ベッドのヘッドボードの役目と、デザインや機能の選び方

ベッドのイメージを一番左右するのがヘッドボードの形ですね。
ベッドの印象や使い勝手は、ヘッドボードデザインでがらりと変わってしまいます。

ところで日本に、江戸時代あたりから使われた、枕屏風(まくらびょうぶ)が、ヘッドボードに符合するものですね。

もちろんこちらは布団を敷いて寝たわけですが、その時に枕許に立てる二曲の屏風です。

役目は、防寒や防風の必要性から自然に生まれたもので、特に決まった寸法はありません。

当時の家屋は隙間だらけで冬などは冷たい風が吹き込みます。
寝る時の頭部風除けに使い、布団を畳んだらその布団を隠すように用いたようです。

昔は二曲に限らず、丈の低い小さな屏風を全て枕屏風と呼んでいました。
和歌や絵画などを貼って飾る事もあったようです。

では話を元に戻して、ベッドのヘッドボードはいったい何のためにあるのでしょうか?

まずそこから検証してみましょう。

べッドのヘッドボードの役目

  1. デザイン
  2. 壁の汚れや擦れ防止
  3. 寄りかかる
  4. 保温、遮温、防風など
  5. 枕が落ちません
  6. 機能的
  7. 風水

1.デザイン

ヘッドボードの最大の特徴の1つは、ヘッドボードが付いているとスタイリッシュになるということです。
ヘッドボードは立ち上がっているため視覚にすっと入ってきます。そのときデザインによってお部屋の印象まで違って見えます。

ホテルの場合ヘッドボードは造り付けです。
それはお部屋のお掃除の関係で、ヘッドレスのベッドのほうが動かしやすいからですね。
ベッドの頭のほうの脚は、キャスター付きになっていて裾側を持ち上げて移動させます。

そのかわりヘッドボードは思い切ったデザインや大きさを採用できますし、高給なホテル程豪勢なヘッドボードです。
独自のヘッドボードデザインによって、非常に意匠性の高いコーディネートが可能にないます。

このように、ベッドに於いてヘッドボードは、ベッド及び寝室の顔と云うべきポジションにあるわけですね。

2.壁の汚れや擦れ防止

もしヘッドレスのベッドをお使いになっていて、頭部分を壁にくっつけて配置したとしますと、壁は髪の油や擦れなどで黒ずんで汚れてくるでしょう。
ですからとくに賃貸の住宅で壁を汚してしまうと、アパートを出るときに壁紙の張替えを要請されることも有ります。
ヘッドボード付であればそういう事態は避けられます。

3.寄りかかる

ベッドで本を読んだり、携帯電話でスクロールしたり、タブレットで動画を見たりする場合でも、多くの人はベッドに座って寝る前にくつろいだりします。
ヘッドボードを使用すると、寄りかかれるため、この時間をはるかに快適にすることができます。
ヘッドボードレスでは壁に直接よりかかる恐れがあり、そうすると影の黒ずみや擦れが生じます。
また寄りかかるのが楽なヘッドボードは、ファブリックやレザー等の側のなかにクッション材を仕込んだヘッドボードが快適です。

4.保温、遮温、防風など

ヘッドボードは、冷たい壁から身を守るのに最適で、特に壁の断熱が不十分な場合に、冬に快適に眠るのに理想的です。
これは、宮付きやパネルタイプのヘッドボードに当てはまります。
フェンスタイプで通気性が良い仕様は効果は薄れます。
これらは、より多くの熱を遮断して、頭部を暑さ寒さから守ります。

5.枕が落ちません

もしヘッドボードがなく、ベッドが壁から離れていたら、枕が落ちてしまうことが多いと思います。
そうすると、寝心地が悪くてつい目を覚ましてしまう。そんなことの繰り返しでは熟睡できませんよね。
それが嫌で、ベッドを壁にくっつけると壁紙が擦れて汚れる…
ヘッドボードはそれらの悩みを一挙に解決してくれます。

6.機能的

ヘッドボードの大きなメリットの1つは、デザインによって機能が付いていて用途が広いことです。
一部のヘッドボードには、利用可能な棚やブックシェルフ、小もの置き棚、コンセント、照明が付属しています。
これらを使用すると、ナイトスタンドを必要とせずに、夜間の読書を保存したり、アラームを閉じたり、ベッドのそばでスマートフォンを充電したりできます。

7.風水

風水の原則に従って寝室をコーディネートすることに興味がある場合は、ヘッドボードが重要である理由をすでに知っているでしょう。
ヘッドボードなしで寝ることは、わたしたちが安全に保つための後ろに山がないことを意味します。
風水によると、使用するヘッドボードの特定の材料とスタイル、および避けるべきものがあります。
その中の、よいとされるヘッドボードデザインは、信じる者の指揮位置を強化し、より良い気のエネルギーのご利益を得られると信じられています。

ベッドの設置方法

ヘッドボードは壁にくっつける必要がありますか?

ヘッドボードは壁にくっつける必要はありません。
ベッドは浮かせて設置しましょう。「浮かせる」とは、壁から離れて自立させることを意味します。
その理由は、ヘッドボードは、多くの場合、前面だけでなく背面も見栄えがするようにします。

カーテンがあればそれを除けてベッドを前に出します。
ただし、それは寝室がどれだけのスペースがあるかにかかっています。

ベッドにヘッドボードがない場合はどうすればよいですか?

ヘッドボードが重要である理由がわかったけど、ベッドにヘッドボードがない場合の選択肢はなにもないと思うかもしれません。
僅かですが、ホテルのような造り付けのヘッドボードをDIYで造るかたもいます。
また完成品のヘッドボードの販売も結構あります。アマゾンなどで購入可能です。

床置き型のヘッドボードをベッドのすぐ後ろに配置して、ベッドで挟んで設置すすることも、ものによっては可能です。

記事 寝室を劇的に変える♪DIYで作る世界に一つだけのヘッドボードはこちら

ベッドボードデザイン別、メリット、デメリット

ヘッドボードのタイプ

ヘッドボードは大きく分類すると3つのタイプがあります。

  • 棚付き
  • パネルタイプ
  • ヘッドボードレスタイプ

どのヘッドボードタイプがよいかは、ご自分の求めていることと一致します。
ベッドの専門家の私たちでも、こちらのデザインがおすすめ!といった決まりはありません。

ベッドタイプと同様に人には 好みがありますし、仕様スタイルが違います。ご予算だって違います。
なので、ご自身の好みに合ったベッドが選べるよう、それぞれの特徴を見てみましょう。

棚付きタイプ

棚付きタイプには装備がいろいろあります。
棚にコンセントがついていたり、モダンライトがついていたり、ヘッドボードのサイドには高さのある本棚を備えたものなどいろいろです。
必要に応じて選んでくださいね。このタイプは小物置き場がヘッドボードにあるので、あえてサイドテーブルを置く必要はありません。
お部屋が横方向に狭い方に向いているデザインです。

メリット

小物が置ける棚があると、目覚まし時計やベッドで読む文庫本などを置くのに便利です。
眠る前のひと時を音楽を聴いたり、お酒をたしなんだり、本を読んだりするのに便利です。

棚が一体化しているとお部屋に統一感も生まれ恰好もよくなります。
またコンセント付きのタイプであれば、携帯電話の充電やお好みのスポット照明を置くことも可能です。
照明付きのタイプはベッドと照明に一体感が出て、お部屋がきれいにまとまります。
最近では間接照明タイプなどおしゃれなタイプの照明が増えています。ムードのあるお部屋作りを求めている方におすすめです。

デメリット

棚の長さの分、ベッドの全長が長くなってしまうので、お部屋の縦方向のスペースを多く使ってしまいます。
棚が付いていないベッドに比べ価格が高くなります。
照明・コンセントが付いているタイプは、ベッドの背面からコンセントが出ていますので、コンセントの出ている位置、
ベッドの配置によっては見た目が悪くなることがあります。

パネルタイプ

パネルタイプのヘッドボードはシンプルでものすごく落ち着きます。
ヘッドボードレスのように、壁にぴったりくっつけなくても枕が落ちる心配はありません。
壁から離して使えるので、窓下に収める場合、カーテンが邪魔になりません。
小物置き場はないため、サイドテーブルを使用することになります。
少々お部屋のスペースは使いますが、このタイプは落ち着いた雰囲気がします。

メリット

スッキリとした印象をお部屋に与えることができます。
傾斜や曲線上のパネルタイプの商品は寄りかかることもできますので、ベッド上で座った状態で脚を伸ばしてくつろぐ事ができます。
またパネルのデザイン性が高いものを選べばベッドのグレードは上がって見えます。
それでいて棚ほどのスペースはとらないのでベッドを置くスペースもコンパクトになります。
棚付きタイプと比べるとリーズナブルな価格設定になっています。価格を抑えたい方におすすめです。

デメリット

小物などベッド周りに必要な小物を置くスペースがない為、別途サイドテーブルなどを用意する必要があります。

ヘッドボードレスタイプ

ヘッドボードのないタイプは、もっともコンパクトはベッドです。マットレスサイズの大きさです。
ヘッド側は枕が落ちないように壁にぴったりくっつけての使い方がおすすめです。
ワンルームや比較的狭いお部屋、あるいはすっきりしたベッドルームを演出したい方におすすめのデザインです。

メリット

ヘッドボードが無い分、長さが短くなるのでパネルタイプ以上にお部屋をすっきり見せることができます。
またお部屋にベッドの存在感を出さずにさりげなく置けるので、ワンルームなどでは嬉しい特徴です。
作りがシンプルなため価格が安いのもメリットです。

デメリット

パネルタイプと同様にメガネや目覚まし時計の置き場所がない為、サイドテーブルを用意する必要があります。
また壁に寄せることにより枕の摩擦などで壁に負担がかかります。(汚れる)
ところで余談ですが、ホテルなどではこのタイプが主流です。
ヘッド方向の脚にキャリーが付いていてお掃除が楽にできます。
ヘッドボードに見えるのは、壁に袋張り装飾や棚を付けて最初から造り付けているためです。

選び方

ヘッドボード部に機能を求める方は棚付きタイプの中から必要な機能が付いているものをお選びください。
コンセント、本棚、モダンライト、蓋つき小物入れ、引き出し付きなどいろいろあります。

棚の作りで価格が変わってきますので、用途を良くご検討の上、不要な機能が付いていないタイプをお選びください。
コンセントはあると便利なのでコンセント付きは絶対おすすめです。

サイドテーブルご使用の場合はヘッドボードはシンプルなものがおすすめです。
シンプルで落ち着きますし、なによりお値段もこなれています。

照明に関してはライフスタイルによって必要か不要かで変わってきます。
これもサイドテーブルでスタンドをご使用な方は無用でしょう。

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