)

乾燥品は端などに釘打ちする場合割れ易い(下穴を開ければ問題なし)

長所は油質が強く腐れには強い、木肌が硬く光沢が出るなどが上げられます。

スノコの場合は杉より桧の方が断然良いです。

が高価な事により杉材のほうが多く出回っているのが現状です。

檜は水に強いので、屋外や浴室で使うすのこにも適した木材なのです。

檜(ひのき)すのこベッドはこちら

パイン材すのこベッドの特徴

パイン材すのこベッド

パイン材すのこベッド

パイン材は最もベッドや家具に利用されている木材の一つです。

色味や薫りも良く加工がしやすいため、パイン材のすのこベッドは多いです。

パイン材とは日本でいえば、松に当たります。

ヒノキ同様香りが強く、癒しの効果があることからファンも多い木材です。

北米のマツ科(針葉樹)からとれる建材をパインと総称しています。

ヒノキ材やスギ 材と同程度の硬さで、年月がたつと白っぽい黄色から艶やかな飴色に変化するなどの 特徴があります。

パインにかぎらず建築材や家具材には比較的寒い地方の木材が適しています。

生育が遅いため年輪が細かく木目が美しく材質も丈夫なため多く利用されています。

松ですから高温にさらされるとヤニ(脂)を表面ににじみ出します。

パイン材は、床材や壁材などの内装材としても人気が高い木材です。

また松竹梅のトップに君臨する長寿を表す、縁起のいい木材として、昔から重宝されています。

江戸期には、成長が早いため松並木が多く作られ、現在でも名所となって残っています。

また景観が良いため、白砂青松の言葉通り防砂林防風林にも利用されてきましたが、3.11の東日本大津波において、何百キロに渡り壊滅したことは記憶に新しく哀しい出来事です。

また、松くい虫被害で、多くの山林、松並木が失われつつあります。

大気汚染が関係しているとも言われますが、あらゆる対策が講じられています。

パイン材のすのこベッドは、縁起のいい松材でありますし、薫りもよく癒しのベッドとして最適と言えるでしょう。

パイン材は日本語では松ですが、実は沢山の種類があるのです。

日本でも松には、クロマツ、アカマツ、ゴヨウマツ、チョウセンゴヨウ、カラマツ、エゾマツ、アカエゾマツ、トドマツと8種類ほどあり、アカ、カラ、エゾ、トドは木材用として利用されています。

それぞれ建材や民芸品などその素材の性質に似合った使われ方をされています。

松の木は世界のいたるところで生息しています。北米、南米、北欧、オセアニア、東南アジアといろんな場所です。

もちろん同じ松科ですが、性質はそれぞれ違います。

寒いところと暑い所、成長も違えば硬さも違いますし、幹の太さも違います。

松の種類は世界に50種類以上と言われていますが、家具用材に向いている松は数種類で、イエローパイン、ホワイトパイン、ロッジポールパイン、ポンデロッサパインなどが多いです。

それぞれ特徴や癖があります。

脂つぼが多くあったり、節が抜けやすかったり、表面の色が違ったりです。

一般的に上質で最も家具用材に向いているのは、ポンデロッサパインであるといわれています。

現実に多くのパイン材のアンティーク家具はポンデロッサパイン材が使われています。

その理由として、色変わりが綺麗で節に粘りがある点です。

比べてみると良くわかりますが、ポンデロッサパインの節は独特なものがあります。

パイン材すのこベッドはこちら

まとめ

ひとは昔から木とともに暮らしてきました。

家から始まり、家具や調度品、そして燃料にもなり生活には欠かないものです。

また人がベッドに利用する木からは、木独特の酵素が放たれ、わたしたちをリラックスさせたり、虫除けになったりしています。

すのこベッドにはプラスチック製やアイアン製もありますが、やはり木製のほうが人の暮らしには寄り添ってくれるのではないでしょうか。

またすのこ部分の素材が圧倒的に桐製が多いのは、桐のあたりが柔らかい特徴や、防虫、湿度調整など優れた効果がすのこに適しているからです。

ゆえにフレームはアイアン製でも、すのこ部分は桐製としているすのこベッドが多いのも頷けます。

-neruco-

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