二段ベッドを安全に使うために、二段ベッドからの転落事故についてのQ&A

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二段ベッド

ワンルームをシェアする二段ベッド

わたしも若い頃二段ベッドの上段で寝たことがあります。3年程です。

使い勝手はさほど苦痛ではなく、昇降も苦ではありませんでした。

もちろん落下などは一度としてありません。

二段ベッドの上段は、なんか天井が近くでなんか包まれ感があって、サイドにはガードの柵、掛け布団がずれることもなく、なかなか快適だったと記憶しています。

あの頃は地震もほとんどなく、揺れて恐怖を感じた記憶も全然ありません。

二段ベッドは快適以外何もないベッドだと自分では実感していたのですけれど、調べてみると、事故事例が結構あるので驚いているところです。

日本ではこのような統計がないので、こちらはアメリカの事例になります。

日本でもこのような統計があれば、安全基準等の向上に参考になるところですが、どこかで研究してほしいものですね。

アメリカの二段ベッド障害調査報告書

(オハイオ州コロンバス)全国小児病院研究所の傷害研究政策センターの研究者が実施した調査によると、二段ベッド関連の傷害は幼児の親だけが懸念する問題ではありません。

小児科の雑誌6月号に掲載されたこの研究によると、二段ベッド関連の怪我を負った子供の4分の3は10歳未満ですが、18歳から21歳までの個人の怪我は驚くほど急増しています。

この研究は、全国データを使用して、子供と若年成人(21歳まで)の二段ベッド関連の傷害のパターンと傾向を包括的に調査するこの種の最初のものです。

16年間の調査期間中に推定572,580の二段ベッド関連の負傷があり、年間平均36,000件近くの症例が発生していました。

「私たちの研究で見つかった高い傷害率は、特に幼児と若い成人の間で、二段ベッド関連の傷害のリスクを下げるために予防努力を強化する必要があることを示唆しています」と研究の共著者であるゲイリー・スミス医学博士、DrPH、ディレクターは述べています。

二段ベッド関連の怪我は男性の間で最も頻繁に発生し、分析された症例の半分は6歳未満の子供に関係していました。

二段ベッドの怪我は、最も一般的には転倒によるものです。

最も一般的な二段ベッド関連の怪我には、裂傷、挫傷/擦過傷、骨折などがあります。

骨折は3番目に多い傷害でしたが、骨折のある患者は、入院、別の病院への転院、または観察のために拘束される必要がある可能性がほぼ6倍高かった。

最も頻繁に負傷する体の部位には、頭/首と顔が含まれます。

体のこの部分の怪我は、重心が高いために最初に頭を落とす傾向がある小さな子供に特によく見られます。

3歳未満の子供は、それ以上の年齢の子供よりも頭部外傷を負う可能性が40%高かった。

この研究では、18〜21歳の人が、14〜17歳の年齢層の青年の2倍の負傷を経験したこともわかりました。

この発見の理由は不明ですが、この年齢層の個人は、大学の寮や軍隊などの施設での居住が増えるため、二段ベッドをより頻繁に使用する可能性があります。

年長の子供はまた、おそらく彼らのより大きなサイズと体重の増加のために、年少の子供よりもベッドの機能不全のために怪我をする可能性が非常に高いことがわかりました。

「誰もが休息中や睡眠中に安全で安心したいと思っていますが、二段ベッドは子供や青年の間で一般的な傷害の原因です」と、研究の共著者である傷害研究政策センターの主任研究員であるララ・マッケンジー博士は述べています。

博士は 全国こども園の理事で、オハイオ州立大学医学部の助教授です。

「私たちの調査によると、二段ベッドに関連する怪我は、時として重篤なものもあり、入院が必要になる可能性もあります。」

「6歳未満の子供に加えて、若年成人は学校、レクリエーションスポーツ施設、公共施設の二段ベッドによる怪我のリスクが大幅に高くなっています。」

二段ベッドに関連する怪我を防ぐための推奨される戦略には、上段の両側にガードレールを使用し、ガードレールの隙間を3.5インチ(8.89cm)以下にして、閉じ込めや絞殺を防ぐことが含まれます。

先ず、マットレスの土台がしっかりと固定され、適切なサイズのマットレスが使用されていることを確認します。

  • 6歳未満の子供が上段ベッドで寝ることを許可しない。
  • 子供たちが二段ベッドで遊ぶのを思いとどまらせる。
  • 子供たちが夜にはしごを確認できるように常夜灯を使用する。
  • ベッドの周りから危険物を取り除く。
  • 二段ベッドをシーリングファンやその他の天井固定具に近づけすぎないようにします。
  • 安全基準を下げるような二段ベッドの仕様変更しないでください。

この調査のデータは、米国消費者製品安全委員会の全米電子傷害監視システムから入手したものです。
分析には、1990年から2005年にかけて全米の救急科で治療された致命的ではない二段ベッド関連の負傷の症例が含まれています。

全国小児病院研究所の傷害研究政策センター(CIRP)は、研究、教育、擁護、および臨床ケアの進歩を通じて、地域レベルから国際レベルで、傷害による死亡と障害を減らすために活動しています。

CIRPは、傷害の疫学、予防、急性期治療、リハビリテーション、および生体力学の科学的理解を向上させることを目的としています。

CIRPは、怪我、怪我の研究、怪我の予防の重要性について、健康やその他の専門家、政策立案者、一般の人々を教育しています。

CIRPは、傷害の管理に関する公共政策の策定、実施、科学的評価においてリーダーシップを発揮します。

CIRPの詳細については、http://www.injurycenter.orgをご覧ください。(記事ここまで)

事故の半数以上は6歳未満の男の子

上記記事によると二段ベッドの怪我の最も一般的には転倒によるものとありますが、これはベッド本体の転倒と理解しますが、日本ではかなりの大きな地震でもベッドの転倒は報告されていません。

ベッドの作りなのかそれとも使い方なのか知りたいところです。

不思議なのは、18〜21歳の人が、14〜17歳の年齢層の青年の2倍の負傷を経験とあり何で?という感じがします。

また、二段ベッド関連の怪我は男性の間で最も頻繁に発生し、分析された症例の半分は6歳未満の子供に関係していた、というのは納得できるところです。

16年間の調査期間中に推定572,580の二段ベッド関連の負傷があり、年間平均36,000件近くの症例が発生とあり、小児病院のデータと云ことを考えると、まだ一部の数字だということが分かります。

しかし年間平均36,000件近くの症例であり、アメリカの人口が日本の2.7倍ということから換算すると、日本でも年間13.000件は起きている計算になります。ベッドの普及率が圧倒的な米国とは俄かに比べられませんが…

ところが先に申しました通り日本にはこの種の統計はありません。

二段ベッドは高い位置に寝るため落下の危険が付きまとうことは確かです。

とはいえ二段ベッドは共有する部屋で二人で使用するには最も効率的なベッドです。

省スペースで済むため需要もかなりあります。

それだけに絶対あってはならない事故です。使い方や使う人の特性などもしっかり考慮する必要があります。

そこで日本に於いて二段ベッドに関する、落下やけがの書き込みがないかと探しましたら少しですが出てきました。

全然ないと思っていた事例ですが意外とあるんですね。

以下にそれを示します。購入前の検討や使用上の注意点となれば幸いです。

二段ベッドからの転落についてのQ&A

Q:落下してケガ

二段ベッドから降りるときに落下して、身体を痛めました。肩、腰が痛いです。

この場合、先に整形外科へ行き、それ以後接骨院へ行くことになるのでしょうか?

その場合、接骨院では保険はきくのでしょうか。よろしくお願いします。

A:どっちでも可

怪我なので接骨院でも整形外科でもどちらでも良いですよ。

接骨院でも保険は使えます。

Q:落下が心配

二段ベッドを考え無しに買って後悔してます。

小学生の息子達は喜んでます。

しかし。いつ落ちてもおかしくありません。

二階の階段の所の開口が広くて二階部分で寝かすのが不安で結局、一階部分に兄弟が二人で寝る事にしました。

部屋の狭さの為分解して一段で使うのはありえない状況です。
二段ベッドの開口を木の板でも打ちつけて無くそうかな…?市販で落下対策で何か売ってませんか?

安いから(五万)と買ったベッドでしたが…かなり凹みます(T-T)

A:普通に柵がついてたら問題ないと思いますが…

小学校2年から中1にかけて2段ベッドの上で寝ていました。

寝ぼけて何回か梯子の途中から落ちたことありますが入院するほどの怪我をしたことはありません。

打ち身や擦り傷程度です。

開口って子供が落ちそうなくらい大きいのですか?
開口部分は、ベッドの真ん中辺りですか?

左右のどちらかによせて作られているのであれば、開口部分の方向に足が向くようにして寝てもダメでしょうか。

頭から落ちるのは危険ですが、足が少しぶらんとなったら、落ちる前に気付くと思います。

Q:寝相が悪い子が心配

二段ベッド(システムベッドの上)、上の段は何歳から使いましたか?

今度引越しを予定していて、今まで川の字に寝ていた一年生の一人息子が、今度から持てる子供部屋で、システムベッド(下段
が学習机、上段がベッド)で寝たいと子どもが言い出しました。

うちの子は、激しく寝相が悪いので(時計のようにグルグル回るのは当たり前)、上から落ちないかが心配です。

みなさんは、いつから、上段で寝せてますか?

A:6歳未満は止めましょう

私は幼稚園のころ二段ベッドの上段で寝ていました。

私の使っていたものは上段も下段も側面の真ん中あたりにベッドへの出入りをするため50cmくらい柵の切れ目があって、上段はそこに梯子がかかってました。

私も子供の頃は寝相が悪く、暴れて落下することを心配した親が木の板を差し込んでくれて落ちない様にしていました。

が、うっかり板を入れるのを忘れた日、私はベッドから落ちました。

真下にはラジカセが置いてあり、顔面をしたたかに打ち付け口を切り血まみれで病院に運び込まれました。

そういうわけですが柵があれば多分大丈夫です。

Q:落下して骨折

二段ベッドで、降りる際、足に力が入らず落下して骨折しました。

起きた時、全身が痺れている感じで力が入りません。

起きた直後は痺れがある感じで。何が原因なんでしょうか?

A:同じ姿勢のせい

二段ベットに寝ると寝返りが少なくなります。

狭さであったり、高い所で寝てるという意識がそうさせるようです。

寝返りが少なくなると、血流が阻害されて筋肉が硬くなります。
つまり背骨のゆがみが多くなります。背骨のゆがみは自律神経を圧迫します。

自律神経が不調になり、体調不良が起きます。

Q:ケガが心配

二段ベッドを使ったことがある方、使用中に怪我をしたことはありますか?

小1と小6の息子に二段ベッドを購入しようか検討中です。

さすがに二段ベッドから飛び降りたり、ベッド内でジャンプしたりはしないと思いますが夜寝ぼけて…。身を乗り出しすぎて…。

何かしらで上の段から落下するんじゃ…と不安が尽きません。
旦那は 大丈夫だろう と言っていますが…。

私は二段ベッドで寝たことがないので余計に色々考えてしまって。

どんな感じなんだろうと気になり質問させて頂きました。

A:6歳以下は危険です

6歳以下は危険です。使い方を誤ると大人でも危険です。

日本ではそういう統計はないようですが、アメリカ オハイオ州コロンバスの–全国小児病院研究所の傷害研究政策センターの研究者が実施した調査によると、二段ベッド関連の怪我を負った子供の4分の3は10歳未満ですが、18歳から21歳までの個人の怪我も驚くほど急増しているとなっています。

この研究は、全国データを使用して、子供と若年成人(21歳まで)の二段ベッド関連の傷害のパターンと傾向を包括的に調査するこの種の最初のものです。

16年間の調査期間中に推定572,580の二段ベッド関連の負傷があり、年間平均36,000件近くの症例が発生しています。

ゆえに6歳以下では上段での使用は止めるよう指導されています。

お子様が小さいと二段ベッドは危ない気がしますね。

それと二段ベッドは上に寝ても下に寝ても寝にくいですよ!

Q:二段ベッドの上、怖くありませんか?

足がつりそうです((((;゚Д゚)))))))

A:寝相の悪い人は危険です。

小学生の頃、寝返りをうって、そのまま柵を乗り越えて落下しました。

寝た状態で平行にそのまま落下したために、体重が分散されたのでしょう、イッター!という程度で怪我も無くすみましたが、衝撃でしたね。

平穏な生活にも落とし穴があるんだと感じました。(笑)

寝相の悪い人はかなり危険です。

少なくとも落下地点に物は絶対置かない様にしましょう。これって大事です。

カーペットを敷くと衝撃が和するそうです。

Q:寝相が悪い

寝相が悪い方、何か体験談を教えてくれませんか?

寝相の悪い知り合いがいないので、他の寝相の悪い方の話が聞いてみたいです!

ちなみに私は

  • 臨海学校で朝起きたら隣の子の布団で寝ていた。
  • 研修合宿の二段ベッドがら落ちた。
  • 布団で寝ると、朝起きると敷き布団の下で寝ていることが多々ある。

というような感じです。

A:弟は3日に1度は落ちるくらい酷い

俺は寝た姿勢のまま次の朝までまったく動かないくらい寝相がいいですが、双子の弟なら武勇伝?を持ってます。

小学校の頃、今の大きい家が出来るまでは、両親と妹と俺と弟で3つのベッドを並べて寝てました。

俺/妹/母/弟/父の並びで寝てて、俺だけ小さくて古いものですが1人でベッド使ってました。

たいてい弟は布団が飛んでたりベッドの足のほうに落ちてたりで、すごいときには父を乗り越えて反対側に落ちてたこともありました。

今の家に引っ越してからは、子供3人別々な部屋になったんですが、普通のベッドでも弟は3日に1度は落ちる。

俺が小6からいままで使って壊してない折りたたみベッドを、弟は3ヶ月で壊して、新しいベッドは”ロフトベッド”

横に柵があるのに、そのベッドが届いた最初の晩に落下。

1m半から落ちて、そのまま寝てる弟もすごいですが、落下したときの音は家中(2世帯住宅の下に住んでる祖父母まで)たたき起こすほどの音。

部屋を見るとそのまま寝てましたから、「死んではないやろけど、気絶してるんじゃ?」と思いました。

次の朝に「何か知らんけど頭にたんこぶできた」って言いながらおきてきたときには、ホントに俺と双子かどうか疑いました。

Q:二段ベッドで寝て怪我をしちゃいました

子供の頃のことです。今更賠償などは全く考えてないのですが、興味本位でお聞きします。

以下の状況では会社側/学校側に賠償責任があったのでしょうか?

小学生の頃、日本海フェリーの二段ベッド(柵がない)から転落して、複雑骨折。

フェリーは私のために緊急でルートを変え引き返し、1週間入院して手術しました。

これは下手したら私が賠償請求されるところでしたか?

一般的にこのような状況だと、自己責任でしょうか?

A:アメリカだったらフェリー側が損害賠償

私は弁護士ではないですけれど素人考えに賠償責任は貴方ではなくフェリー側ではないでしょうか?

柵がないというこで、まっ、今となったら無効ですが…

また連れがいたと思いますが、そちらの監督責任は?

小さいうちは親が教える事も重要ですよね。痛いのは自分持ちですから大変気の毒とは思います。

二段ベッドを安全に使用するために

二段ベッドは非常に実用的なアイテムです。

しかしかなり高い位置に寝るため、昇降や寝相等での事故に繋がらないための対策や使い方を知ってく必要があります。

  • 上段ベッドを使用する前に、子供は6歳以上であることが必要です。
  • 上段ベッドに乗り降りするときは、子供は常にはしごや階段を使用しましょう。
  • 一度に1人だけが二段ベッドの上段を使う必要があります。
  • 大きなおもちゃや重いものは二段ベッドの上段に置かないでください。
  • ベッドには絶対に何も縛らないでください。コード、ベルト、ロープなどは首に掛かる可能性があります。

二段ベッドによる負傷の報告のほとんどは、次の理由によるものです。

  • 上段から落ちる
  • 梯子や階段の昇降時に落下
  • マットレスとベッドの間に頭や体を引っ掛ける
  • ベッドのさまざまな部分の間に身体の一部を挟む
  • ベッドに結ばれたコードまたはロープによる絞扼。

二段ベッドを選ぶときの基準

二段ベッドを選ぶとき、頑丈で安全であることを先ず確認してください。

その時の目安は耐震設計や耐荷重が大きいものなどです。

ベッドが壁際に寄せられている場合でも、上段ベッドのすべての側面に柵(手すり)があることを確認します。

コーナーポストとはしごが柵(手すり)またはエンドパネルから5ミリメートルを超えて伸びないようにします。

これは、衣服が引っ掛かるリスクを減らすためです。

はしごがベッドにしっかりと取り付けられ、良好な状態であることを確認してください。

いかなる理由であれ、止め金具を決して外さないでください。

適切な厚さのマットレスを使ってください。

厚すぎて柵(手すり)の高さが不足すると危険です。

ベッドの柵(手すり)の高さについては、「二段ベッド」において SG 及び JIS で基準が定めら れています。

SG の認定基準では、「ベッド上段の床板上面から手すり上端面の最低面までの高さ は 250 mm 以上。

マットレスを付属しているものにあってはマットレス上面からの高さとする、となっています。

マットレスが二段ベッドのモデルに適したサイズであることを確認してください。

マットレスがベッドの4つの側面すべてにぴったりとフィットすることを確認します。

隙間ができると手足を挟んで危険です。

まとめ

二段ベッドの事故例は統計がなく安全だと思ってしまいがちですが、調べてみると結構あります。事故につなが要因には寝相や性格など使う方の特性もかなり影響するようです。

大人でもケガをしたという報告もありますから、油断大敵と云ったところでしょうか。二段ベッドは省スペースにおいてはかなりの効果があるソリューションです。頑丈で安全な二段ベッドを購入し、正しく使って、有意義あるベッドライフを送りたいものです。

-neruco-

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