ベッド(寝具)の歴史と、2021,ベッドの種類と特徴

人は人生の1/3は寝ていると言われています。
なので健康で快適な人生を過ごすには、より良い睡眠は欠かせませんね。
良い睡眠を得るには、寝る場所の環境や寝具にも心を配らなければなりません。

生活のリズムや生活環境、寝室の環境が整い、満ち足りたストレスのない生活が手に入れば長生き間違いなしです。
といってもわたしたとは社会の一員であり、しかも競争社会、経済社会の中で暮らす以上、互いの軋轢やトラブルは避けられません。

ですからなおのこと、自分一人の空間、寝る空間だけは、できるだけ満足できる環境と心地よい寝具を用意したいものです。

そこでここでは、ベッドや寝具について少し掘り下げて考察してみましょう。

初めにすこし寝具の歴史を紐解いてみましょう。

寝具の歴史は?

ヒトの体毛はなぜ薄い?

ヒトがこの世に存在した時から、寝るという行為は必須の行為であったことは想像出来ます。
ヒトがその進化の過程にあったというサルと比べて大きく違うのは、体毛の少なさですね。
体毛が豊かであれば、眠くなればちょっとした物陰や洞窟でゴロンと横になればそれで済んだかもしれませんんが、如何せん人は悲しいかな大昔からつるつるなんです。

しかもそれでいながらカバやサイや象のように皮脂が厚いわけでもありません。
しかもその象にしたって、北方で生息するものは、その地域に適合して毛深くなっているではありませんか!マンモスです。

ですがヒトは、どんなに北方に住んでいても毛むくじゃらにはならなかったのです。
これは不思議なことです。何か纏わなくては凍え死にしてしまいます!
その理由を、人は動物からとった毛皮やあるいは植物から作った衣類を纏ったから体毛は必要なかった。そして火を使うことを覚えた。という方もいるかも知れません。

が、そんなに単純なのでしょうか?わたしには到底そうは思えません。
ヒトはサルから進化した、と人類学者は言い、毛が薄くなるのは進化とは思えないのです。退化といって良いのではないでしょうか?

わたしは思います。
ヒトはサルから進化をたどったのではないことを薄々感じてしまいます。

事の真相はともあれ、体毛が薄い人間がこの地球上で暮らす以上衣類は必要です。
特に赤道を外した温帯に暮らすには裸では生活できません。命にかかわります。
だから何かを纏うのは自然なことです。

寝具の始まり

当然寝床には枯れ草や獣毛、羽毛などを敷いてそこに潜り込んで寝たに相違ありません。
たぶんそれが寝具の始まりと思うのです。

寝具(ベッド)が今のような形になったのは、約5,200年前のエジプト文明が初めだと考えられています。
といっても、エジプトだけに文明は起こったわけではないので、他にもあったでしょうが、なにしろ他に壁画のような痕跡が残っていないのです。

ですからここではエジプトに眼を向けてみましょう。多くの埋葬品や壁画によって形が確認できます。
寝台にはヘッドボードはなくフットボードのみの形です。また、枕はこの頃には使われていなかったという説もありますが、わたしの素人考えでは何か使ったに違いありません。

頭が多少高い方が寝やすいことは感覚的に分かりますし、いくら古代エジプトでもそれくらいの知恵はあったでしょう。
それとも王様や貴族は奴隷の腕枕でもしてたんでしょうか?

世界の寝具の歴史を振り返ると、エジプトのように、かなり前から寝具があったことが分かりますね。

日本の寝具の歴史は?

日本での寝具の歴史は奈良時代から始まります。
これも文献とか画とかが残ってないからそう推定してるだけで、もっと遥か前から寝具は存在してたとわたしは思います。
だってヒトに体毛が生えてこなかったんですから。

日本最古のベッドは、今から約1,600年前の天平勝宝8年に納められたものです。
使っていたのは、聖武天皇となっていて、今では御遺愛の品として東大寺に献納されています。

至ってシンプルで、台の上にゴザのような物を敷いて使っていたのではないかと推測されています。

そして江戸期に入り今のような布団が登場したと、物の本にはあります。

明治初期まで、日本にベッド(寝台)が普及しなかったのは、日本人の生活様式が影響しています。
日本はかなり昔から泥靴(草鞋)で室内には入らなかったせいですね。
つまり清潔だったんです。清潔ならば床に直に寝ることもできます。

清潔と云えば、むかし厠(川屋)と言われたように、トイレは水の流れる小屋の上に設えていたと古事記にあります。
すごいですよね。すでに奈良時代には水洗ですよ!

ちなみにヨーロッパでは中世になってもトイレがなく道路に振りまいていたそうですから驚きですね。
で、香水と日傘とハイヒールが発達したそうな。

香水は匂い消し、日傘は上からの糞尿除け、ハイヒールはうんこをかかとに付けないためだというから、おしゃれでもなんでもなかったんです。

はなしを日本にもどしましょう。

綺麗好きな日本では、江戸期ころから畳が庶民にまで普及しため、そこに寝具を敷いて寝る習慣が根付きました。

畳はイ草を使います。
イ草には仄かな放香があり、これは神経を落ち着かせます。

またイ草は空気を浄化しますし、畳は藁床を使用するから保温力、クッション性も豊で板間に直に寝るよりは遥かに快適です。
なのであえて部屋を狭くしてしまう寝台(ベッド)を使う必要がなかったのですね。

ベッドが普及するのは明治に入ってから

明治維新は列強の侵略を許すまじと始めた革命ですが、これが成ると、今度は、列強をまね技術や文化を取り入れるところから近代化が始まります。

日本人の変わり身が早いのは世界的にも稀でしょう。

マネてしかもそれを進化発展させる能力は世界一です。
それはわたしたちの生活様式にまで及びます。
寝具の世界もそうです。
ベッドは最初は一部のセレブ御用達であったでしょうが、軍隊や病院は率先して採用したものと思われます。

住宅は和洋折衷と云いますか、古き日本の和室はどんどん姿を消し洋間に変わります。
とうぜん床に直に布団を敷くのははばかられますからベッドを使うということになります。
そして現代、ベッドの使用率は、所帯別では60.1%。人口比普及は45.3%にも達しているのです。

今では快眠を求めて寝具もどんどん進化を続けています。かつて和室にお布団が主流だった日本の寝具も、所帯別ではベッドのほうが多いようになってまいりました。
しかしまだ半分、これからもどんどんベッドが普及していくでしょう。

それは、生活様式の洋風化ともに、やっぱりベッドのほうがお布団より快適だからです。
布団の上げ下げナシのズボラができますし、腰かけた状態から寝起きできるのでし、置き場所に困らないならやっぱりベッドのほうが楽です。

まして高齢化社会がますます進む日本においては、体力が弱い老人の寝起きや、さらに介護が必要になるとベッドが絶対必要でしょう。

さて、そのベッド、一体どれほどの種類があるのでしょうか?
調べてみると結構色々あるものですね。

先ほど申しました介護用ベッドは今後ますます需要がある形態です。
そればかりでなく、収納が必要な方には収納ベッド。

狭い部屋を有効活用したければ、折り畳みベッドやシファベッド等々、使う方の条件に合ったベッドがきっと見つかるはずです。

ベッドの構造について

ベッドのフレームは基本的に、以下のパーツからできています。

  1. ヘッドボード
  2. フットボード
  3. サイドフレーム
  4. 床板

1.ヘッドボード

頭側に取り付けるパーツ。
デザインが豊富なパーツで多機能のものもあります。

2.フットボード

足元に取り付けるパーツ。

3.サイドフレーム

ベッドの左右に取り付ける細長いパーツ。
このパーツに桟がついていて、床板を載せるようになっている。

4.脚

ベッドを支えるパーツ。ベッドのサイズや形によって脚の形状や本数が違う。

5.床板

マットレスを直接載せるパーツ。通気性に優れるスノコ形状が人気。

ベッドボードの種類には様々な形があります。

ヘッドボードの形

  1. パネルタイプ
  2. 宮付きタイプ
  3. クッションタイプ

1.パネルタイプ

シンプルな木製ベッドが数多くあるものがこのタイプ。
お部屋に馴染みやすいので、あえてシンプルなデザインを選び、寝具でお部屋をコーディネートするのもオススメです!

2.宮付きタイプ

棚やライトのついた機能性のあるタイプ。
枕元に小物を置きたい方、枕元に明かりが欲しい方におすすめです。
デザインの種類は限られてくるため、素材や色味もしっかりチェックして選びましょう

3.クッションタイプ

布やレザーの生地に綿などをつめてクッション性をもたせたタイプ。
背もたれにできるので、ベッドで過ごすことの多い方にぴったりです。
ただし、生地の張替えが難しいため、劣化防止の工夫が必要です。

ベッドの種類

  1. スタンダードベッド
  2. 収納ベッド・チェストベッド(引き出し付きベッド)
  3. フロアベッド
  4. 天蓋付きベッド
  5. 木製ベッド
  6. 金属製ベッド(アイアンベッド/パイプベッド)
  7. すのこベッド
  8. ウォーターベッド
  9. システムベッド
  10. 2段ベッド3段ベッド
  11. ソファベッド
  12. 畳ベッド
  13. ショート丈ベッド
  14. マットレスベッド
  15. エアーベッド
  16. 介護用ベッド
  17. ベビーベッド

1.スタンダードベッド

シンプルな木製ベッドが多いのがこのタイプ。お部屋の床や壁の色と合わせれば、シンプルなコーディネートができます。木目に安らぎを感じ、落ち着いた寝室になります

2.収納ベッド・チェストベッド(引き出し付きベッド)

ベッド下に収納スペースを確保し、お部屋を広く使いたい方にお勧め。木製のベッドが多く、ベッドの下に引き出しや収納部があります。
ガス圧式昇降タイプはベッドした全てが収納になっていてその収納力は巨大で押入れ一個分にも相当します。
機能面だけでなく、デザイン性も併せ持った収納ベッドも多数登場しています

3.フロアベッド

床に近い位置で使用するベッドがフロアベッド。日本人に慣れ親しんだ和室にお布団を敷くより40cmほど高く、そのためホコリや虫などから遠ざかるので布団より健康的です。
床に直にスノコを置き、マットレスを乗せ、周囲をフレームで囲みます。天井までの高さを確保できるので、お部屋を広く見せる効果があります。

4.天蓋付きベッド

木製・パイプ製などがあります。王室のような優雅なイメージに憧れる人は、ぜひこのベッドで!存在感があり、レースでエアコンの風を和らげたり、
包まれて眠る安心感も感じられますが、かなり広いお部屋でないと良さが出無いタイプで一般的ではありません。

5.木製ベッド

種類が多く、スタンダードなタイプです。木目の揺らぎには落ち着きを与え、快眠へと導きます。シンプルなデザインが多いので、お部屋にも馴染みやすいです。

6.金属製ベッド(アイアンベッド/パイプベッド)

多種多様なデザインが揃い、存在感がるパイプベッド。ヘッドボードの圧迫感がないので、スッキリ見えベッド下のスペースを高く取ったデザインが多いことも特長です
数量的には病院のベッドに多くが採用されています。

7.すのこベッド

マットレスを乗せる床板が、木製のスノコや、金属のメッシュでできたベッドです。最近ではほとんどのベッドがこのすのこ使用となっています
風通しが良いので湿気が多い日本には最適なベッドです。カビの発生を防ぎいつまでもクリーンに使うことができます。

8.ウォーターベッド

ビニール製のマットレスの中に水を入れたベッド。水の浮力で体を支え、耐圧を分散します。水の中には防腐剤をいれ、定期的に入れ替えが必要です
夏の暑気よけに使いますが難点は、尖ったものがにぶつかるとか、劣化すかすると水漏れすることがあり注意が必要です。
また、体にフィットするため背中や腰痛の治療にも利用されます。その場合中の水を温めて使うことも多いです。

9.システムベッド

ロフトベッドとも言われ、ベッドの下にデスクや本棚が組み合わさったベッドです。狭い空間を効率的に使えるので子供部屋やワンルームの方に最適

10.2段ベッド3段ベッド

木製やパイプ製が多く、2段や3段に重ねて使うベッドです。子供部屋用に多く使われたり、寮などにも採用されます。

11.ソファベッド

縦に折れる構造で折り曲げるとソファになります。ワンルームなどで夜はベッドとして、昼間はソファとしてマルチに活用します。
マットレスがないので完全な平ではないので寝心地は普通ベッドに劣ります。

12.畳ベッド

マットレスの代わりに畳のマットになっています。お布団を敷いて使用し。普段はチェストとして使用したりします。
和風がお好きな方に人気です。

13.ショート丈ベッド

ショートベッドとはショートベッドは丈が短いベッド・長さが短い小型ベッドの事です。
ベッドの「サイズ」と言えば、多くは「幅」を指します。シングルとかダブルとか。でも長さはほとんど210cm位が多いです。
ここで言うショートベッドとは「長さ=丈」でありマットレスの長さです。
ベッドの形状は色々ですが「マットレスの長さ+ヘッドボード」が全長になり、ショートベッドは「マットレスが短いベッド」と言い換えることができます。

14.マットレスベッド

マットレスベッドはヘッドボードレスでその分コンパクトながら
大人がのびのび寝れる有効サイズを確保しています!
つまりマットレスの大きさがベッドの平面積です。ワンルームや小柄な女性には人気のベッドです。

15.エアーベッド

とある通販で爆発的に売れている商品です。
エアーベッドとは、名前の通り空気を入れることでベッドになる商品です。
空気圧で固さを調整できるため、自分好みの固さに変えられる のがポイント。
また、空気を抜くとコンパクトになり、持ち運びにも便利なため来客用として使われることや、アウトドア用としてキャンプなどでも使われることも多いです。

16.介護用ベッド

パラマウンテンベッドが有名ですが、他のベッドメーカーもこの分野に力を入れています。
ベッドの機能としては、高さが変えられたりリクライニングしたり、この動作が電動で出来るものが多いです。このタイプのベッドはお年寄りが使うため、コントローラーは見やすく、使いやすいことが求められます。ベッドガードなど案縁機能も充実しています。

17.ベビーベッド

赤ちゃんの授乳期に使うベッドです。
赤ちゃんはとても小さいため大人と同じベッドでは危険です。
だからベッドには柵があり落下しないようになっているものが多いです。
これだとペットのいたずらも防げます。このタイプのベッドは永く使うものではありません。少しでも永く使えるようスライド式になっていて7歳くらいまで使用できるものもあります。

まとめ

さあいかがだったでしょうか。

ベッドの種類はものすごく多く今後も様々な機能を設えたベッドが登場するでしょう。
その中でベッドを選ぶのは簡単ではありません。

マットレスひとつをとっても種類が多くて一筋縄ではいかないのです。
お値段だって様々です。
しかもベッドは一度買ったら結構長く使うものです。
もし寝心地が合わなかったと言っても、そうそう買い替えられるものではありません。

よってベッド選びは、特にマットレス選びは慎重に慎重を重ねて行うべきです。

また、ベッドのフレームはマットレスと体を支える土台ですので、しっかりと安定感のある構造のものを選ぶのがポイントです。

ヘッドボードはベッドの顔となり、お部屋の印象を左右しますので、機能性だけでなく、インテリア性も重要なポイントです。

ベッドは家具の中でも、部屋に占める割合が特に大きい家具です。

寝室のイメージを左右すると言ってもいいでしょう。

またベッドや寝具を替えることで気分転換にもなり生活が変わります。
より良いベッドは暮らしに潤いをもたらします。
お部屋のイメージを演出するには、ベッドルームの主役であるベッドの要素が大きいのです。
さらにベッドカバーや照明などのアイテムでお部屋を演出すれば完璧です。


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