インテリアカラーコーディネート、基本的な12の色の特徴と取り入れる時のコツ

Contents
  1. 色から受ける心理的作用は、想像以上に大きい。
  2. インテリアに於ける色の特徴と効果
  3. リビングと寝室のインテリアの基本

色から受ける心理的作用は、想像以上に大きい。

自分の好きな色をインテリアカラーに取り入れた方が、絶対的に心地よい空間になることは間違いありません。
色がもたらす精神的効果は、私達が思っている以上に大きなものです。

例えばオレンジカラーを用いると気分は高揚し、食事もおいしく感じじます。

グリーンは、気持ちを落ち着かせ眼にも良いとされています。

私達が日々を過ごすインテリアも効果的なカラーを適材適所に使ってより良い毎日を過ごしたいものです。
でも、好みの色を好き勝手に使うだけでは、まとまりのない空間になってしまいます。

私が、初めて家を立てた時、(その頃はオーダーカーテン販売業を営んでいました。)

シルクが35%ほど入った高価なカーテン生地がありました。
そのカーテンが廃版になり処分することになり、ほとんど捨て値で店頭に並べたのですが一向に売れません。

コバルトブルーの縁取りのあるペィズレー柄で手のこんだ生地です。

1平方メートルあたり¥15.000ほどの商品でしたから結構なものです。ですが売れない。どうしてか?

全体的に黒基調の生地だったからです。黒いカーテンなんて学校の体育館ぐらいしか需要がありません。

ここで、「もったいない」の貧乏性が顔を出します。
ちょうど自宅を新築したばかりだったので、この生地をリビングに使ったんですね。

そしたら、家族からものすごいブーイングが…当然です。
明るく家族団らんの場が、ものすごい沈鬱な雰囲気に包まれたものですから。

むかし、赤く塗られた部屋に閉じ込めたれて気が変になるというホラーを何処かで読んだ記憶がありますが、黒だってずっと閉じ込められていれば精神を病んでしまいそうです。

そういえば、ワタシも仕事で疲れて家に帰ってリビングに居ると、漆黒の闇に押しつぶされそうで気分も優れなかったのですよ。

そういう訳で、この高価なカーテンは2週間ほどで産業廃棄物と変わり果ててしまいました。

これがベージュかグレーだったらと思うと今でも残念でなりません。
なんでこないな色のカーテンを作ったの?
メーカーに愚痴りたくもなりますが、だからワタシが買える見切り品になってしまったでのですけれどもね。

普通に買えば、ひと窓20万円ほどもしたカーテンも色が合わなければ産業廃棄物です。
でもね我慢して使っていたら、もしかしたら家族の誰かが健康を害していたかもしれません。

わたしは実際に、インテリアにおける色使いはとても難しいことを身をもって体験したのです。

色には特徴があります。様々な効果があります。
このことを心においてコーディネイトすると、ワタシのように大失敗することが少なくなると思います。

そこでここでは、代表的な12色についての色の特徴と、インテリアに於ける心理的効果を検証して見ましょう。

インテリアに於ける色の特徴と効果

  • センスの良いアクセントにもなる赤がもたらす効果
  • 華やぎを演出できるピンクがもたらす色の効果
  • クールで爽やかな青がもたらす効果
  • お洒落で洗練された空間にぴったりな紫がもたらす効果
  • 和やかに過ごす部屋にぴったりな緑がもたらす効果
  • 配色の優等生=茶がもたらす効果
  • 元気で太陽のような黄がもたらす効果
  • 健康的なビタミンカラーの代表、オレンジがもたらす効果
  • モダンで刺激的なイメージにもできる黒がもたらす効果
  • 清潔さ、優雅さを演出する白がもたらす効果

センスの良いアクセントにもなる赤がもたらす効果

レッド系(あか)

■ 特 徴

人が赤に反応するのは、遺伝子レベルに組み込まれた基本的な本能です。
生まれて間もない赤ちゃんでも、赤という色にはパッと反応を示します。

それは人間の基本的な本能。これは実験でも確認されています。ですから警告灯や信号器にも用いられています。
カネボウ研究所がおこなった実験によると、『同じインテリアの部屋でも赤い照明の部屋に被験者を座らせると、指先の抹消皮膚温が5分以内に2度上がり、血液の流れがよくなり、精神的にはそわそわしたり、イライラして落ち着かなくなる』という結果が出ているように興奮状態になります。

派手な赤は多面積に使うと落ち着かずにイライラしたり、暑苦しく感じることがあります。

■ インテリアカラーに赤を取り入れる時のコツ

体感温度を上昇させるので、太陽の当たらない北向きの部屋には最適!
鮮やかな赤は、ポイント的に使うとセンスの良いアクセントになります。

メインカラーに赤を使いたい時はダークな赤や深みのある赤を用います。
サイドの高い赤は神経を過度に興奮させるので落ち着かなくなります。

鮮やかな赤を多めに使いたい時は、補色となる緑を観葉植物や小物などでプラスしてバランスを取るようにしましょう。

華やぎを演出できるピンクがもたらす色の効果

ピンク系(ももいろ)

■ 特 徴

ウキウキと、はしゃぎ出したくなるような幸せの色。
最も女性らしいカラーで、女性には最も好まれるカラーの一つと言ってよいでしょう。

どんな色でも心理的に与える影響にはプラス面とマイナス面があるのですが、ピンクに関してはこのマイナス面が比較的少ないと言われています。
恋愛の色、癒しの色ともされていて、恋人同士には一番適した色です。ですから恋をするとピンクの洋服や小物を身に付けたくなるとも言われています。

ピンクを意識的に取り入れると優しい目や心で周りを見渡せる余裕が生まれるでしょう。

■インテリアカラーにピンクを取り入れる時のコツ

疲労感を軽減。いつまでも若々しい身体を保つカラーです。
卵巣ホルモンの分泌に役立つピンクは、髪や肌を美しく保つ美容効果も優れています。そこでドレッサー周りにピンクの小物を集めたり、

パウダールームにピンクを取り入れられることは理にかなっています。

またリビング、寝室にはクッションカバーやカーテンなどのファブリックの色として、ピンクを少しでも取り入れることで、疲労感を軽減したり、いつもでも若々しい身体を保つといった効果も期待できます。

寝室のインテリアとともにベッドカバーなど寝具、ピンクのパジャマもお薦めです。
ロマンチックで穏やかさや愛を喚起させるピンクは、女性ホルモンを促し、若返りの効果があると言われています。

ビビッドなピンクを使いたい場合は、アクセントカラーとして少量にとどめるか、補色を組み合わせてバランスを取ると上手くまとまります。
彩度が低いダークピンク、クールな印象の青みがかったピンク上品に見えるベージュピンクはメインカラーとして使用してもOKです。

クールで爽やかな青がもたらす効果

ブルー系(あお)

■ 特 徴

冷静で論理的。自制心と忍耐力に溢れるカラーです。
青が気になり始めたら、それはとても理性的になりたい無意識の状態です。

知的で爽やか、クールで落ち着いた雰囲気を醸し出す青は、寒色の代表色ですが鎮静効果や集中力を高める効果があるので、
寝室や書斎、勉強部屋、ストレスが多い人の部屋に向いています。

また、キッチンに使うと料理に集中できるという効果もあります。
大企業の重役クラスに最も好まれる色というエピソードもあります。

そしてメーテルリンクの「青い鳥」という童話にあるように、青には、自分の内側にある何かを深く見つめたり、内面的な成長を遂げるという意味もあるそうです。

■インテリアカラーに青を取り入れる時のコツ

寝室にブルーを使って快眠!ダイエットにも効果的!

でも寝室に使う場合は淡い色を選ぶなどして、寒々しい雰囲気になり過ぎないように注意します。

トイレやバスルームに軽やかで爽やかなトーンの青を使うと圧迫感が軽減され、リラックス効果を得ることができます。
青には気分を落ち着かせ理知的にさせる効果があるので、インテリアに薄めの青を大胆に取り入れてみてください。

作業効率がグンとアップします。勉強だってはかどります。デスクワークがメインになるオフィスには特にお薦めです。
また青は安眠へ導く色なので、寝つきの悪い人は寝室をブルーにすると効果的です。

シーツや布団カバーに必ずブルーがご用意されているのもそういった理由からでしょう。

また青は寒色系なので体感温度を下げる効果も確認されています。夏場に涼感を得たい時は、淡いブルーの置き物をたくさん部屋に置くと効果的です。
食欲を抑える色でもあるので、ダイエット中の人はブルーのテーブルクロスやブルーの照明などを効果的に利用するのもお薦めです。

お洒落で洗練された空間にぴったりな紫がもたらす効果

パープル系(むらさき)

■ 特 徴

豊かな感受性、高い精神性を表す。
紫はレッド(エネルギーの色)とブルー(鎮静の色)という正反対の色が交じり合ってできた色です。

レッドの活動的なエネルギーと、ブルーの平和と鎮静のエネルギーが備わっています。

その昔、クレオパトラが最も愛した色とされ、貝紫と呼ばれる貝からごく少量しか抽出されない紫色の染料で、船の帆を染めたという逸話も残っています。
古くから高貴な色とされてきた紫には、祈りや瞑想など、精神を集中させる目的がある場合に、この色は効果を発揮します。

紫は、隠れ家のような部屋や音楽鑑賞の部屋、ヨガ、瞑想、占いなどをする場所にぴったりの色です。
荘厳さや格調、気品、優雅、個性といった性質がありますが、赤味がかった紫なのか、青味がかった紫なのかといった色味の違いや、トーン、濃淡によって与える印象は異なります。

■インテリアカラーに紫を取り入れる時のコツ

感受性を高め、日常を情緒豊かなものへ!
この色が多くのアーティストやクリエイターに好まれるのは、こうした感受性が備わっているからです。

淡いバイオレットのシーツを敷いて眠ると、心地よく深い眠りに導かれると言われています。
寝室に使う場合には、眠りを妨げない落ち着いたトーンにしましょう。これならメインカラーに選ぶことができます。

ビビッドな紫は個性が強いのでアクセントカラーとして使用します。
紫を多めに使いたい場合は、補色の黄色でバランスをとるようにします。

紫ばかり強調しすぎたようなら茶色などのコーディネートでバランスを取り一度大ざぱに見回してみましょう。
ジャストフィットすれば、その高い精神性を日常生活の中で開花させることができるでしょう。

和やかに過ごす部屋にぴったりな緑がもたらす効果

グリーン系(みどり)

■特 徴

生命を養う色、再生と回復のシンボル。

緑はもっとも自然で生命力に満ちた色。寒色でもない中間色で、バランスや調和、誠実、堅実といったイメージがあります。

人は疲れてくると、なぜか緑が欲しくなります。たとえば食事でも肉や魚料理よりもあっさりした緑黄色野菜中心の料理が食べたくなったり、休みをとって温泉旅行やゴルフなど緑の多い場所に出かけたくなるのも同じ理由からです。

緑は毛細血管を拡張して体温を下げたり、高血圧を緩和するなど、精神と肉体のバランス回復や自然回帰に役立ちます。

また神経や筋肉の緊張を解きほぐし、リラックス効果をもたらすため、病院や公共の待合室の椅子や床などに使われることが多い色です。
さらに植物の緑には葉緑素や血色素、鉄分が含まれ、人間の身体を弱アルカリ性に保つのに役立ちます。

■インテリアカラーに緑を取り入れる時のコツ

平和で穏やかな気分を!
森や自然を連想させる緑は最もリラックスできるやすらぎの色なので、寝室などの緊張をほぐしたい部屋や、みんなで集まって和やかに過ごしたい場所におすすめです。

インテリアの中で、メインカラーに使う場合は他の色味のあるアートを飾ったり、花瓶を赤やピンクにして意識してコントラストをつけるようにします。
まさに自然界の中であちこちに咲いている花のようにです。

自然、調和を象徴する、穏やかさをもたらしてくれる色ですから、家族の結束を高めたいリビングルームの壁紙やバスルームのタイルに使うと協調性が高まります。
ただし、大きな面積に使用する場合は淡いミントグリーンやアボガド、ライムグリーンなど淡い緑の使用がお薦めです。

面白いことに就寝前30分だけグリーンのランプを付けると、その部屋に平和なバイブレーションが満ちて、穏やかな眠りに導く手助けになるそうです。
ベッドリネンやカバー、毛布などにグリーンを使うのも快適な眠りに導くのに効果があるといわれているからです。

配色の優等生=茶がもたらす効果

ブラウン系(ちゃいろ)

■ 特 徴

穏やかで落ち着いた気分にさせてくれる色。

土や木を連想する茶は、全ての色相の中で最も落ち着いた色です。母なる地球の大地のカラーです。ひとはこの大地に寄り添って生きています。
人の心や身体を暖めて元気にしてくれるオレンジと、その反対に人を落ち着かせてくれる黒が混ざり合ったのが茶色です。

例えばファッションやインテリアなどにオレンジばかりを身の周りのものに使うと、永遠とお喋りが止まらなかったり、笑ったりはしゃいだり…とても陽気になります。
しかし、オレンジを暗くした色である茶色を使うと喋ったり笑ったりはするものの、はしゃぎ過ぎるところが抑えられます。

でも暗くなるのではなく、はしゃぎ過ぎる気分を抑え人を穏やかに落ち着いた気分にしてくれる、それが茶色の特徴といえます。

■インテリアカラーに茶を取り入れる時のコツ

茶色はどっしりした大地の色。地に足がついて日々の生活に堅実性が増してくる!
青系の茶、赤系の茶それぞれを混在させず、茶のトーンを統一すると綺麗にまとめることができます。

赤味のある茶のアクセントには、赤、オレンジ、黄色を合わせます。
赤味のある茶+赤、オレンジ、黄色で物足りない時は反対色の青を少量プラスします。

茶にゴールドを合わせるとナチュラルリッチなムードになります。

黒やグレーなどの無彩色も含めて、どんな色とでも調和するので、ベースカラーとしてよく使われ、テーブル、ソファ、カーペットなどメインカラーを茶で統一することもよいですね。
茶色のコーディネートをインテリアなど生活空間の中に上手に取り入れることで、人は常にじっくりと落ち着いて考えた上で行動するようになると言われています。

また木製の家具をリビングや寝室に取り入れると、日々の生活にも堅実性が増してくるので「派手なライフスタイルを改めたい」なんて思っている人にはお薦めです。
時には黄色やピンクなど賑やかで空想的な遊び心をアクセントにコーディネートを楽しんでくださいね。

元気で太陽のような黄がもたらす効果

イエロー系(きいろ)

■ 特 徴

太陽のごとく、栄光や富、刺激や活性の源。

ゴッホの黄色いひまわりの連作は有名です。鑑賞するとたぎるような活力が湧いてきます。

黄色い光は交感・副交感神経を刺激するので、注意を喚起しやすく、そのため道路工事や黄色信号などの注意サイレンによく使われます。
また神経の興奮は脳の情報処理を促して思考能力を高め、数学的なセンスや論理構築能力を活性化する作用をもたらしたり、食欲を増進させたりします。

食欲という点で例をあげると、例えばバニラアイスやバターは真っ白なものよりは、少し黄みがかったものの方がいかにも濃厚で美味しそうな感じがしますよね。

また黄色のイメージは、西欧社会ではキリストを裏切ったユダの衣が黄色だったこともあり、思慮の足りない、浅はかなという感じが強いのですが、中国では皇帝の正装は明黄色とされ、高貴のシンボルカラーです。風水では西側にこの色を置くと幸運が舞い込むとも言われています。

■インテリアカラーに黄を取り入れる時のコツ

アクセント的に活用。左脳に刺激を与えて学力アップ!
知性を刺激する効果があるので勉強部屋や読書コーナーにも向いています。

明るく元気で太陽を連想させる黄色は、幸福感を与える伸びやかな色なので、開放的にしたい部屋や日が差さない部屋、暗くなりやすい水回りのメインカラーに最適です。
食欲増進作用もあるカラーなので、ダイニングに

寝室に使う時は淡いクリーム色を壁全体に使うと圧迫感のない。明るくくつろげる空間を演出できます。
黄色は膨張色なので鮮やかなトーンの黄色を多用すると暑苦しくなり、圧迫感が出るので注意が必要です。

アクセント的に使われる場合は鮮やかな黄色でもOKです。また黄色を照明に使うと、家族団らんの暖かい雰囲気づくりに役立ちます。
また黄色には消化や便通をよくする効果もあるので、便秘がちな方は、スリッパや便座カバー、タオルなどトイレグッズに黄色を多く取り入れることをお薦めします。

健康的なビタミンカラーの代表、オレンジがもたらす効果

オレンジ系(みかんいろ)

■ 特 徴

家庭のように人間関係を温かく包み込む。

オレンジはレッドのバイタリティとイエローの知恵が結びついた色。太陽のような明るいエネルギーを持ち、深い知恵や洞察力、また調和や神性を象徴する色です。
健康的で食欲を増進させるビタミンカラーのオレンジは、活気、喜び、創造性などを促す色です。

ダイニングやキッチン、娯楽ルームに最適なのはもちろん、太陽が余り差さない日当たりの悪い部屋に使えば、不足している明るさを補ってくれます。

オレンジを好む人は、外交的でとても陽気な人が多く、また指導的立場にあって、周囲の人々に大きなエネルギーを与える成功者が数多く存在するそうです。
同じエネルギッシュな暖色系でも、赤よりは少し柔らかく穏やかな気持ちを喚起してくれます。

それはオレンジが、人間の気分をより寛容に他者を受け入れやすくするコミュニケーションカラーの黄色と赤の中間色だからです。

■インテリアカラーにオレンジを取り入れる時のコツ

食欲増進に効果あり。お料理も楽しく作れる!色彩心理学的にオレンジは、食欲を増進する色だと言われています。

食欲がない時には、テーブルクロスの色をオレンジにしたり、キッチンをオレンジ色のタイルや小物で囲んでみてください。
元気に気持ち良く料理を作ることができますし、食欲も湧いてきます。

健康的で食欲を増進させるビタミンカラーのオレンジは、活気、喜び、創造性などを促す色です。
ダイニングやキッチン、娯楽ルームに最適なのはもちろん、太陽が余り差さない日当たりの悪い部屋に使えば、不足している明るさを補ってくれます。

赤の激しさと活力、黄色の明るさと知性を備えたオレンジは、社交的な色。親しみやすさと開放感がでますが
寝室や書斎には刺激が強すぎるので多用しない方が懸命です。

部屋にこの色を加えることで、無気力な状態に力を与えて、部屋そのものを温かい雰囲気にしてくれます。
またショックを受けて、傷ついた身体や気持ちを癒すのに効果があるので、クリニックや病院の待合室などにも適していると言われています。

モダンで刺激的なイメージにもできる黒がもたらす効果

ブラック系(くろ)

■ 特 徴

悲しみ、静寂を表現しながら気品も漂わせる神秘の色。

黒はどんな色とも合いますが、どの色と組み合わせるかで大きくイメージが変わります。
光を吸い込む色なので、AV鑑賞ルームなどの特殊な環境でない限り、壁紙や大きな面積のカーテンなどベースカラーにしない方が無難です。

悲しみや暗闇を表現することにも使われ、ヨーロッパでは1400年頃から黒が喪服色となったようです。
日本においては古くは喪服は白だったものが、明治30年に崩御した明治天皇の御生母の国葬から、西洋にならい政府が黒を喪服と定めたことから黒に変わったそうです。

またシスターや修業僧、戒律の厳しいイスラム教国の女性は、個人の色を出さず自らの欲望を断つシンボルとして黒を身に付けています。
しかし、一方で黒は悲しみを象徴するばかりではなく、華麗で重厚なイメージを表現する色としてパーティードレスなどにもよく使われます。

日本や中国の水墨画に通じる静寂感、気品といったものも感じさせる色でもあります。

■インテリアカラーに黒を取り入れる時のコツ

生活臭のない洗練された空間を演出。黒は一番目立つ色でもあります。

家具やカーテンの材質を自然素材(ナチュラル、ベージュ、ブラウン系)にすれば、黒をアクセントにおいても無機質で冷たい感じにはなりにくいです。
黒の家具を選ぶ際は曲線的なフォルムを選ぶと多少柔らかな雰囲気にできます。

ビビッドな色と組み合わせると鮮やかなコントラストでその色を引き立て、モダンで刺激的なイメージにできます。
しかし、部屋が狭い場合は大きな面積で黒を使い過ぎると圧迫感が高まり、部屋全体をより一層狭い印象にしてしまいます。

さらに狭い部屋に黒を多用すると、心理的にも圧迫感や閉鎖感を強く感じるので、キャビネットや棚、クッションカバーなどのファブリックの模様などにポイント的に取り入れることをお薦めします。

さらに、AV(オーディオ/ビジュアル)ルームやパソコンルーム、バーコーナーなどマニアックな楽しみを追求する部屋には、外からの音や光の刺激、雑念に邪魔されることなく没頭することができるので効果的です。

清潔さ、優雅さを演出する白がもたらす効果

ホワイト系(しろ)

■ 特 徴

純粋で無垢。真面目さや誠実さを表す色。

光、清潔さ、優雅さをイメージさせる軽快な白は、どんな色にも合い、家具や絵画、装飾品を引き立てるベースカラーとして最適です。
さらにメインに使えば、エレガントな雰囲気や清潔感などを演出することもできます。

虹の7色のスポットライトを一局に集中させると白色光ができます。白色光はすべての色彩光の集合として出来上がる色です。

そうしたことから無彩色でありながら、実は多くの色を経て新たな光に向かうスタート地点、前進性や刷新性をも表す色だと言われています。
またウエディングドレスなど花嫁衣裳に使われるように、純粋で無垢、また真面目さや誠実さを表わす色でもあります。

■インテリアカラーに白を取り入れる時のコツ

生活臭のない洗練された空間を演出。

アクセントカラーに有彩色を取り入れれば、殺風景でよそよそしい雰囲気を回避することができます。
白を用いてくつろぎ感を出したい時は家具のデザインや素材を柔らかい印象のものにします

白は光を反射することで空間に広がりをもたらす効果を持っています。その効果を利用して白を壁紙などの広い面積に仕様すると、部屋をより広く感じさせたり、
閉塞感を軽減するのに役立ちます。また窓のない浴室や洗面室、トイレなどでは照明を反射して明るさや開放感を醸し出してくれます。

しかし、例えば浴室でタオルやバスマットなど小物類まで白一色にしてしまうと、少し冷たすぎる印象になってしまいます。
そのような場合は、目に優しいグリンの観葉植物を置いたり、小物類に他の色を使うことで解消しましょう。

特定の情緒性を伝達しない白のニュートラルな特性を活かせば、様々に表情の異なる、それでいて清潔感溢れる明るいイメージ、洗練された空気感を演出することができます。
しかし、あまりに白一色という空間は雪原のような冷たい感情、孤立感を生み出してしまうことがあるのでご注意が必要です。

白はキャンバスです。あな好みのカラーをバランスよくコーディネートしてあなたらしさを演出しましょう。

リビングと寝室のインテリアの基本

家全体に一般的な装飾スタイルを施すこともできますが 、全体的なスタイルの中でも、各部屋には各部屋の独自の目的とスタイルがあります。
各部屋を配置し、素材、アクセサリー、アクセントを選択する際には、部屋の使用方法と使用者を考慮する必要があります。

個々の部屋のニーズを考慮し、それらのスペースにもっとも道理的なインテリアがふさわしいのです。
家の装飾はあなたの個人的な好みや興味 を反映することになりますが、それらの部屋の利用者の個性にも対応している必要があります。

リビングルーム

居間は、家族がいれば家族共有のエリアです。時にはゲストを迎えるために使用されることもあるでしょう。
また、家族全員が勉強、娯楽、社交、遊びのために集まる空間になり、多くの機能を果たさねばなりません。

現代の家の構成では、リビングルームはキッチンやダイニングエリアに隣接していることが一般的です。

最初の考慮事項の1つは、リビングルームの焦点、特に会話エリアを作成する場所を選択することです。
会話こそが人と人のつながりを確かにし、行く末長い互いの人生を豊かにするものです。

リビングルームの家具の選択 と配置やカラーリングは、この要素を念頭に置く必要があります。

そうしてから初めて、照明の計画の詳細に考えを及ぼすことができます。

最後に、ラグマット、アート、アクセサリーの選択は時間をかけてじっくりと、夢が広がる一時となります。

ベッドルーム

モダンなベッドルームのアームチェア、ラグ、ベッド‥‥安らぎを潤いをもたらすインテリアが必要な場所です。
寝室は、わたしたちが人生の3分の1を過ごすので、インテリアを安らかな場所にするための戦略じっくり練って慎重に検討しましょう。

ベッドとリビングの寝室の家具を選ぶことから始めます。
他の部屋とのバランスをとれば移動したときに大きくかけ離れた違和感がない方が良いからです。

寝室は眠ることによって、今日の疲れを癒し、明日への活力を生み出すための大切な場所。
質の良い眠りが得られれば得られるほど良い環境となります。

良質のマットレスと枕を充実させることはもっとも価値ある健全な投資です。

寝室 では、色の選択 も重要です。
朝起きの人の場合は明るい色を選択し、反対のライフワークの人はやや暗い色を選択します。

寝室の照明は、適切なムードを設定するためだけでなく、時には手元明かりで本を読んで、あるいは服を着せるためにも重要です。

ベッドとカーテンとかかーぺット、ラグなあど大きな基礎的な組み合させは、出来るだけ統一感を出すのがコツです。

まとめ

インテリアを考える上で、色がわたしたちにもたらす効果は、わたしたちが思う以上に大きなものです。
ベースカラーはあくまでもナチュラルに、ベッドや家具、カーテンやラグなどはメインカラーにあたり主役です。
なので、統一感の中にも存在感を、アクセントカラーは大胆に、時にはビビッドな色使いもアリかと。
安らぎのあるインテリアに、潤いの花やアートを飾る、いろいろ挑戦して、暮らしの中に潤いをもたらしましょう。

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