日本に置けるベッドの歴史と、今後のベッドの普及は?

いま日本では、ベッドor布団、どっちが多く使われているのだろうか?

日本の寝具の代表と言えば、明治まではおそらく布団が100%使われていたでしょうね。
もっとも長崎の出島の商館の外国人はベッドが主流でしたでしょう。
そこから流れ出たものを一部のお金持ちが使っていたであろうことは想像できますが、それにしてもごくごくわずかです。

《日本におけるベッドの普及》

散切り頭をポカリッと叩けば、文明開化の音がする・・・
長年畳の上での生活をしてきた私たち日本人にも、明治以降急速に受け入れられた欧米スタイルにだんだん変って来ました。
住宅事情もしかり、和洋折衷といいますか、洋風化もだいぶ進みました。
今やマンション、住宅も洋間のほうが圧倒的に多いくらいで、畳だけのお宅は旧家や伝統を守る神社仏閣、あるいは料亭など限られています。

それに伴い、畳の上にお布団を敷いて寝る様式から、洋間にベッドを置いてお休みになる方も多くなるのは必然、
おそらく今や世帯でみればベッド生活のほうが大分多いのではないでしょうか。
もっとも人口比率でいえば、子供たちはベッドで、両親やおじいちゃんおばあちゃんたちは和室でお布団というご家庭も多いことでしょう。

日本でのベッドの普及はまず軍隊、船舶そして病院など公共施設から始まりました。
昔の旅館などは畳にお布団が当たり前でしたし、それがホテルと名前が変わり始めてからベッドが普及します。

《日本ベッドとフランスベッド》

日本で最初のベッドは日本羽根工業社(後の日本ベッド製造株式会社)の設立から始まります。
その普及はホテルから始まったのは、自然の流れでしょう。日本ベッドの創設者宇佐見竹治氏が、帝国ホテルに10 年間勤務したことがあるからでしょう。
氏が商社マンとして渡英し西欧のライフスタイルに驚きと感動を覚え、殊に「ベッドで眠る」文化を日本へ持ち帰り、日本羽根工業社(後の日本ベッド製造株式会社)を設立。
これを機にベッドの一般化が進むことになるのです。日本の新しいライフスタイル「ベッドで眠る暮らし」の幕開けです。
以来90年。ひとりひとりに上質な眠りを届け、ベッドのあるライフスタイルを進化させてきました。 皇室や迎賓館に納品実績のあるメーカーとしても知られています。

それでは一般家庭にベッドが普及し始めたのはいつ頃からでしょうか?
一般家庭へのベッドの普及はわりと新しく、昭和になってから、それも戦後のことです。

それはフランスベッドの登場によって、始まりました。
「昼間はソファーとして使い、夜はベッドになります」のキャッチフレーズのTV宣伝で始まったソファーベッドからです。
寝るだけなら布団で間に合っていた時代です。ソファとしての用途を打ち出さねば売れない時代だったのです

一部屋を専有し、一度入れたら仕舞うことも出来ない厄介物、あるいは贅沢品の気質は、その次代では当たり前ではなかったでしょうね。

しかし高度成長期に突入すると、住宅事情も向上してきます。
ベッドを使ってみれば、いちいちお布団のように片付ける必要はないし、なんかブルジョワのニオイもします。
一人一部屋なんて時代になり、ゆとりが出来ますとしだいにベッドも受け入れられるようになり、現在はおよそ国内生産60万台、輸入品60万台、合計120万台前後が国内で販売されているようです。

フランスベッド社は1949年創業者池田実が個人経営で双葉製作所を創立。
1961年フランスベッド株式会社に商号変更。1980年代よりフランスベッド工場の優秀な技術研究スタッフにより数々のマットレスを開発し、今や日本のマットレスのトップメーカーとして業界をリードしています。
ちなみにホテルなど業務用のベッドは宮内庁御用達、帝国ホテルも使っていた日本ベッドがシェアを占めています。

【フランスベッド】
1949年に創業の国内No.1シェアのフランスベッド。
日本人に合う最高のベッドを作りたい。それが発想の原点。
フランスベッド製品は日本人の体型や生活環境を徹底的に考え抜いて製造されています。
JIS(日本工業規格)よりも厳しい品質検査であるFES企画という独自の社内検査を実施しています。
60年もの間、日本人の快適な睡眠を支えてきたフランスベッド社のベッド、マットレス。
ベッドやマットレスの買い替え、初めての方にもおすすめのメーカーです。

【日本ベッド】
1926年創業の日本で最初のベッドメーカー。
老舗なのでそれまで研究してきたノウハウはピカイチではないでしょうか。
かなり高価格帯ではあるが日本ベッドのシルキーシリーズは
日本を代表すると言っても過言ではないほどの快適性を持つと評判!
質を落とした低価格帯は販売せず、妥協しない作りが現在でも生きていて
ほぼ全てを国産でまかなっています。宮内庁御用達・帝国ホテル採用。

このように、日本のベッド業界をけん引してきた日本ベッド、フランスベッドは、今では、シモンズベッド、シーリーベッド、(サータ)ドリームベッドなど外国のメーカーにに引けを取らぬブランドになっています。
むしろ、日本人の生活習慣や体格などを研究しつくして設計された日本メーカーのほうが寝心地にが良いのかもしれません。

さてでは、日本において一体どれくらいの方がベッドを使っているのでしょう。
正確な数値を調べてみましょう。

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ベッドの地域別普及状況の推移

全国
北海道
東北
関東
北陸
甲信越
東海
近畿
中・四国
九州
沖縄
平成8年
3月調査
世帯別普及率
53.5%
50.7%
53.5%
57.3%
56.5%
50.3%
56.7%
51.2%
人口比普及率
28.8%
26.8%
30.3%
30.4%
30.2%
27.3%
28.3%
26.4%
平成9年
3月調査
世帯別普及率
53.9%
51.4%
52.3%
56.9%
57.8%
53.4%
57.6%
51.4%
人口比普及率
28.1%
25.2%
29.6%
30.9%
30.7%
27.3%
30.3%
24.0%
平成10年
3月調査
世帯別普及率
56.0%
61.2%
51.6%
58.9%
64.3%
54.4%
58.9%
50.0%
人口比普及率
30.8%
34.2%
29.4%
32.9%
35.3%
30.8%
31.5%
24.4%
平成11年
3月調査
世帯別普及率
56.7%
61.2%
53.1%
62.5%
61.1%
53.4%
59.2%
53.5%
人口比普及率
31.2%
32.2%
30.1%
35.2%
33.6%
29.6%
30.1%
27.9%
平成12年
3月調査
世帯別普及率
56.7%
54.2%
55.6%
61.6%
64.7%
53.8%
57.5%
54.1%
人口比普及率
31.3%
30.0%
30.6%
35.1%
35.7%
31.4%
32.0%
29.3%
平成13年
3月調査
世帯別普及率
59.6%
57.3%
59.7%
63.3%
67.3%
58.0%
60.9%
52.9%
人口比普及率
33.3%
31.8%
34.7%
40.3%
36.3%
32.9%
33.3%
27.3%
平成14年
3月調査
世帯別普及率
60.8%
62.1%
62.3%
60.7%
64.0%
56.7%
61.8%
57.2%
人口比普及率
34.9%
36.9%
34.6%
37.2%
34.9%
33.1%
34.4%
29.8%
平成15年
3月調査
世帯別普及率
62.4%
59.1%
63.8%
66.9%
70.3%
60.7%
58.0%
59.4%
人口比普及率
36.3%
33.5%
36.8%
38.9%
41.7%
38.9%
32.3%
32.8%
平成16年
3月調査
世帯別普及率
60.5%
62.2%
60.3%
62.6%
68.2%
60.2%
59.8%
52.3%
人口比普及率
36.2%
35.6%
36.7%
42.3%
37.3%
35.4%
34.9%
29.4%
平成17年
3月調査
世帯別普及率
60.1%
63.5%
57.9%
62.3%
62.6%
59.2%
58.7%
60.2%
人口比普及率
45.3%

※平成17年度の調査より、所帯人員を公表しないため、人口比普及率は推定です。(日本ベッド教会参照)

平成17年の最新データを見ると世帯別で60・1%人口自立で45,3%となっています。まだまだ約半数の方がお布団で寝ている勘定になります。
実は、若い世代の方がベッド派が多いかなと思いきや、実際には45歳~49歳の年代の普及率が一番高くなっているといわれています。
ヘッドの普及と、年収とベッドの普及率に相関関係にあることは容易に想像できることですが、ベッドの価格は別にして、住居の問題と経済のゆとりが大きくかかわっているからでしょうね。
つまり、お布団と違って、毎朝押し入れに仕舞うことができないベッドを置くスペースが必要ということです。

数年前の調査ですが、ベッドの所有数の全国一位は、福井県だったそうです。
理由は定かではありませんが、想像すると、やはり勤労者世帯の貯蓄現在高がトップ5にランクされているし、共働き世帯割合も全国第1位。
持ち家延べ床面積も広く全国第2位にランクされています。因みに最下位は当然地価の高い東京ということになります。
つまり生活にゆとりがあって、大きめの住居があればベッドだって容易に採用できるということです。

《今後のベッド普及の見通し》

それではもうこれで、ベッドの普及は頭打ちかというとそんなことはありません。
一度ベッドを使った方ならわかるように、圧倒的にベッドのほうが楽だからです。

それに、床に近いところで眠ると、埃や虫の侵入もあり得るし、床からの寒気や結露の問題もベッドのほうが圧倒的に有利だからです。腰痛でも患って御覧なさい。布団上げ降りしなんて拷問です。第一ベッドだったら不精ができますもん。

ベッドの普及は未だ50%程度、住宅や経済的な事情がゆるせばベッドを選択する方は多いことでしょう。
また高齢化社会を迎え介護の問題も浮上してきています。日本の年寄り集団、団塊の世代が後期高齢期に迫っているからです。
えぇ、年齢を経ると、ベッドに移行する人が多いんです。
だって考えてもごらんなさい。足腰が弱り、寝起きもままならなくなったら、布団の上げ下げなんてとてもじゃないができませんもの。

実例、うちの母です。
長いことお布団を上げ下げして暮らしていました。ところが80歳を超えたあたりからベッドです。
足腰がびっくりするくらい衰え、よちよち歩き、そしてこの間、こたつのお布団のへりにけ躓いて転倒、左の大腿部を骨折。
一ヶ月入院してやっと少し歩けるようになってやっと退院、それがまた夜中のトイレに行くときこけて、今度は右側を骨折、僅か2週間で病院へとんぼ返りですよ。
今後は車椅子と言われましたが幸いに復活して、つえをついてよちよち歩き、見ているほうはハラハラしどうしですが、まっ、これでベッドへの出入りは自分でできます。
これがお布団だったらもう、一度寝たら起き上がることは一人では不可能です。ベッドを買ってよかった・・・つくづく思います。

ベッドはリクライニングできる介護用を買いましたが、まだリクライニングは使ったことはありませんが・・・
そういうわけで、こんな家族をお持ちだったら部屋が狭いなんて言っていられませんよね。

ですから今後もベッドの普及がどんどん進んで行くことは間違いがないと思われます。
それも介護用ベッドが多くなるでしょうね。
ただ介護用ベッドは結構短期に使われると思うので、もしかしたら介護用ベッドの「リース」が普及しするかしら?
なんてことも思いますが、ベッドって、他人様の使ったものはどうも受け入れくいとも思うし、まして介護ベッドを使わなくなったということは、使ってた方が亡くなったということでもあるわけで、う~~ん、使いやすく、安全面、寝心地も考慮したお買い得な介護用ベッドの開発をメーカーさんにお願いしたいところですね。


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