ベッド・マットレス通販専門店 ネルコンシェルジュ neruco

わたしたちはマットレスを買っても、交換時期についてはさほど気にしてはいないのではないでしょうか。
今使っているマットレスを購入したのは何時頃だったか?
すっと思い出せる方はほとんどいないでしょう。
寝心地だってそんなに気になる程悪くなってないし、多少軋んだって…
一寸待ってください、多少軋むって、軋んじゃだめでしょ、すでにもう交換時期です。
マットレスの劣化は少しづつですが確実に進んでいます。
自宅の車を思い起こしてください。
何年かして新車に買い替えたとき、素晴らしい乗り心地に感動します。
新車時は軋みなんか全然しません。シートのサポートやクッションも上々です。
思い返せば、下取りに出した車はひどい状態で、ダッシュボード周りからは軋み音、シートはへたってクッション性は失われ、お尻が痛い。
それでも買い替え前にはさほどの違和感はありませんでした。少しづつしか劣化しないからです。
それが新車に乗り換えた途端、乗り心地は雲泥の差で、新車のシートのクッションが豊かなこと!驚きの瞬間です。
それと同じように、ベッドのマットレスも毎日少しづつしか劣化していきませんから、身体も馴染んでさほどの違和感は起きないのです。
新しいマットレスに交換したら、クッション性やサポート力、静かさ、何もかもが新鮮で感激ものになります。
ではマットレスの交換時期はどのように知ればよいのでしょうか?
マットレスの交換時期は一律ではなく、使用状況やメーカーの違いや品質などで異なるので、それはそれは難しい課題です。
もし交換しようか悩んでいるのであれば、以下の内容を把握した上で検討してみましょう。
マットレス交換のタイミング時期を知っていますか?
マットレスの種類別の寿命(耐久性)
マットレスの種類 | 寿命(耐久性) |
低反発マットレス | 3年~5年 |
高反発マットレス | 6年~7年 |
ファイバーマットレス | 6年~8年 |
ラテックスマットレス | 6年~9年 |
ポケットコイルマットレス | 7年~9年 |
ボンネルコイルマットレス | 8年~10年 |
フォームマットレスにはさまざまな形態があります。低‣高反発マットレス、ファイバー、ラテックス…
低‣高反発マットレスと言われるウレタン系は通常、最も安価なアイテムになりますが、全体的な耐久性は価格に反映し、薄く安いものはやはり短寿命です。
安くできるわけは、このフォームタイプが比較的製造しやすいためです。組成はメモリーフォームに似ています。
硬いポリウレタン製品は長持ちすると信じがちですが、実際に調べる必要があるのは、その特徴である密度です。
驚くほど低価格ではあるが密度についての記載が不明なマットレは、やはり短寿命です。
では、ラテックスマットレスはどのくらい持つのでしょうか?
耐久性が最優先事項である場合、ラテックスマットレスを選ぶときは通常かなり安全です。
これは、ほとんどの場合、耐久性が高いためです。高密度の製品が最善の策ですが、ここで焦点を当てる必要があるのは、市場に出回っているさまざまなブレンドです。
それぞれの側面について説明したいと思います。
ラテックスマットレスの製造に使用される2つの基本的な原材料があり、これらは天然と合成です。
呼び名に違いが含まれているので、非常にわかりやすいです。
天然ラテックス=天然資源であるゴムの木から押し出し通常、より高いレベルの弾力性を備えています
合成ラテックス=石油化学製品を使用して製造通常、天然ラテックスほど耐久性はありませんが、多くの場合、低価格で購入できます。
それぞれのタイプは耐久性や品質に注意することが重要ですが、天然物のほうが高性能です。
また天然と合成を張り合わせたハイブリッドも販売されています。どちらか迷ったらこのタイプで試しても良いかもしれません。
コイルマットレスのメーカーとしては有名どころでは、いわゆる3C、シーリー、サータ、シモンズ、そして日本のブランドメーカー、日本ベッド、フランスベッドなどが挙げられます。
耐久性に優れるマットレスは殆どがコイルスプリングマットレスです。
が、コイルスプリングマットレスは他にも沢山のメーカーがあり、家具屋さんで扱うオリジナルや無印も多く存在しています。
耐久性は、マットレスに使われるコイルの品質、硬さや太さ、使われている数量、そしてクッション材の品質や充填量などで違ってきます。
ブランド品が高いのは、しっかりした品質の材料が付か合われているからにほかなりません。
それと比して家具屋さんのオリジナル品や無印物が安いのは使用部材の質や量が少ないからということになります。
当然、メーカーブランド品の方が長持ちします。
マットレスのブランド別の寿命(耐久性)
ブランド | 寿命(耐久性) |
ニトリ | 3年~7年 |
IKEA | 6年~7年 |
エアウィーヴ | 8年程度 |
テンピュール | 8年程度 |
マニフレックス | 8年程度 |
フランスベッド | 8年~10年 |
日本ベッド | 10年 |
シモンズ | 10年 |
サータ | 10年 |
シーリー | 10年 |
上記でご紹介したマットレスの寿命で特に長いのは、シーリー、サータ、シモンズ、フランスベッド 日本ベッドなどになります。
シーリーなど3Cや日本ベッド、フランスベッドは、耐久性が追求されるホテルなどに数多く納入されていてその品質の高さは折り紙付きです。
とはいっても、物にはすべからず耐用年数があり、使用状況と相まって劣化は進んでいきます。
全てのマットレスがいずれ、交換時期が来るということになります。
マットレスの寿命には使い方や使う方の体格が大きく影響します。
高い所から飛び降りたりして、ある箇所に急激に衝撃を加えると、マットレス内部のスプリングコイルが一気に変形し初期の性能を果たせなくなります。
また、体重が100kgを超えるような方と60kgの方では劣化速度がかなり違ってきます。
マットレスメーカーはマットレスの寿命を8年とか10年とかで販売していますが、これが普遍的なルールであるとは考えていません。
使用者の使い方や体格によって大きく変わってくるからです。
サポート性、クッション性など寝心地に満足している限り、マットレスの使用を続けてもかまわないということになります。
なのでマットレスの寿命は一応の目安ということになります。
それが何らかの理由であなたのニーズを満たさないとき、買い替える時です。
ですが、マットレスを購入したら、購入年月日を製品についているラベルに記入しておくと一応の目安を忘れないで済みます。
上記表に示した通り、一般的にスプリング系の「ポケットコイル」や「ボンネルコイル」は寿命が約8~10年程度と耐久性が高い特徴があります。
ところが、そのほかのウレタン系のマットレスは、3年~7年程度が寿命目安となります。
厚みや品質にもよりますが、低反発マットレスに関しては耐久性が低いためへたりが早く3~5年と寿命が短いことが多くなっています。
それでは寿命の他にマットレスの交換時期を判別する方法はないのでしょうか?
上記で述べたように、マットレスはメーカーや素材によって寿命があります。
そのほかに、マットレスの状態をチェックすることで交換時期を把握することも重要です。
マットレスが交換時期に来た兆候
マットレスを交換する必要があることが明らかな兆候がいくつかあります。
たとえば、寝起きに身体が痛い時、バネが突き出ている場合や、マットレスがたるんでいてサポートを失った時、クッション性が無くなった時、軋みが酷い時などです。
主な兆候としては、以下の通りです。
- マットレスが酷く汚れている場合
- 寝起きに身体の疲れが取れていない
- マットレスがへたっている
- 腰痛がある場合
- 軋み音が聞こえる
- 寝心地が柔らかくなった
- カビ臭い
もしこの中で一つでも思い浮かぶなら、交換を検討したほうが良いのかもしれません。
マットレスが酷く汚れている場合
マットレスが何年にもわたって酷く汚れている場合、素人がクリーニングすることはほとんどできません。
マットレスは、さまざまな層で構成されているため、本格的なクリーニングが非常に困難です。
場合によっては、汚れは大きな問題ではありません。それによって引き起こされる衛生的問題が気になります。
マットレスが汚れたりほこりっぽくなったりすると、ダニやその他の寄生虫が発生する可能性があります。
できるだけ早く取り替えることを検討してください。
ただし軽い汚れなら掃除を試みるのが最善の場合がよくあります。
中性洗剤と水でこれを行うことができますが、水や洗剤を使いすぎないようにして、マットレスを布でシッカリ拭いてください。
その後はよく乾燥させてください。
寝起きに身体の疲れが取れていない
寝起きが快適ではなく、常に疲れて寝た気がしない場合は、マットレスがその原因である可能性があります。
マットレスが問題になるのは、時間の経過とともにゆっくりと起こり、単に悪い夜の睡眠に慣れてしまうため、私たちはマットレスが原因とは思いもよりません。
睡眠は今日の疲れを癒し、明日への活力を生み出すための大切なもの、心身の健康を維持するためには、質の高い睡眠が欠かせません。
健康に関しては、ストレス、食生活、運動不足、カフェイン摂取量、不眠症など、眠れない夜を過ごす原因となる可能性のある他の多くの要因があります。
睡眠不足が精神的および肉体的健康に少しでも影響を及ぼしている場合は、病院に掛かる必要があります。
慢性的な睡眠不足を決して無視してはなりません。これは、非常に深刻な問題の1つである可能性があります。
マットレスは良質な睡眠に不可欠な存在ですが、状態が悪いと寝起き時に身体が痛いと感じる場合があります。
これはマットレスの経年劣化が原因であり、使い続けることでクッション性が劣化し、身体に合わなくなっています。
クッション性が悪いと良質な睡眠が取れないため、マットレスを新しいものに交換したほうが良いでしょう。
マットレスがへたっている
マットレスは長く使い続けることで、次第に凹む場合があります。特に体圧が強くなると腰とお尻部分が凹みやすく、そのままの状態だと正しい姿勢で睡眠できません。
場合によっては、上記で述べたような身体の痛みの原因につながる恐れがあります。
基本的にマットレスというのは、凹んでも元に戻るものです。
しかし、マットレスのスプリングやウレタンが劣化していると元に戻らないため、その場合は買い替えの検討が必要になります。
腰痛がある場合
腰痛がある場合は、まずかかりつけの病院に行って、医学的な問題がないことを確認することが最も重要です。
腰痛は睡眠を悪化させ、私たちの日常生活を妨げるので、原因を追究し確認するのは良いことです。
マットレスのたるみや沈降(底着き)は、腰痛の原因となる可能性があります。
沈降とは、通常、マットレスの上部の「快適」層にある繊維またはフォームおよびコイルが、体にクッションを与える能力を失うことを指します。
繊維は圧縮されて体積を失い、僅か跳ね返りますが、発泡体は本来の構造を失っています。
詰め物とは別に、マットレスのバネの摩耗や劣化も、マットレスのサポート性を失っている可能性があります。
コイルスプリングがサポート性を失った場合は、マットレスを交換する時期です。
軋み音が聞こえる
もしボンネルコイルやポケットコイルのようなスプリングのマットレスの場合、きしみ音が聞こえるかどうかチェックしてみましょう。
バネがきしんでいると身体をしっかりと支えられません。だいいち寝返りのたびに軋んだら気になって熟睡できないでしょう。
また、スプリングの感覚がハッキリとわかる場合もマットレスの交換タイミングです。
どちらもスプリングが劣化している証拠であり、最悪の場合になるとスプリングが内部から突き破って、危険な状態になってしまう恐れもあります。
寝心地が柔らかくなった
上記はコイルスプリングのケースですが、高反発ウレタンの場合は寝心地が柔らかすぎるようになったら交換を検討しましょう。
酷くなると底着きする場合もあります。
このような状態はマットレスが寿命を迎えている証拠であり、正しい姿勢で睡眠できません。
柔らかいかどうかの確認方法としては、マットレスの端で横になって見る方法があります。
普段寝ている場所と比べて寝心地が違っていたり、身体が斜めになったりした場合はマットレスの反発力が落ちている証拠です。
カビ臭い
カビ臭くなったら、たとえカビを発見できなくてもマットレス内部にカビが繁殖している可能性があります。
カビは胞子を放出し、そのようなマットレスで寝てると、胞子を吸い込んでしまいます。
カビはアレルゲンです。気管支や肺に悪い影響をもたらします。
マットレスの寿命を長くさせるための方法
マットレスは使い方次第で寿命が変わってしまうものです。
できる限り長く利用するための方法としては、以下のようなことが挙げられます。
- 3か月に一度マットレスをローテーションする
- クリーニングしたシーツに替える
- 定期的に風に当てる
- マットレスの表面に掃除機をかける
- ベッドパッドや敷パッドを使う
3か月に一度マットレスをローテーションする
マットレスを裏表や上下にローテーションして交換することで、1つの箇所に圧がかかってしまうことを防げます。
同じ場所に体重がかからなくなるため、マットレスの寿命が延びます。
なお、マットレスのローテーションは頻繁に行う必要はありません。
基本的には2ヶ月か3ヶ月の間に1回でOKです。
もし片面仕様のマットレスならば、裏表にひっくり返さず、頭側と足側の部分を定期的に入れ替えて使いましょう。
クリーニングしたシーツに替える
同じシーツを使い続けるのはカビの原因になります。と云うより気持ちが良くないです。
シーツを替える時には掛け布団を剥がして日中はマットレスを空気に晒します。
このように、せめて最低一週間に一度位は洗濯済みの清潔なシーツと交換しましょう。
定期的に風に当てる
マットレスにカビが生えてしまうことを防ぐために、定期的に風を当てて湿気を取り除きましょう。
ただしマットレスによっては陽に当てると良くないものが存在します。
もし日干しがNGならば、陰干しで問題ありません。そのさい部屋の中で扇風機の風に当てると効果は倍増します。
ただ、マットレスを干すというのは意外と大変なことです。そのため、壁に立て掛けるだけでOKです。
マットレスの表面に掃除機をかける
マットレスをお手入れすると扱い方も丁寧になります。ヘタリや汚れ、匂いなどの点検もできます。
掃除機を掛けると、マットレスのホコリやダニの死骸などを取り除くために、マットレスの表面が綺麗になります。
こちらに関しては月1回のペースで行い、ゴミが溜まりやすい頭周辺や縫い目部分を念入りに掃除しましょう。
ベッドパッドや敷パッドを使う
シーツだけでは汗など水分をマットレスに吸わせてしまいます。
そうすると中のスプリングコイルに錆が発生します。特に汗には塩分が含まれるためそれが顕著です。
ですから必ずベッドパッドや敷パッドを使用しましょう。
人は一晩にコップ一杯もの汗をかいていると言われています。大変な量です、しっかり防御しましょう。
まとめ
マットレスはメーカー表示の寿命で交換する必要がありますか?と言えばメーカー表示の寿命は一定の目安で、マットレスを交換する頻度ではありません。
考慮すべき主なポイントは、マットレスが特定の使い方でどのくらいの寿命かは正確に予測することは、要因が多すぎるということです。
要は使っていて違和感がなく、軋みやヘタリが認められなければまだまだ使えるということになります。
しかし寝起きに異常を感じたり、軋んだり、カビ臭くなったりしたら、そろそろ交換時期が来たと云うことになります。
-neruco-
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