マットレスを選ぶための究極のガイド・寝姿勢と体型から最適なマットレスを選ぶ♪

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最近、あなたのマットレスの寝心地はいかがでしょうか?

マットレスをひっくり返すときなどに、スプリングがきしみませんか?

これなどはマットレスの寿命が来ている証かもしれません。

就寝中に感じる違和感や、もし起きたときに身体の異常を覚えたなら、最早マットレスを疑う時かもしれません。

マットレスが比較的新しいにもかかわらず、弾力がありすぎたり、柔らかすぎたり、硬すぎたりして、眠りを妨げているならこちらは適性を欠いていると言って差し支えないでしょう。

ベッドに入って体圧がかかった時、一番荷重が掛るお尻付近にスプリングの底付感があり、最後の弾力を失っていると感じたらこのマットレスの不適合の確かな兆候です。

こんなマットレスを使っていたら、明け方に、疲れやこわばりを感じて目を覚ますかもしれません。

また、神経過敏、倦怠感、その他の睡眠不足の影響に加えて、背中、首、関節の痛みに襲われる可能性もあります。

良質のマットレスがないと、わたしたちの睡眠はやがて体調に悪影響を及ぼす可能性があります。

マットレスの買い替えの前に

マットレスを買い替える決心がつきましたか?

たぶんあなたは、すでにいくつかの特定のマットレスの特徴を頭に描いているかも知れません。

ですがまだ、地元の小売店や通販の検索エンジンに向かわないでください。

それはさらに、いくつかの個人的な特徴を考慮して検討を加える必要があるからです。

以下にそれを掲げ検証して見ましょう。

寝姿勢

寝姿勢

一番多い仰向け寝と横向き寝

わたしたちの好みの寝姿勢は、適切なマットレスを選択する上で相当の違いを生み出している可能性があります。

わたしたちにとっては、個人的違いがある通常の寝姿勢を適切にサポートできないマットレスで寝ると、痛みや睡眠不足の原因となる可能性があります。

仰向け寝

主に仰向けで寝ている場合、柔らかいマットレスでは、寝ているときに背骨を適切に整えるのに十分なサポートが得られない可能性があります。

コイルとフォームを組み合わせたより硬いフォームまたはハイブリッドマットレスは、より良いサポートを得るのに役立ちます。

コイルスプリングマットレスは、ボンネルコイル、ポケットコイルが代表的なマットレスです。

ボンネルコイル
ボンネルコイルマットレス

ボンネルコイルマットレスの特徴

一般的なスプリングマットレスとしてよく使用されているのがボンネルコイルマットレスです。

ボンネルコイルは、らせん状に巻いて作られたコイルスプリング(バネ)を連結させて作られたマットレスのことを言います。

スプリングが連結しているので、体を面で支えることが可能です。連結しているスプリングでは反発力が高くなるため、極端に沈み込むことがなく、寝姿勢に合わせて緩やかに体を包み込んでくれます。

適度な硬さがあるマットレスなので寝返りがうちしやすく、体格の良い人や体重の多い人でもしっかりとした寝心地を実感できます。

ポケットコイル
ポケットコイルマットレス

ポケットコイルマットレスの特徴

ポケットコイルマットレスは、一つのスプリングを不織布の小さな袋に入れ、マットレス全体に敷き詰めたものがポケットコイルマットレスです。

コイル一つ一つが独立し、身体を「点」で支えるので、身体の凹凸に沿ってフィットする柔らかめのマットレスです

横揺れしにくいので、寝返りを打っても隣の人の迷惑になりにくいのでカップルには最適です。

さらに、コイル一つ一つが身体とマットレスとの隙間を埋め、体重が局部に集中しないため、体圧分散に優れていることも特徴です。

ハイブリッドマットレス
ハイブリッドマットレス

ハイブリッドマットレスの構造

低反発+高反発。 このようにいくつかの素材(複合素材)を組み合わせたマットレスを「ハイブリッドマットレス」と呼びます。

また、エムリリーハイブリッドマットレスのように、ポケットコイルと優反発素材のハイブリッドもあります。

ハイブリッドは低反発+高反発のようにノンコイルだけと思いがちですがそんなことはありません。

ですからハイブリッドマットレスとは、異質の素材の良いとこ取りをした複合マットレスを指します。

適切な組み合わせにより長所を活かしつつ短所を抑えることができるのです。

横向き寝

横向きで寝ると肩や腰に一番体圧がかかるので、体にクッションを与え、これらの重要なポイントでの体圧を分散させるために、より柔らかいマットレスを探しましょう。

多くの横向き寝の方は、メモリーフォームまたはピロートップマットレスが快適さとサポートの理想的なブレンドを提供することに気づきます。

メモリーフォーム

メモリーフォームは低反発マットレスの老舗テンピュールに代表されるマットレスです。

低反発フォームは正式には「メモリーフォーム(形状記憶素材)」と言います。

メモリーフォームは衝撃吸収性が高く、テンピュールが1970年にNASAがロケット打ち上げの際に、宇宙飛行士にかかる重力を緩和するために作った素材を起源とします。

ピロートップ

ピロートップとは、マットレスの表面をソフトな肌触りにし、ちょうどいい体圧分散を促すアイテムです。

マットレスと一体化した状態で作られているものが主流です。マットレスの片面だけにピロートップ使用が施されているものと、両面に施されているものの2種類があります。

ピロートップはベッドパットと似ていると感じるかもしれません。

ベッドパッドは就寝中の寝汗を吸収するアイテムですが、ピロートップは寝心地そのものに関わるアイテムです。

うつ伏せ寝

医療関係者は一般的に、うつぶせ寝の人は、より良い健康改善のためには寝姿勢を他の仰向け寝、横向き寝に切り替えることを推奨しています。

専門のカイロプラクターによると、うつぶせ寝での睡眠は脊椎にストレスを与えます。

時間が経つにつれて、これは背中や首の痛みにつながる可能性があるからです。

とはいえ、うつぶせ寝がぐっすり眠れるのなら、せめて適正なマットレスで寝ることをお勧めします。

うつぶせ寝で眠る人にとって理想的なマットレスは、背骨をしっかりと支える必要があります。

マットレスが沈むほど柔らかい場合は、痛みやこわばりで目を覚ますことがあります。

通常、固いハイブリッドマットレスまたはフォームマットレスが最適です。

コンビネーション寝

一晩中様々な寝姿勢を変える人は、ここではコンビネーション寝と見なすことにします。

頻繁にひっくり返る場合は、どの位置でも快適に使用できるマットレスが最適です。

なので中堅のマットレスが、快適さとサポートの適切なブレンドを提供する可能性があります。

横向き寝には非常に効果的な体のフィット感であったものが、コンビネーション寝では位置を変えるのが難しくなる可能性があるため、深く沈み込むメモリーフォームマットレスなど柔らかめのマットレスはスキップすることをお勧めします。

考慮すべき代替案には、動きによく反応するラテックスや他のタイプのフォームマットレスが含まれます。

ハイブリッドはまた、インナースプリングサポートとフォームコンフォートレイヤーを組み合わせているため、応答性の高いマットレスある可能性があります。

ラテックスマットレスとは

ラテックスマットレスとは、ゴムの木の樹液を原料として作られるマットレスのことです。

ゴムの木の表皮を削ぎ落して出てくる樹液を採集したゴム樹液を大きな型に入れ高温で発泡させて作ります。

特徴は柔らかさと高反発(弾性)が同居する他の物質に無い物性にあります。

世界で最初にラテックスマットレスのフォームを製造したのはイギリスのダンロップ社です。

大きな型と高温の熱源を供給して製造する為の設備とエネルギー源と製造技術が必要となります。

ヨーロッパでは環境問題で、コイルマットレスからの転換を図り、今や欧州での普及率は80%を超えています。

弾力性にやや劣るため、ウッドスプリングフレームと組み合わせて使用しています。

体型

私たちは個人個人顔が違うように体型(体重)もまちまちです。
体型(体重)によっては、固有のマットレスの性能、サポートレベルやクッションレベルが合わない場合が多いのです。

体型(体重)は個々異なり、不適合のマットレスでは、眠ろうとするときに脊椎への負荷に影響を与える可能性があります。

体重が軽い人は体重が重い人よりもニュートラルな硬さのマットレスを見つける可能性が高くなります。

より固いベッドを好む場合は問題ありませんが、横向きで寝たり、痛みや圧力を和らげる必要がある場合は、やや柔らかいマットレスを選ぶことをお勧めします。

体重が100kg以上の人は、一般的に十分なサポートを得るために、よりしっかりしたベッド(マットレス)が必要になります。

スプリング強度が普通以上あるインナースプリングコイルとフォームの快適さを組み合わせたハイブリッドは、永続的な耐久性を提供します。

25cmより薄いマットレスは十分なサポートを提供しない可能性があるため、特にフォームマットレスを好む場合は、25cmより厚いマットレスを探してください。

マットレスの厚みについての基礎知識

マットレスは7cm以下の薄いものから、30cm以上の厚いものまでさまざまな種類があります。

マットレスの厚みは用途にあわせて使いわけるため、基準や平均が決まっているわけではありません。

たとえば、薄手のマットレスはトッパーとして使用する場合が多いです。

トッパーとは、マットレスの上に敷いて寝心地をよくするためのアイテムです。

厚みのあるマットレスの上にトッパーを重ねると、さらに寝心地がよくなります。

マットレス(ベッド)のサイズ

マットレスのサイズを考慮することも重要です。

シングルマットレスは平均身長173cmくらいまでなら十分に対応できるサイズですが、より快適性を見つけるには1サイズ、2サイズ大きいマットレスにすると更に快適になります。

反対にサイズを落とし、セミシングルにすると寝返りもままならず寝疲れを起こす原因になります。

ほとんどの人は、ベッドの端に手が出た状態や足をぶら下げて寝るのは避けたいと考えます。

閉所恐怖症という言葉がありますが、あえて言うならば、ベッドに於いても狭所恐怖症というものがあるかもしれません。

事情が許すなら一回り大きいベッドをお使いになられることをお勧めします。

疲れの取れ方が違ってくるのが実感出来るでしょう。

痛み

腰や首の痛みで定期的に目を覚ます場合、マットレスが体を支え、脊椎を中立位置に保つ能力を失っている可能性があります。
適切にサポートされていないマットレスで寝続けると、通常、痛みが悪化するだけです。

医療関係者は伝統的に、腰痛が続く人に非常に固いマットレスで寝るように勧めていますが、信頼できるリサーチによると、ニュートラル(中堅)なマットレスが痛みを軽減し全体的な睡眠の質を改善するのに最も有益である可能性があることを示唆しています。

筋肉、関節、または肩や腰などの主要なツボに痛みがある場合は、ニュートラル(中堅)のフォームマットレスが睡眠のニーズに適しています。

さまざまな種類の筋骨格痛を経験している40人の高齢者を対象としたあるマットレスメーカーの2015年の研究によると、ニュートラル(中堅)のフォームマットレスは痛みを和らげ、眠りにつくまでの時間を短縮するのに役立つ可能性があることを発見しました。

価格

マットレスの価格は、次のような多くの要因によって大きく異なります。

  • 材料=天然繊維や有機繊維など、より高品質な資材は高価格になります。
  • 安全=生産管理体制、検査、などで手を掛けている製品は高価になります。
  • タイプ=マットレスには、フォーム、インナースプリング、ハイブリッドの3つの主なタイプがあります。

一概には言えませんが、インナースプリングマットレス > フォームマットレス > ハイブリッド > ラテックスフォームの順になります。

ハイブリッドはコイルとフォームで構成されているため、一般的に価格が高くなりますが、多くのユーザーはその耐久性が価格に見合う価値があると感じています。

  • ブランド=特定の有名ブランドや高級ブランドには、より高い値札が付いている場合があります。
  • 広告=メーカーは商品をアピールするためにCMや広告を使います。TVなどを使うとその額はものすごい額になります。
    そして当然ながら広告宣伝費は商品に転嫁されるので高くなります。

マットレスの選び方

マットレス購入に際しては誰もが予算を持っています。

際限なく費やせる方は少ないでしょう。

しかしどれほど高価なマットレスを射止めても、体型や睡眠姿勢など、使用者の本質的な特徴を理解せず選んでしまえば、それが最適であるかは保証できません。

まずそれらをチェックしたのち、特定のマットレスの機能について検討しましょう。

そして実際、まだまだ考慮すべきことがたくさんあります。

マットレスタイプ

マットレスの種類を決めると、検索を絞り込むのに役立ちます。考慮すべきいくつかの異なるオプションがあります。

インナースプリング

たぶん、どなたも一度はインナースプリングマットレスで寝たことがあるかもしれません。

それほどインナースプリングマットレスは一般的です。

そしていまでも人気があり、比較的安価なオプションであることは疑いようがありません。

まともなインナースプリングマットレスには、1つの連続コイルまたはファブリックで個別にポケットに入れられたコイルのいずれかに分類されています。

またフランスベッドに採用されている連続スプリングコイルと云った亜流も販売されています。

インナースプリングマットレスは、ビジネスホテル等でも沢山採用され、こちらのマットレスが合っているという方も少なくはありません。

これら業務用はやや硬めで耐久性が素晴らしく良いです。

またわたしたち日本人は、布団で寝たという歴史が長く、体が覚えていてやや硬めが好きな方が多いのも事実です。

なので、購入する時に、ホテル用というキャッチを付けて販売しているブランドもあるくらいです。

コイルが突き出ないように、コイルの上に薄いパッドの層があります。

ほとんどの新しい「インナースプリング」マットレスは、スプリングの上に十分な快適層があり、「ハイブリッド」カテゴリに分類されます。

これらのマットレスは通常、フォームマットレス(ウレタン)よりも弾力性があり硬い感じがします。

連続コイルシステムは、すべて接続されているため、一般的に同マットレス間の動きの伝達を防ぐことはできません。

したがって、パートナーと一緒に寝る場合は、コイルが個別に巻かれたポケットマットレスを探す必要があります。

ただしフランスベッドの連続コイルはそのようなことはありません。隣の振動を良く抑え込んでいます。

フォーム

メモリーフォームについて聞いたことがあると思いますが、フォームマットレスには幾つかの種類があります。

多くのフォームマットレスの最下層としてポリウレタンフォームが使用されていることがよくあります。

安価でもいくつかのマットレスは、完全にこのフォームで作られているため、よりしっかりとした感触が得られます。

連続気泡フォームは、メモリーフォームよりも通気性が高く、密度が低い傾向があります。

それは使う人に体の圧力に対してより涼しく、そしてより敏感であると感じるかもしれません。

痛みや圧力を和らげるために、メモリーフォームのクッションで体にフィットさせます。

しかし、熱が籠ることが知られており、多くのメモリーフォームは暑く不快である傾向があります。

多くのウレタン系マットレス会社は、通気性を改善し、マットレスの温度を調整するために、ゲルや縫い目を調整し独自のフォームのブレンドを製産しています。

ラテックスフォーム

ラテックス(ゴム)アレルギーがある場合は、ラテックスマットレスを避ける必要があります。

ラテックスフォームは、メモリーフォームよりも涼しく、使い勝手がが良いと感じるかもしれません。

暑くて寝苦しかったり、眠れずに頻繁に寝姿勢を変えたりする人は、ラテックスマットレスを検討しても良いかもしれません。

また、ラテックスフォームは、メモリーフォームよりも耐久性が高いことが多く、それでいて価格がわずかに高いだけというメリットがあります。

ハイブリッド

優れたハイブリッドマットレスは、ラテックスまたはフォームの層の下にコイルスプリングベースを備えています。

これにより、多くの人が理想と感じるしっかりとしたサポートと快適さが得られています。

ハイブリッドマットレスは非常に柔らかいベッドを必要とする人々にとって最良の選択肢ではありませんが、多くの幅広い体型の方や多くの寝姿勢にうまく対応します。

そしてコイルスプリングベースのハイブリッドマットレスの構造は、オールウレタンのハイブリッドマットレスよりも多くの空気の流れを可能にするので、快適な睡眠温度を維持します。

またハイブリッドマットレスのスプリングコイルは、フォームマットレスよりも耐久性があります。

エアベッド&ウォーターベッド

昨今市販されているエアーマットレスはサポートとフィットいう点で他のマットレスより大きく異なります。

エアベッドは簡易ベッドとしてキャンプや車中泊など特殊な使い方でしか進められません。

当然腰痛持ちの方にはお勧めできません。

うつぶせ寝の方には特にと問題です。脊椎への圧迫はもとより呼吸に支障をきたします。

ウォーターベッドは日本でも扱いがありますが、使用条件が著しく制約されるため候補には入れられません。

簡単に漏れが発生する可能性があるため、定期的なメンテナンスと時折のパッチ適用(修理)が必要であることに注意しましょう。

硬さ

マットレスの硬さは、マットレスが体の下でどのように感じるかを表します。

ウレタンマットレスの硬さ表示

ウレタンマットレスの硬さ表示

家庭用のウレタンマットレスの品質表示では、このような硬さ区分を設け、N(ニュートン)と表示名が商品に表示されています。

またコイルマットレスの場合は、ソフト、レギュラー、ハード、と云うふうにに分けているブランドもあります。

また1~9段階で表示する場合もあります。

この表示は各社違うので、硬さは参考にしても実際に寝て確かめるほうが確実です。

コイルマットレスの硬さの目安

コイルマットレスの硬さの目安

一般的には、体重が軽い人は硬すぎないもの、体重が多めの方は硬めの方が良いとはいわれています。

が、軽い方でも布団の寝心地が好き!柔らかすぎると腰が沈んでしまう・・・など、好みは人それぞれなので、さまざまなマットレスを試してみましょう。

マットレスを替る時、今までスプリングマットレスを使っていた方は、ウレタンマットレスに変更を考えた場合「ウレタンフォームマットレスの柔らかさが気になる」という声が多く聞かれます。

そういった方は、まずは硬めのウレタンマットレスを試してみるのもオススメです

また、古いマットレスよりも固いマットレスを選んだ場合は、新しいマットレスに慣れるまでに多少時間がかかる場合があります。

この慣らし期間は通常3〜4週間くらいかかるといわれています。

マットレスの硬さ

適正なマットレスの硬さ

サポート

体重が軽い人は、一般的にフォームマットレスから十分なサポートを受けることができます。

しかし、体重が重い人は、フォームの下にコイルがあったほうが良いと感じるかもしれません。

サポートとは、マットレスに沈むかどうかも影響します。

マットレスにクッションを感じたい人もいれば、硬めのマットレスで休みたい人もいます。

コイルシステムを備えたマットレスは、一般的に、より頑丈なサポートを提供し、マットレスの中に沈み込むのではなく、マットレスの上で体重を支えることになります。

一人で寝ている場合はベッドの端についてあまり考えないかもしれませんが、パートナーとベッドを共有したり、たくさん動き回ったり、ベッドの端に座って服を着たりする場合は、適切なエッジサポートがあるほうが使い勝手がよいでしょう。

ベッドの縁が弱いと、座ったときにベッドが崩れやすく頼りないイメージが湧きます。現実にお尻がずり落ちるかもしれません。

ラップルの場合、パートナーが片方をベッドの端に追いやるなら、これは多分悪夢に繋がるでしょう。

頼りない縁(エッジ)を持つマットレスは、ギリギリとどまることを不可能にし床に転がりそうだと感じます。

優れたエッジサポートが必要な場合は、マットレスの仕様を点検し、エッジが強化されたマットレスを探しましょう。

売り場では、試しに縁に座って確かめることもできるでしょう。

また通販の場合は、ユーザーレビューがあれば、もしかしたら参考になるかもしれません。

体圧分散とフィット感

一般的に言えば、フォームマットレスは最高の体圧分散と体へのフィット感を提供します。

重要なツボで痛みを和らげたい場合は、横になったときに体にやさしくフィットするマットレスを探しましょう。

これにより、腰と肩がわずかに沈み背骨が直線的になっていることに気が付きます。

またメモリーフォームマットレスは最も圧力を軽減しますが、フォーム層を備えたハイブリッドもうまく機能する可能性があります。

もちろんポケットコイルも硬さが合えば問題がありません

マットレスの高さ(厚さ)

マットレスの厚みはノンコイルマットレスやコイルマットレスでは大分変ってきます。

タイプによるおよその厚みは以下の通りです。

  • 敷き布団で5~10cm前後
  • 薄型マットレス7~10cm前後
  • ノンコイルで15~25cm前後
  • コイルスプリングで20~35cm前後

です。

ただしマットレスの適性は、厚い方が常に良いとは限りません。
体重が少ない場合は、余分なサポートが必要ない場合があるため、マットレスが硬くなりすぎる可能性があります。

そして厚いマットレスは、ベッドへの出入りを困難にする可能性もあります。

これは、動きの範囲が限られている場合や、すでに背が高いベッドフレームを使用する場合によく考える必要があります。

振動吸収性

これは、一緒に寝ているパートナーにとって不可欠な問題です。

振動吸収性とは、夜間にパートナーの各動きを感じないようにするマットレスの能力を指します。

優れた振動吸収性とは、隣の人を起こさずに、寝返えったり、ストレッチしたり、ベッドから出たりできることを意味します。

フォームマットレスは、他のタイプのマットレスよりも動きを分離する傾向がありますが、バネが一つ一つ個別に巻かれたポケットコイルもお勧めです。

温度調節と冷却

ベッドの温度は、睡眠の質に大きな影響をもたらす可能性があります。

暖かすぎると、発汗したり、眠りにつくのに苦労したりすることがあります。

冷却マットレスには、睡眠中に涼しさを保つのに役立つように設計された特別な機能があります。

ファンがついた空調マットレスは暑い夜に最高のアイテムです。

良いマットレスの条件

楽に寝返りが打てること

どんな寝姿勢、どんな体格の人が使用するにしても、良いマットレスの条件は寝返りがスムースにできることが最低条件です。

健康な大人の場合、一晩に打つ寝返りの回数は20回前後と言われています。

子供の場合はもう少し多いと言われています。

これよりも寝返りが少ないと、体への負担が大きくなったり快適な睡眠をとれなくなったりする可能性があります。

寝返りの役割と効果

寝返りには、睡眠の質を整えたり睡眠中に体にかかる負担を軽減したりする役割があります。

1.温度と湿度の調整

寝返りにより寝具の中に対流を生じさせ、自然と寝具の中の温度や湿度を調節したりしています。

寝返りによって布団の中の空気が動くので温度の偏りを是正してくれるのです。

また、発汗には体温調節(気化熱により体温を下げる)という重要な機能がありますが、圧迫されている側の身体の発汗が抑制される“半側発汗”という性質があります。

このため、暑いときにマットレスと接触している部分は体温を下げることができないため、接触部分が蒸れ、温度が上昇します。

熱帯夜には寝返りが多い、という経験は誰にもあると思いますが、これは身体が体温調節を行っている現われなのです。

湿気が多く蒸し暑い夏がある日本で使うには通気性の良いマットレスやすのこベッドがオススメです。

2.床ずれ予防

長時間同じ姿勢のままでいると、体重による圧迫や重力のせいで体の下側になっている部分の血液循環が悪くなりうっ血します。

最悪の場合、接触面が壊死する「床ずれ」が発生する恐れがあります。

寝返りは床ずれの予防という観点でも重要な役割を果たします。

3.血流を促す

寝返りせずにずっと同じ姿勢でいると、マットレスと接触して圧力のかかっている部分の血液の循環が悪くなったり、重力のかかり方が一定であるため、身体の一定の部分に血液や体液が滞留しやすくなリます。

例えば寝たきりの方に寝だこが出来たり、もっと重症化するとその部分が壊死することもあります。

そのためには睡眠中に無意識とは言え適正な寝返りを打っていることが大切です。

血液は全身を循環して、酸素などの必要な栄養を全身に供給し、二酸化炭素などの不要物を集める重要な役割があります。

この血液循環が滞ると、肩こりや腰痛の原因となる事があります。

睡眠中の適正な寝返りは健康維持には最も大切なことです。ですからベッドのマットレス選びは慎重にしなければなりません。

硬すぎるマットレスは寝返り数が増えて熟睡出来ませんし、逆に柔らか過ぎるマットレスは身体が沈み込んで寝返りがスムースに出来ないのです。

※毛足の短いムートンシーツを使うと、体圧が細やかに分散され寝だこには良いようです。

まとめ

同じマットレスを永遠に使い続けることは出来ません。物にはすべからず耐用年数が存在するからです。

マットレスの場合、平均的に7~10年で耐用年数を終えます。新しいマットレスへの交換時期です。

そのとき少しでも使う方に合ったマットレスが見つかれば最高です。この記事がその一助になれば幸いです。

-neruco-

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