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大人が使うロフトベッドについて
ロフトベッドのロフト(Loft)とは、「中二階」「屋根裏部屋」という意味で、ロフトベッドといえばベッドの脚が極端に長いベッドを指します。
ベッド下を収納や、勉強、作業スペースなどに活用でき、特にハイタイプのロフトベッドは高さがあるので。より広い空間が活用できます。
ロフトベッドはベッド下が大きく空いているので、部屋のスペースの有効利用にはもってこいのアイテムです。
そういう意味ではロフトベッドの高さは高いほどよく、その分、寝床の位置は高くなるということになります。
ロフトベッドを使う方の適性は、梯子や階段の上り降りに支障がなく、高所恐怖症や閉所恐怖がない人に限られます。
そして日本のようなやや大きい地震が多発する地域で使うには、やっはり丈夫さや耐震性のチェックは欠かせません。
そういう観点から言えば、DIYが趣味なら、ご自分で追加の補強や防振を追加するくらいがちょうどいいです。
とにかく市販品を選ぶ際は、頑丈で「耐震設計」など強度が有り余るくらいなものがお勧めです。
日本の市販品の場合、ロフトベッドは、大人用・子供用とは分かれていません。が、そこが本場のアメリカとは違い少し残念なところです。
ロフトベッドは、ベッド下を有効活用できる素晴らしいアイテムですが、ロフトベッドを導入することには多くの検討事項をクリアする必要があります。
それは部屋の天井までの高さであるとか、ベッド下の活用方法とか安全性とかいろいろあります。
なによりもそもそも、ロフトベッドがなぜ必要なのかを一番に検討しましょう。
そこでここでは、大人使いに適したロフトベッドの選び方のポイントを紹介しようと思います。
大人だってロフトベッドのファンは大勢いるのです。
どの高さのロフトベッドが必要ですか?
ロフトベッドの購入を検討する最初の場面は、購入するベッドタイプを決定することです。
それはあなたが、ロフトベッドをどのように活用したいかのライフスタイルに掛かっています。
ちょっとした物置き場に使うのであればロータープで間に合いますし、机やパソコンを置いて書斎的に活用するのであれば、ハイタイプが向いています。
ロフトベッドの高さ決定は、寝床への昇り降りのし安さと、ベッド下の活用度合いと、ベッドの安定感の相関関係の中にあります。
部屋の広さ
一般的に、ベッドの周囲と部屋の壁の間に90cmのスペースを残すことをお勧めします。
これにより、自由に動き回ることができます。
ベッドのいずれかの側に斜め使いの梯子を設置すると、その分部屋の動線が狭まります。
ロフトベッドの安全上の考慮事項
ロフトベッドや二段ベッドの上段は、6歳以上で使用することが推奨されています。
そのため、大人が使うにしても、誤って幼い子供がロフトベッドに上らないようにする注意が必要うです。
ベッドの柵の高さはSG 及び JIS で基準が定めら れています。
SG の認定基準では、ベッド上段の床板(マットレス)上面から手すり上端面の最低面までの高さは 250 mm 以上必要となっています。
そしてベッドと天井の間のスペースは大人で最低90cm以上必要です。それ以下だと寝起きに支障が生じます。
ハイタイプのロフトベッドの特徴
大人用のロフトベッドとして、ベッド下を最大限に有効活用することを目的にしているため、ここではハイタイプについて説明します。
ほぼすべてのロフトベッドが、基本的にセミシングルとシングルサイズで1人用になっています。
寝る位置の高さがあり危険なため、二人用としての機能は持たせていません。
しかしなんといっても、ハイタイプのロフトベッドの最大のメリットは、ベッド下が最大限に活用できることです。
狭い部屋でも収納スペースとして使えますし、ソファや大型テレビなどを置くスペースも確保できます。
あるいはデスクやパソコンなどを置いて勉強スペースや作業スペースに活用できます。
冬は暖かいが夏は暑い
暖かい空気は上に溜まります。そのため、寒い冬は暖房で暖められた空気が天井近くに溜まり底冷えしません。
ただし、暑い夏には冷房で冷やされた空気が下に溜まるので、ベッドの上は暑さを感じやすいでしょう。
サーキュレーターや扇風機を上手に利用するなどの工夫が必要です。
きしみやすい
ベッドは高ければ高いほど不安定感が増します。ベッドの脚がとても長いハイタイプのロフトベッドは、揺れを感じやすい構造だといえます。
さらに揺れればきしみ音が発生します。まして日本は地震大国です。比較的大きな地震も多発しています。
なので安全管理はしっかりしましょう。DIYで補強することも良いです。
また、特にパイプ(スチール)製のベッドは金属性のきしみ音が出やすいです。定期的にネジなどの緩みがないかを必ずチェックしましょう。
大人の生活のためのロフトベッド
大人用として押さえておきたい5つのポイント
ロフトベッドを大人が使う場合は、子供が使う時とは違った視点で選ぶことが大切です。
子供と比べて大人は
- 体格が大きい
- 柔軟性や運動能力の衰え
という特徴があるため、
- 大人の体格を支えることができる
- 昇り降りがしやすい
- 大人向けのシンプルなデザイン
などの条件が当てはまります。
5つのチエックポイント
- 耐荷重の大きいもの
- サイズが足りているもの
- 高さの選定
- 木製かパイプ製か?
- ハシゴか階段か?
の5点をあわせて検討してみましょう。
1.耐荷重の大きいもの
耐荷重は体重+マットレスや寝具の重さ+30kgあると安心でしょう。
大人が使う上で一番大事なのが、大人の体重をしっかり支えられることです。
その目安としてベッドでは「静止耐荷重」で表されています。
これはそっと乗った荷重であり、倒れこんだりするときの衝撃荷重ではありません。
衝撃荷重は質量と荷重が加わった時の加速度で違ってきます。
例えば50kgの物を1mの高さから落とした時の衝撃は、10倍の490kgにも相当します。!
2.サイズが足りているもの
ロフトベッドは殆どがシングルサイズです。
子供用はセミシングルもありますが、こちらは大人には向いていません。
セミダブル(幅が約120cm)のロフトベッドがあれば、そちらのほうが快適に寝ることは出来ます。ただ販売がとても少ないです。
ただ、ロフトベッドはかなりの圧迫感がるので、幅を大きくしてしまうと、さらに圧迫感が強まることは心得ておきましょう。
3.高さの選定
ロフトベッドの高さの分類は
- ハイタイプ
- ミドルタイプ
- ロータイプ
となっていますが
ベッド下を最大限に活用するのであればハイタイプで決まりです。反面、昇降の距離や揺れの大きさ・圧迫感がデメリットになります。
ロータイプは、安定感があり圧迫感は少ないものの、ベッド下がの収納スペースに限定されてしまいます。
どのような使い方をしたいかに合わせるのが最も大切ということになります。
高さにの違いによるメリット・デメリットなど
メリット | デメリット | |
ハイタイプ | ベッド下にソファやテレビを置ける | 圧迫感が強く、揺れやすい |
ミドルタイプ | ベッド下空間を保ちつつ圧迫感を減らせる | 居住空間にすると頭をぶつけやすい |
ロータイプ | 圧迫感を感じさせず収納量を増やせる | ベッド下は収納以外に使えない |
4.木製かパイプ製か?
がっしりして揺れが少ないのは木製品です。
木には粘りがあるため、いきなり折れたりすることは少ないです。
パイプ製は中が伽藍洞の見掛け倒しで、さほどの強度はありません。
揺れも大きいですし、ビスが緩みやすく軋みが出ることも多いです。
なので大人用に使うには木製でがっしりしたものを選びましょう。
強度に不安がるなら、DIYで筋交いを追加することも良いでしょう。
5.ハシゴか階段か?
ハシゴ
昇降スタイル圧倒的に「ハシゴ」が多いです。
梯子の部材が細いと足裏がかなり痛いです。パイプ製のはしごは最悪です。
なので出来るだけ太いものがお勧めです。
また固定式と、移動式があり、使い勝手で選びましょう。
垂直タイプトと斜めタイプも同様ですが、斜めタイプは設置スペースを取ります。
階段
階段のほうが昇り降りが圧倒的に安全で楽です。
しかし階段タイプは販売の種類が少ないため、そんなに選択肢はないです。
安全性を重視したい人は階段、コンパクトさや手軽さを重視したい人はハシゴにしましょう。
大人が使うロフトベッド使用例
まとめ
ロフトベッドは万民にお勧めできるベッドではありませんが、条件が合えば使い勝手が良いベッドです。一番のメリットは、ベッド下を最大限活用出来ることです。
ただし、高さが高いため、使い方を誤るとケガの恐れがあります。使用上の注意点をよく理解して使う必要があります。
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