フロアベッド、収納ベッドのカビ対策について考える。

ベッドの脚がなく、フレームがべったり床にくっついているタイプのベッドをフロアベッドと言います。
このタイプはフレームの中にマットレスを落とし込んで使うタイプが多いですが、このためかなりの低床になり、小さなお子様が下りても安心なのでファミリーで使う方も多いですね。

また、今まで、お布団で寝ていた方が、住居の変更等で、フローリングのお部屋が寝室になった場合などに、ベッドに移行しても違和感が少ないので人気があります。
ベッドは家具の中でも専有面積が一番大きいので、高くなるほど圧迫感が強くなります。
ベッドを低くするとお部屋に開放感が生まれることも人気の要因です。

が、このフロアベッドにもデメリットというものがあります。
よく聞かれるのが湿気に対するカビの問題ですね。

また、ベッド下を有効活用する収納ベッドも人気のベッドです。
狭い部屋を広く使えるので使用している方も多いです。

こちらのカビの問題は、収納物がカビるという問題です。
収納物を長い間締め切っていると湿気の多い時期に多く発生します。

このように、初めてフロアベッドや収納ベッドを買いたいという方のお悩みの一番もこの問題です。

ベッドのカビに関する質問です

Q―1:今度新築に引っ越しをしますが、フロアベッドがほしいと思っています!
今いるアパートでは、すのこの上に布団しいて寝ていますが、とにかくカビがすごいんです!!
フロアベッドも同様に床との隙間がないので、カビが発生してしまいますか?

Q―2:収納ベッドのカビについて。
昨夜、久しぶり(冬に羽毛布団を出した以来)に収納を開けました。
そしたら、しまってあった衣類の一部分にカビが生えていました。
このようなカビの発生がないようにカビ対策を教えてください。

そんなわけで今日は、カビについてのお話です。

カビが発生するということは、カビの発生条件が整っているときがあったということです。
ですからこの条件を減らしましょう。

《カビが発生するメカニズム》

カビが生育する4つの条件

1.適度な温度があること(10~35℃前後)
2.栄養分があること(有機物でホコリ、チリ、あかなど)
3.水分がある(湿気)
4.酸素があること(呼吸、発酵に必要)

1.適度な温度があること(10~35℃前後)
住居の中で発生するカビは、一般的に10℃から35℃程度の温度で生育します。
その温度は人間が快適に暮らせる温度とも一致していて、そのため、 1番目の適度な温度という条件をコントロールすることはなかなかむつかしい問題です。

2.栄養分があること(有機物でホコリ、チリ、あかなど)
また、二番目の栄養分は、有機化合物と言われるいわば自然、人工のものを問わず、すべて物質が栄養素になると考えても良いです。
典型的な例はチリ、ホコリ、あか、石けん水の残りカスなど人間が使うほとんどすべての物質、さらに廃棄物も含めて栄養源になってしまいますから、 これらを厳密にコントロールすることもなかなか出来ません。

ただ、カビは菌糸という根を付着した物質に伸ばし生育する必要があるため、ツルツルした物質にはカビは付着しにくいです。
が、サッシにつくカビのように、サッシ自体が汚れ、ホコリなどが付着するとそこにカビ菌が付着してしまいます。

3.水分がある(湿気)
カビは水分がないと成長できません。カビ菌も生きていますからその辺は私たち人間と同じです。
しかしカビのほうが一枚上手です。水分ゼロが続くと休眠し、湿気が少しでもあると再び成長を始めます。

カビにとっての水分は、私たちが見えている水という形の固形物ではなく、空気中に含有する湿気が主な状態です。
ひとつの例を挙げれば、汗がどんどん出て滴る状態ではなく、しっとり汗ばんでいる・・といった状態の水分がカビ菌には非常に好まれます。
つまり、湿度70~99%の状態がもっとも生育しやすい環境と言えます。

ですから高温多湿の梅雨時から初秋にかけてがカビの大量発生時期と重なります。
またおかしなことに、結露が発生して、水分が水滴になってたっぷりついている部分(水の中)には付着しても生育することはありません。

つまり、カビ菌は、水の中では酸素を利用することが出来ないためです。(カビは空気に触れて呼吸しています)
また、カビは紫外線に弱く、直射日光が当たる場所ではうまく生育できません。

さらには高温50℃ではほぼ死滅します。
そのため、カビが発生する場所は日影やジメジメした北側に多く発生する、ということになります。
湿気は住まう住環境によっても随分違ってきます。
締め切りの部屋は空気が動かないため湿気が逃げません。
時々は窓を開けて空気を入れ替えると湿気はかなり少なくなります。

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4.酸素があること(呼吸、発酵に必要)
こちらも私たちと同じです。
カビが繁殖するには酸素も必要です。
そもそも地球上に住む生物は酸素と二酸化炭素がないと生きられません。
ということはやはり私たちと同じ条件ですから、つまり、私たちが生活する環境ではどこでもカビは生きることができるということになります。

カビの菌はどこにある?

端的に言ってしまえば、カビは空気中に常に存在しています。
カビは微生物の一種で真菌と呼ばれ、実は空気中に常に存在し、私たちの周りを漂っています。
ある研究データでは、空気中1m3当たり、80個前後のカビ菌が漂っているという測定結果があります。

そしてお部屋に観葉植物を置いている方のお部屋ではその数は数倍にもなるそうです。
種は空気中を漂っているのですね。 ですからカビが生育する4つの条件が満たされれば、カビはいつでも大量発生します。

カビ対策をしたつもりが大発生!とは?

対策に除湿器やエアコンを使ったが全然カビが減らない。
減らないどころか、むしろ増えてしまっような気がする・・・と思ったら、除湿器やエアコンを疑ってみましょう!

湿度を減らすことを目的に除湿器やエアコンを使う方も多いと思います。
ところがあまりにも古い除湿器やエアコンは危険が伴います。
というのは、家庭用除湿機には、デシカント式(ゼオライト式・コンデンス式)・コンプレッサー式・ハイブリッド式がありますが、 ただ、方式が違っても内部で結露を発生させて除湿を行っているのは同じです。

内部に大きなアルミフィンがあります。
このアルミフィンは、エアコンの中に見えるアルミフィンと同じようなもので、簡単にお掃除が出来ません。
掃除がほぼ出来ない様な場所にあるのですが、結露を発生させているので常時湿った状態です。
その為にアルミフィンにカビが生えやすいのです。

アルミフィンはカビの温床にもってこいなのです。
アルミフィンにカビが発生すると、フィンの間を通った空気が室内に放出されるので、空気と一緒にカビの胞子も室内に放出されてしまう事になります。

ですから、外部の空気中のカビの量よりかえって増えてしまいます。
これは、エアコン(特に冷房)でも同じでことです。
ですからエアコンなどは数年に一回ぐらい、業者さんの徹底的なお掃除をすることをお勧めします。

また除湿器の使い始めに、カビ臭かったら要注意です。
タンク、フィルターはもとより、内部のファン、フィンがカビています。
内部はカバーを外しブラシ等でこそぎ落とす必要がありますが、素人ではなかなか難しいです。
自信のある方はあくまでも自己責任でやってくださいね。

漂白剤などでよく洗った後は、天日に当てて干しましょう。
このようにカビは、4つの条件が整えばどこでも発生し生育します。

ベッド(寝室)のカビ対策

フロアベッドのカビ対策
・エアコン除湿器などで部屋の湿度や温度を下げる。時々は窓を開けて風を入れましょう。
・朝起きたら、ベッドのフレームを少し持ち上げて厚手の本などを挟み通気性を確保する。
・すのことマットレスの間に除湿シートを置く。(定期的に取り換える)

収納ベッドのカビ対策
・エアコン除湿器などで部屋の湿度や温度を下げる。時々は窓を開けて風を入れましょう。
・カビの発生する時期は、時々は引き出しを開けて通気性を確保する。
・時期出しの中に除湿シートを引く(忘れずに定期的に入れ替えてください)
・ベッドの底板とマットレスの間に除湿シートを置く。(定期的に取り換える)

まとめ

カビはアレルギーの発生源でもあり、本当に撲滅したいものですね。
フロアベッドや収納ベッドがカビる方は、前記の4つの条件を減らすことが肝要です。

日本は高温多湿の夏が必ず巡ってきます。
また、最近の住宅は高気密で空気がよどんでいます。
いつでもカビが発生する環境が整っています。

梅雨時に「洗濯物を室内で干す」なんて言うのは絶対に厳禁です。
結論を言えば、カビ対策は徹底的に温度と湿度の管理をして、室内を清潔に保つことでもあるのです。


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