ベッドやマットレスにカビが!どうしたらいいの?

日本は高温多湿の気候です。梅雨時から蒸し暑い夏のあいだは、室内の換気や除湿を充分にしないとモノがカビるということがあります。
わたしごとですが、2010年の記録的な猛暑の時、自室の洋服ダンスの中のスーツがカビていてショックを受けたことがあります。


こんなことはそれまで一度もなかったことなので、とても驚いたものです。
洋服ダンスはクローゼットの中に入っていてクローゼットと二重扉になっています。

いつも夏場はスーツを着ないので、クリーニングに出しクリーニングから戻ってきた状態で吊るしておきました。
クローゼットの中には洋服ダンスのほかにチェストもあって下着類が入っています。
Tシャツやポロはクローゼット内にむき出しでハンガーにかかっているので、毎日数回はクローゼットの扉は開け閉めしてました。

問題は洋服ダンスです。夏の終わりに葬儀があって礼服を出したら「ギョェ~!!」ですよ。礼服のあちこちがが白く粉を吹いていたんですから。
礼服ばかりではありません。ほかのスーツのほとんどが被害にあっています。クリーニングから戻った姿でクリーニング屋さんへ直行ですよ。

原因は、記録的な猛暑と、丁度自室のエアコンが故障して2週間ばかりムレムレだったということなんでしょうね。
カビが繁殖する条件にぴったりはまったのが洋服ダンスの中だったということです。

幸いに自室のベッドのほうは何ともありませんでした。
押し入れは少しカビ臭かったような記憶があります。

で、最近は、夏の間はクローゼットと洋服ダンスと押し入れの扉は半開きにしています。
見っともないですが、自室なので誰も来ないし、まっ、カビるよりいいか!というところです。

ところで、ベッドをお使いになっていて、「ベッドやマットレスがカビた」というご相談があります。
そこで今日は、ベッドあるいはマットレスのカビについて考察してみましょう。

■カビが生育する4つの条件

1.適度な温度があること(10~35℃前後)
2.栄養分があること(有機物でホコリ、チリ、あかなど)
3.水分がある(湿気)
4.酸素があること(呼吸、発酵に必要)

住居の中で発生するカビは、一般的に10℃から35℃程度の温度で生育します。
その温度は人間が快適に暮らせる温度とも一致しており、そのため、1番目の適度な温度という条件をコントロールすることはなかなかむつかしい問題です。

また、二番目の栄養分は、有機化合物と言われるいわば自然、人工のものを問わず、すべて物質が栄養素になると考えても良いです。
典型的な例は、チリ、ホコリ、あか、石けん水の残りカスなど人間が使うほとんどすべての物質、さらに廃棄物も含めて栄養源になってしまいますから、これらを厳密にコントロールすることもなかなか出来ません。
ただ、カビは菌糸という根を付着した物質に伸ばし生育する必要があるため、ツルツルした物質にはカビは付着しにくいです。
が、サッシにつくカビのように、ゴムパッキンやサッシ自体が汚れ、ホコリなどが付着するとそこにカビ菌が付着してしまいます。
チェストベッドのカビが、塗装面より無塗装面に発生するのはこのためです。

そして、三番目の水分は、私たちが見えている水という形の固形物ではなく、空気中に含有する湿気が主な状態です。
ひとつの例を挙げれば、汗がどんどん出て滴る状態ではなく、しっとり汗ばんでいる・・といった状態の水分がカビ菌には非常に好まれます。

つまり、湿度70~99%の状態がもっとも生育しやすい環境と言えます。
ですから高温多湿の梅雨時から初秋にかけてがカビの大量発生時期と重なります。
またおかしなことに、結露が発生して、水分が水滴になってたっぷりついている部分(水の中)には付着しても生育することはありません。
カビ菌は、水の中では酸素を利用することが出来ないためです。(カビは空気い触れて呼吸しています)

また、カビは紫外線に弱く、直射日光が当たる場所ではうまく生育できません。
さらには高温50℃ではほぼ死滅します。
そのため、カビが発生する場所は日影やジメジメした北側に多く発生する、ということになります。

■カビの菌はどこにある?

端的に言ってしまえば、カビは空気中に常に存在しています。
カビは微生物の一種で真菌と呼ばれ、実は空気中に常に存在し、私たちの周りを漂っています。

ある研究データでは、空気中1m3当たり、80個前後のカビ菌が漂っているという測定結果があります。
(神戸市衛生研究所)

ですからカビが生育する4つの条件が満たされれば、カビはいつでも大量発生します。

■カビ対策をしたつもりが大発生!とは?

カビ対策に除湿器やエアコンを使ったが全然カビが減らない。
減らないどころか、むしろ増えてしまっような気がする・・・と思ったら、除湿器やエアコンを疑ってみましょう!

湿度を減らすことを目的に除湿器やエアコンを使う方も多いと思います。
ところがあまりにも古い除湿器やエアコンは危険が伴います。

というのは、家庭用除湿機には、デシカント式(ゼオライト式・コンデンス式)・コンプレッサー式・ハイブリッド式がありますが
ただ、方式が違っても内部で結露を発生させて除湿を行っているのです。
内部に大きなアルミフィンがあります。
このアルミフィンは、エアコンの中に見えるアルミフィンと同じようなもので、簡単にお掃除が出来ません。

掃除がほぼ出来ない様な場所にあるのですが、結露を発生させているので常時湿った状態です。
その為にアルミフィンにカビが生えやすいのです。アルミフィンはカビの温床にもってこいなのです。アルミフィンにカビが発生する、とフィンの間を通った空気が室内に放出されるので空気と一緒にカビの胞子等も室内に放出されてしまう事になります。
ですから、外部の空気中のカビの量よりかえって増えてしまいます。
これは、エアコン(特に冷房)でも同じでことです。

ですからエアコンなどは数年に一回ぐらい、業者さんの徹底的なお掃除をすることをお勧めします。
また除湿器の使い始めに、カビ臭かったら要注意です。

タンク、フィルターはもとより、内部のファン、フィンがカビています。
内部はカバーを外しブラシ等でこそぎ落とす必要がありますが、素人ではなかなか難しいです。
自信のある方はあくまでも自己責任でやってくださいね。
漂白剤などでよく洗った後は、天日に当てて干しましょう。

このようにカビは、4つの条件が整えばどこでも発生、生育します。
カビはアレルギーの発生源でもあり、撲滅したいものですね。
チェストベッドや収納ベッドがかびる方は、この4つの条件を減らすことが肝要です。
日本は高温多湿の夏が必ず巡ってきます。
しっかり対処して、よりよいチェストベッドライフを送ってくださいね。

■カビの種類と対策

・黒カビ


「カビ」と聞いて一番最初にこの黒カビを連想する人は多いのではないでしょうか。
黒カビが発生しやすい場所は、浴室内や流し台周辺、窓のサッシや壁、床などで掃除を怠ると、いたるところに生えます。
厄介に見えますが、じつはアルコールの成分に弱い上に、耐熱性もあまりなく、カビの中では比較的除菌しやすい種類の方です。
しかし、お風呂場などの黒カビはタイルの目地やコーキング材などに深く根を張っているので根絶が難しいですね。

対策としては、こまめな掃除、十分な換気をする、お風呂場では入浴後に冷水をかける等があります。
とにかく換気に気を付け掃除をまめにして、お部屋を清潔に保っていれほとんど発生は防げるでしょう。
カビ取り用の商品には次亜塩素酸ナトリウムという漂白成分が有効です。カビキラーなどが最も有効です。

・青カビ


青カビにはたくさんの種類がありますが、その多くは繁殖すると独特な青緑色のコロニーを形成し、じわじわ円を円を描くように広がっていきます。
「ペニシリン」という抗生物質を分泌することで知られていて、カマンベールチーズの製造に用いられているように有効利用もされています。
が一般家庭ではやはり敬遠されますよね。
発生場所として顕著なのは、みかんやレモンなど柑橘系の果実です。が、家具や押入れ、洋服や畳にもよく発生します。
布にもよく発生するので、押し入れに長い間入れっぱなしにしている寝具や洋服、タオルなどの布類にも注意が必要です。

食べ物に付いてしまった青カビは捨てるしかありませんが、それ以外なら、アルコールである程度除去することが可能です。
洋服や靴に軽く付いてしまった青カビなら市販の除菌ウェットティッシュでもきれいに除去できます。
 

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・ススカビ


ススカビは黒カビの一種で、生息域がとても広く、果実やいも類・穀類、枯葉・枯草・乾し草などの自然環境中はもちろん、壁、古本・古紙、餅といった家屋内にもごく普通にいるカビです。ススカビは他のカビ同様、湿度の高い環境を好みます。
浴室内や流し台周辺はもちろん、エアコン内や結露しがちな壁もよく発生する場所として注意すべき場所です。
ススカビの胞子はとても軽く、空気中に浮遊しやすいのでアレルギー性鼻炎の原因にもなりえます。

ススカビの除去は、場所によって、それぞれ市販の掃除用具で、大量に繁殖していなければ対応できます。
浴室では、ドアのゴムパッキン、コーティング部、風呂椅子や洗面器の裏側など。
エアコン内部のプラスチックにも繁殖するので、フィルターのホコリ処理や吹き出し口のお掃除は頻繁に。
また素人では除去が難しい内部のアルミフィンは要注意すべき場所です。普段見えない場所ですから何年かすると腰を抜かすくらい繁殖しています。
放置するとエアコンを使うたびに胞子をまき散らすことになるので、数年に一度は、専門家に洗浄してもらいましょう。
カビ取り用の商品には次亜塩素酸ナトリウムという漂白成分が入っているカビキラーなど最も有効です。

■ベッド&マットレスのカビに関する良くある質問


Q: ベッドがカビた!
ニ〇リの通販でパイン材のシングルベッド(ポケットコイルマットレス)を購入、約6ヶ月間使用していました。
ベッドの下には物は置かず、床はフローリング、出かける際は窓は閉め、扇風機は回しっぱなしの状態でした。
先日、ベッドの高さを変えようと床板をあげると裏側の木の部分に丸い形でカビが一面に生えていました。

アパートが築浅の1階の部屋のせいもあるかとおもいますが、半年でベッドはここまでカビるものなのでしょうか?
ニ〇リで働いていた方のアドバイスで木が悪い場合もあると伺い、お客様センターへ電話し尋ねましたが、「条件が揃えばベッドはカビます。」と言われてしまい、撃沈しました。

カビたベッドは粗大ゴミに出すつもりです。今はマットレスを直接床に置き寝ています。
起床時はマットレスを立てかけ、扇風機を回して出かけています。
すのこを下に敷くアイデアもあるのですが、パイン材がカビたこともあり「木」が怖いです。
今後新たにベッドは購入せず、マットレスだけで過ごそうと思っています。もちろん、マットレスの中がカビている可能性があるなら使用は止めますが…。
同じような経験をした方、またはこのような事にお詳しい方、今後マットレスがカビない対策を教えて下さい。

A; 条件がそろえば、あっさりカビます。
お家の築が浅く1階ということですし、もし西日が入る部屋だったりしたら、最悪です。完全に条件がそろってしまってますね。
さて今後の対策ですが。すのこも条件がそろえばカビるんですよ。
ですので、今回、普通に高さのあるベッドフレームでカビたということは、高さのないすのこも心配です。
とれる手段としては、板を使ってないパイプベッドにすることでしょうか。(金属ですからカビの栄養分が少ないです。ただし積もった埃にはカビが付きます)
おそらくマットレス内部にもカビの胞子は飛んでいると思われますので、出来るなら天日干ししましょう。
カビの胞子は紫外線で死滅します。
パイプベッドはきしむので、寝にくいのですが、ポケットコイルのマットレスならば、そんなに気にならないかもしれません。
絶対やめたほうが良いのは、床に布団を敷いて毎日あげるのも、やめたほうがいいです。床は畳と違って通気性が全くないからです。
私は西向きの部屋で風邪で寝込み、カーペットと布団を僅か2日でカビさせてしまったことがあります。!

Q: ベッドのすのこにカビが・・・ どうすればいいでしょうか?
シーリーのワイドダブルのベッドを使っています。(使用期間1年ほど)
1週間に1度くらい、布団乾燥機でマットレスと布団を乾燥させているのですが、今日、マットレスの下にあるすのこをみたら、カビだらけになっていました。
(見た目は、マットレスの損傷はありませんでしたが、微妙かもしれません・・・)
健康に悪そうなので、すのこのカビをどうにかしたいのですが、カビの処置と、今後の予防策について教えてください。
A: カビの部分は漂泊してみましょう。そして天日に干して殺菌します。
カビの黒いところは塩素系漂白剤を薄め使います。カビの色もかなり落ちます。
カビ取りではなく、ブリーチでもよいです。臭いはしますが、マットの下ならそんなに気にならないと思います。
しっかりしみこむくらいにして1時間くらい置き、その後は水拭きしてよく乾かします。その時陽に当て、紫外線でカビ菌を滅菌します。
その後は時々アルコールで拭くといいです。乾燥が速いし、水濡れと違って乾かす必要もないです。
しかし根本的改善は、部屋にカビた原因があるのですから、カビの発生、生育する環境をできるだけ減らします。

Q: ベッドのマットレスにカビがはえてしまいました。
マットレスは布製のものです。カビを落とす方法をご存知の方、教えてください。
カビキラーのようなものは使えないのでしょうか?

A: 青カビならまだしも黒カビは落ちないんだ。
殺菌のためなら、人体に無害なキッチン泡ハイターで念入りに拭き取ってみて!
次亜塩素酸で殺菌だけは出来ますから。
天日干しで、カビ色のいささかは、退色しますけど黒カビは落ちないんだ。。残念ですが。
こちらも根本的改善は、部屋にカビた原因があるのですから、カビの発生、生育する環境をできるだけ減らします。

Q: カビだらけの二段ベット!!なんです。
小学校のお祝いに買った二段ベット、当時まだ1人で寝れない娘も三学期からは頑張って1人で寝てます。
そろそろ布団でも干すか…と三週間ほど使用した布
団を上げて見ると。。。真っ黒いカビがスノコにビッシリ!

昔、私も子供の頃使ってたけど、親は頻繁に布団干してたのか?
アパートで窓無かったけど、カビなんて生えてなかったのに。
今、使用している部屋は中部屋ですが、東と南に窓があります。
ベッドが悪いんでしょうか?

まだ購入してから一年たってません。交換とか返品とか出来るんでしょうか?
毎日、布団も干せないし。こんなもん、と諦めた方が良いんでしょうか?

A:寝具はこまめに干しましょう
元寝具販売員です。布団の下はスノコになっていますか。
基本的に、布団はどこに敷いても、毎日のように干す寝具です。
寝ている時に、人間から汗などがでるのですが、水分は重いので布団やカバーに吸い込まれても、そのまま敷きっぱなしだと下側に溜まってきます。

裏側を干して乾かさないと、カビてしまいます。
お部屋の環境にもよりますが、基本的には布団は毎日干すか、せめて毎日裏面を表に出して風を通すというものなので、もし敷きぱなしが便利なようでしたらマットレスを購入してください。

ただ、マットレスも月1位で裏面を干すのがメンテナンスとして必要ですが、布団よりは通気が良くしてあります。
マットレスの上に布団やパッド、オーバーレイ的なものを敷いたならそれらをこまめに干してください。マットレスとの間にカビがはえる可能性があります。

■まとめ

昔は住宅事情も悪く隙間だらけでした。冬場は現代の私たちには拷問のような寒さだったでしょう。
しかし、それがカビの発生を抑制していたことも事実です。そして現代、コンクリート住宅はもとより、木造でも高気密ですしペアガラスだって当たり前です。
温暖化で温かくなってきているからカビるんだろう?なんて意見もありそうですが、この50年間の平均気温は右肩下がりです。
ここはやはり住宅事情の変化が主因でしょうね。とくに一人暮らしや共稼ぎ家庭では留守がちで閉め切っています。
高気密で通気性が失われ湿度が高ければカビの温床になります。

人は一晩にコップ一杯もの汗をかくといわれています。
寝具は湿気をためこむのでカビの温床になります。カビ防止にはお布団は毎日干すことが理想ですが、忙しい方にとっては無理な相談ですよね。
そういう時には布団乾燥機などを利用することもよいでしょう。ベッドのマットレスも、お部屋の中でもよいから、時には立てかけたりして扇風機などで風を当てると良いでしょう。

カビはアレルギーの原因になり、悪くすると呼吸困難に陥ることもあります。
ですからここはやはり徹底したカビ防止対策をしてカビを撲滅しましょう。

またカビるということは、カビる条件がそろっているということなので、本日考察したカビる原因を良く検討していただいて、その原因を取り除くことは肝要です。

カビは1度発生すると根絶するのは難しいです。胞子が散らばってしまうからです。
そうならないためにもお掃除をきちんとして、お部屋の換気や湿気対策をすることが大切でしょう。
エアコンや、除湿器も古くなるとカビの温床になります。定期的に専門業者による徹底的な洗浄も必要でしょう。


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