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ベッドを扱う一人として実に興味深い記事を発見しました。
以下にそれを表記します。
興味深い事実とは、なんと、3300年前にすでに折り畳みベッドがあったという事実です。
それはアフリカで発見されました。
ツタンカーメンの墓の在りかを示す重要な手がかりは、20世紀初めに「王家の谷」で見つかりました。
米国の実業家セオドア・デイビスが出資する調査で、ツタンカーメンという謎めいた名が記された遺物が数点見つかっていたのです。
王家の谷はナイル川を挟んで古代エジプトの都テーベ(現ルクソール)の対岸にある、岩壁がそそり立つ谷です。
王家の谷ではそれまで何十年も考古学者や秘宝探しのハンターらが発掘を行ってきたため、めぼしい遺物はほとんど掘り尽くされたと考える人が多かったのです。
デイビスも、この谷に見切りをつけて発掘権を手放すと、考古学者、ハワード・カーターのパトロンである英国のカーナヴォン卿がすぐさまその権利を得ました。1914年6月のことです。
それからまもなく、第1次世界大戦が勃発。欧州ばかりか、中東にも戦火が広がったため、本格的なツタンカーメンの墓探しはお預けになってしまいました。
ようやく発掘が再開されたのは1917年の秋です。
それから5年間、カーターとエジプト人作業員らが膨大な量の岩片を運び出したかいもなく、結局墓は見つからずじまいで、カーナヴォン卿の発掘熱は冷めかけていました。
やはり王家の谷は掘り尽くされたのかもしれない。そう考えた彼は1922年6月、カーターを英国のハイクレア城に呼び、谷の調査を打ち切る意向を告げます。
しかしカーターはもう1シーズンだけ掘らせてほしいと懇願し、自費でいいから調査を続けたいと訴えます。
これには卿もやむなく折れ、同年10月28日、カーターはルクソール入りしました。
11月4日、カーター率いる発掘隊の作業員が何気なしに目を留めた石に、人為的に削られた痕跡があることに気づきます。
その石は埋もれた階段の一番上の段でした。
翌日、さらに掘り進むと12段の階段が現れ、それを下ると、全面にしっくいを塗った扉があり、王家の紋章で封印されていたのす。
カーターは手つかずの王墓を発見できたと確信し、英国イングランドにいるカーナヴォン卿に電報を送ります。
「ついに谷で素晴らしい発見あり。無傷の封印が残る壮麗な墓」と打電します。
その後発掘が進み、発見されたツタンカーメンの遺品は5,000点以上にも上り、世界各地で展覧され皆様もご覧になった方が多いでしょう。
以下そのなかからベッドについての興味深い事実の発見です。
世界最古の折り畳みベッド
考古学者により、3,300年前のベッドのフレームは高度な折りたたみ機構を持ち、持ち運びに便利であることが判明!
ツタンカーメン王のベッドの模型を研究者が分析したところ、史上初の3つ折りキャンプベッドであることが示唆されました。
研究者は、このベッドがツタンカーメン王の願望を知る手がかりになると考えています。
王は内反足で杖なしでは歩けなかったが、このベッドは王がキャンプを夢見ていたことを示唆しています。
By Shivali Best For Mailonline 公開:2017年8月1日 更新:2017年8月1日 11:26 BST 2017年8月2日
ツタンカーメンは、3,300年以上前にエジプトを支配していた最も有名なファラオの一人です。
そして今、「カイロの少年王」として知られるツタンカーメンが、王にふさわしいベッドを持っていたことを示唆する新しい研究結果が発表されました。
研究によると、ツタンカーメン王は、Z字型に折りたためる現代のキャンプ用ベッドの非常に初期のバージョンで寝ており、当時としては非常に洗練されたものであったことが示唆されています。
ツタンカーメン王の3つ折りベッドは、1922年にハワード・カーターが、財宝で埋め尽くされた王墓に初めて入った際に発見されました。
東京の武蔵野大学の研究者は、このベッドを分析し、当時としては非常に洗練されたものであったことを示唆しました。
このプロジェクトに携わった研究者の一人である西本直子氏は、Live Scienceの取材に対し、「約100年前にカーターがこのベッドをスケッチして以来、詳細な研究は行われていない」と語っています。
「これは今まで発見された中で唯一の実寸大キャンピングベッドです。ツタンカーメン王以外のファラオは、このような(ベッドを)持っていなかった。興味をそそられます」。
研究者たちは、エジプトのゲベレインから出土したベッドの小型模型を分析しました。
このベッドは、4本の木製の「ライオン」の脚と、重量の大部分を担う銅合金のドラムでできている。
精巧な木製の脚の形状を考えると、ベッドを折りたたむのは並大抵のことではなく、デザイナーは脚に工夫を凝らした蝶番を使用しなければなりませんでした。
西本さんは、「こうすることで、脚に負担がかからなくなるんです」と言う。
脚の上には、3本の細い糸で織った麻布のマットが敷いてありました。
研究者たちは、ツタンカーメン王が、Z字型に折りたためる現代的なキャンプ用ベッドのごく初期バージョンでどのように眠っていたかを分析しました。
二重の蝶番の周りには穴が見えますが、研究者は、これは紐を通すために使われたのではないと示唆しています。
西本さんは、「紐を通すつもりで作ったが、結局使わなかった」と話しています。
もし、ここに糸を通していたら、ベッドは折りたたむことができなかったはずです。
この試行錯誤は、この3つ折りベッドが史上初であることを明確に示しています」と西本さんは付け加えます。
彼らの分析によれば、2つ折りのベッドはツタンカーメンのベッド以前にも存在したかもしれないが、彼の3つ折りベッドは革命的であったということになります。
研究者によれば、3つ折りベッドはより快適で、より安定し、よりコンパクトであっただろうとのことです。
西本さんは、「試行錯誤の跡から、このベッドの製作に携わった職人たちは、他の三つ折りベッドを参考にすることがなかったことがわかります」と語っています。
木製の獅子脚4本と銅合金製のドラム缶で構成され、重量を支えていた
ベッドは4本の木製の「ライオン」の脚と、重量の大部分を担う銅合金のドラムで作られています。
ツタンカーメン王の埋葬について
カイロのアメリカン大学の研究者たちは、若いファラオが冥界の神オシリスに見えるように、王の付属肢が90度の角度で防腐処理されたと考えています。
ペニスの角度は、オシリスに敬意を表して作られた「コーン・ミイラ」が身につける特徴でありました。
また、ミイラにはオシリスの皮膚に似せた黒い液体が塗られていました。
その他にも、1922年にハワード・カーターによって墓が発見されたとき、ツタンカーメンの心臓は失われていました。
墓の外側には、ツタンカーメンをオシリスに見立てた装飾が施されていました。
研究者は、このベッドが古代エジプトの驚くべき職人技を示すだけでなく、ツタンカーメン王の願望を知る手がかりになると考えています。
西本さんは、「この試行錯誤の過程は、この3つ折りベッドが史上初のものであることをはっきりと示しています」と付け加えます。
このベッドは、古代エジプトの驚くべき職人技を示すだけでなく、内反足のために一人で歩くことができなかったツタンカーメン王の願望を知る手がかりになると研究者は考えています。
西本さんはこう結論づけなした。か弱い若い王が長距離や激しい遠征に参加することはなかったかもしれませんが、それでも彼は狩りやキャンプというものに憧れていたのです。
彼のキャンプ用ベッドは本来、詩的なものなのです。
※元の記事はLive Scienceに掲載されています。
ツタンカーメン
ツタンカーメン(翻字: twt-anx-imn, エジプト語英語化: Tutankhamun, Tutankhamen, King Tut, 紀元前1341年頃 – 紀元前1323年頃)は、古代エジプト第18王朝のファラオ(在位:紀元前1332年頃 – 紀元前1323年頃)。
より厳密な表記では、トゥトアンクアメン。エジプト新王国時代、第18王朝末期の最後の直系王族である。
若くして亡くなった悲劇の少年王として、また副葬品などがほとんど完全な形で発見された王として、エジプトのファラオの中で最も人々に親しまれている。
ツタンカーメンは在位期間が10年弱で、また後世の王名表などから名前が削除されていたため、人々にほとんど知られていなかった。
しかし、1922年にハワード・カーターが、彼のパトロンであるカーナヴォン伯ジョージ・ハーバートによる資金援助で行われた発掘で、ほぼ無傷なツタンカーメンの墓を発見し、世界中の注目を浴びたことで非常に有名になった。
5,000点以上の遺物が出土したことで古代エジプトへの関心が再び高まり、現在カイロ博物館に所蔵されているツタンカーメンのマスクは、今でも同館のシンボルの1つとなっている。
また、ツタンカーメンのミイラの発見に関わった数人の人物の突然の死は、ファラオの呪いのせいだとする噂がまことしやかにささやかれた。
以上がツタンカーメンに携わるキャンプ用折り畳みベッドの物語です。あれから3300年、今では、望めばだれでも折り畳みベッドを手に入れることが出来ます。
わたしたちもまた、快適な折り畳みベッドを手にしてキャンプに行ってみたいものです。
ときには世間の喧騒を離れ、はるか昔ツタンカーメンも見たであろう夏の世の銀河を眺めて、若き王が憧れた自然の息吹を感じるのも良いことかもしれません。
現代の人気折り畳みベッド5選
- 折り畳みベッド・ポケットコイルマットレス 2分割
- 折りたたみベッド 完成品 リクライニング可能
- 日本製 折りたたみひのきすのこベッド
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折り畳みベッド・ポケットコイルマットレス 2分割
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日本製 折りたたみひのきすのこベッド
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※本ページは床面高通常タイプ、シングルサイズのベッドフレームのみの販売ページです。
まとめ
3300年前に折り畳みベッドが存在していたことは驚きですが、さすがに当時としては一般的ではなくファラオの専有物であったようです。そして現代、ツタンカーメンが使ったであろう折り畳みベッドよりはるかに、寝心地、機能性に優れたベッドが沢山リリースされています。
もちろん折り畳みベッドは簡易的な使い方が多いのですが、それでもさすがに1万円台からあるというのはツタンカーメンも思いもよらぬことでしょう。フランスベッドの折り畳みベッドは、マルチラススーパーマットレス仕様で寝心地だって妥協していません。普段使いにも十分耐えられるものです。さすがにお値段は少々張りますが、2年の長期保証は、メーカーの自信の表れとも言えるものです。
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