ベッドルームをミステリアスな紫でコーディネートしてみる。

 

紫色は洋の東西を問わず、高貴の象徴

日本で聖徳太子が確立した「冠位十二階」の制度では、最高位の色が”紫”として定められていました。
以来、紫は高位のシンボルカラーです。

日本人の紫へのあこがれ

時は飛鳥時代、額田王(ぬかたのおおきみ)の時代。
女官たちは薬草を摘み、男たちは若鹿を追って強壮の秘薬袋角を得たそうな。

処は現在の滋賀県の蒲生野(がもうの)。
ここは紫草や薬草を栽培する御料地、いわゆる禁野(しめの)であった。

紫草の白花咲く花畑に、王朝貴族のまとうよりどりの冠服の色が虹のようになって見え隠れしている。
その中、ひときわ目を引いたのは、深紫の裾を長く引いて金銀燦爛の装身具を身につける額田王の姿であったそうな。

紫のにほへる妹と詠われた額田王と大海人皇子(天武天皇)の世紀の相聞歌が交わされる光景は、紫への憧れとなって、日本人の色の記憶に刻まれていったのでした。

あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る
紫のにほへる妹をにくくあらば人妻ゆえにわれ恋やめも

紫衣事件(しえじけん)

紫衣とは、紫色の法衣や袈裟をいい、古くから宗派を問わず高徳の僧・尼が朝廷から賜ったものです。
僧・尼の尊さを表す物であると同時に、朝廷にとっては収入源の一つでもあったのです。

ところが江戸幕府は、かねてより寺院・僧侶間の訴訟・争論に対処し統制する必要性から、禁中並公家諸法度を定めて、朝廷がみだりに紫衣や上人号を授けることを禁じたのですね。
この幕府の強硬な態度に対して朝廷は、これまでに授与した紫衣着用の勅許を無効にすることに強く反対し、また、大徳寺住職・沢庵宗彭や、妙心寺の東源慧等ら大寺の高僧も、朝廷に同調して幕府に抗弁書を提出した。
寛永6年(1629年)、幕府は、沢庵ら幕府に反抗した高僧を出羽国や陸奥国への流罪に処した。この事件を紫衣事件と云います。

紫のイメージは?

紫は“赤”の昂揚と“青”の抑制を併せ持つ色であるとともに、正反対の2色が混ざり合った不思議な色です。
青と赤、両者の色がぶつかり合った時に、そのバランスを整える色して“紫”があり、疲れた時にこの色を見ることで癒されたり、心を平静に保つヒーリング効果が高い色でもある。
赤と青の中間となる紫は「パープル」が赤よりの紫で「バイオレット」が青よりの紫ですが、印象がかなり違いますよね。

欧米では一般的に紫というと「Purple」、赤っぽい紫を言うことが多いようです。
また、このパープルという色は欧米ではあまり人気がない色でもあるようですね。

イメージが老婆に結びついたリ、血液の変色、病弱や秘密などネガティブイメージが喚起されるようです。
一方でバイオレット、青紫は神秘な色、王や神、宇宙と結びつけられ、特に明度が低くなると、権威、厳粛、崇高等のイメージが強くなるそうです。

紫は、贅沢、高級、高貴、高価というイメージを醸し出すのに適した色とされ、紫は他の色とは違う別格な色であるとされているのは、古来より、染物で濃い紫に染め上げるには、大変な労力と時間が必要とされたことからきているという説もあります。
そして現在でも、日本の紫のイメージは、優雅、上品、高貴、女性的といったところと深く結びついているようです。

同じ紫でも、色相、明度、彩度などで、印象がガラリと変わる。

濃紫はミステリアスなカラー

紫というとスミレのような濃紫から、藤の花のような淡く青味がかかった紫色もあります。

ミステリアスな色としても知られている紫は濃い紫ですね。

また資生堂のツバキをモチーフにしたシンボルマークは、紫色ですが、なぜその色にしたのかと云いますと、資生堂のターゲット層が30代であることと大きく関係しています。
その年頃の女性に一番好まれる色が、紫だったと言うことです。

紫は、実は女性ばかりでなく、男性だって好きなカラーです。
その証拠に、菖蒲園、藤、ラベンダーの名所には、花の季節に女性ばかりではなく男性だって大勢がカメラを構えています。

紫色はインテリアに使いずらい

では、さっそくインテリアに紫を取り入れましょう。
ということになると、さすがに躊躇してしまいます。

さてどんな風に配色しましょうか?

紫色はあまりにも美しすぎるカラーであるがゆえに、逆に浮き上がって、センスあるコーディネートができるでしょうか?
少しばかり心配が走りますよね。

また、紫は、ごてごてと使い方を誤ると、どこか夜のご商売という雰囲気になってしまいます。

そこで今回は、紫が大好き!なんとかベッドルームに使ってみたい。
という冒険心のある方に、少しばかりのコーディネート例をお示しして、お話を進めてまいります。

目標は、あなたのベッドルーム、にあのラベンダーの富良野の香りを、香しい5月の藤棚や、6月の水辺を彩る菖蒲のような華やかさを!

紫色の特徴

紫色は、風水的にも「妖艶」「神秘的」「高貴」「個性」をイメージさせる豊かな感受性、高い精神性を表しています。
紫はレッド(エネルギーの色)とブルー(鎮静の色)という正反対の色が交じり合ってできた色です。

レッドの活動的なエネルギーと、ブルーの平和と鎮静のエネルギーが備わっています。

その昔、クレオパトラが最も愛した色とされ、貝紫と呼ばれる貝からごく少量しか抽出されない紫色の染料で、船の帆を染めたという逸話も残っています。
いにしえから高貴な色とされてきた紫には、祈りや瞑想など、精神を集中させる目的がある場合に、この色は効果を発揮します。

紫は、高貴・神秘・妖艶を司り、感受性を豊かにする効果を持っています。
また、極めて高いスピリチュアル性を持っている色ですので、神秘性やを感じさせる効果があるようです。
さらに、ヒーリング効果もあるため、集中力を高めたり心身を回復することができます。

インテリアカラーに紫色を取り入れる時のコツ

紫は感受性を高め、日常を情緒豊かなものへと導き、スピリチュアルな感覚が研ぎ澄まされる。
この色が多くのアーティストやクリエイターに好まれるのは、紫が持つミステリアスな部分に惹かれるのでしょうね。

淡いバイオレットのシーツを敷いて眠ると、心地よく深い眠りに導かれると言われています。
寝室に使う場合には、眠りを妨げない落ち着いたトーンにしましょう。
これならメインカラーに選ぶこだってできます。

最初に話したように紫にもトーンによっていろいろな印象があります。
ビビッドな紫は個性が強いのでアクセントカラーとして使用します。

紫を多めに使いたい場合は、補色の黄色でバランスをとるようにします。
あるいはホワイトや淡いブルー系で調和を取ります。
紫ばかり強調しすぎたようなら、茶色などのコーディネートで、バランスを取り一度大ざっぱに見回してみましょう。

紫は黒色との組み合わせをするとミステリアスな大人の魅力を演出し強調します。
ただし、紫を多く取り入れすぎると、バカ派手で近寄りがたいイメージが強くなってしまうので、ベースを黒にし紫は差し色にとどめると良い効果を得られるでしょう。

ジャストフィットすれば、その高い精神性を日常生活の中で開花させることができるでしょう。

まとめ

☆紫はきれいな色ゆえに使い方が難しいカラーの部類です。
☆使い方を誤ると場末の飲み屋さんのような印象で安っぽくなります。


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