ベッド・マットレス通販専門店 ネルコンシェルジュ neruco

人は人生の1/3は寝ていると言われています。
日本人の平均寿命は女性が87.74歳、男性が81.64歳ということですから、女性は29.24年、男性は27.21年も寝ているということになります。
わたしたちが健康で快適な人生を過ごすには、バランスの取れた食事、程度な運動、そして満ち足りたより良い睡眠が欠かせません。
そんなに重要な睡眠は、ストレスフリーで、寝室の環境も整い、寝心地の良いベッド(マットレス)あるいは布団が重要です。
寝具について言えば、日本人の場合、ベッド、あるいは布団を敷いて寝るかのどちらかになります。
日本に於いてのベッドの普及率は?
ベッドの普及率については、全日本ベッド工業会のデータでは、所帯別では60.1%、人口比普及は45.3%となっています。
日本人の45.3%はベッドで寝ているということになります。
もっともこの数字は2005年度の数字なので、1996年からの伸び率から計算すれば、世帯別で67.6%、人口比で76%にも達していることになります。
2022年のデータがないので確かなことは言えないのですが、45.3%のままでないのは確かです。
このようにベッド利用者は、依然増え続けており、6割強の所帯がベッドを使用する時代になっています。
ベッドは、他の耐久消費財と比べても、比較的高い増加率を示しています。
健康的で快適な睡眠を求めて近年、ベットの利用者が年々増加、日本の寝室も様変わりし、又高齢化社会の進展で、ベッドは寝室生活の主役となりつつあると思われます。
同時に、ベッドは寝室文化の向上に大きな役割を果たしている事を裏付けています。
ベッドは潜在需要の顕在化も反映して着実に普及率を伸ばしてきています。
それは生活の洋風化、そして、住宅の洋風化とともに、やっぱりベッドのほうがお布団より快適だからです。
さて、そのベッド、一体どれほどの種類があるのでしょうか?
ここではベッドの種類と特徴などを簡単に紹介したいと思います。
ベッドの種類
- すのこベッド
- 収納ベッド
- フロアベッド
- ローベッド
- 畳ベッド
- ショート丈ベッド
- 脚付きマットレスベッド
- アイアンベッド/パイプベッド
- ロフトベッド/システムベッド
- 2段ベッド
- 折り畳みベッド
- ソファベッド
- 電動リクライニングベッド
1.すのこベッド
すのことは、よく押し入れや水回りなどで見る、木の板を少し間隔を空けて打ち付けてある台のことです。
すのこは板と板の間の隙間が大きく作られているため風通しや水はけが良いので、上手に湿度を逃してくれるのです。
日本の夏は高温多湿な夏が巡るため、風通しが悪いと蒸れてカビやダニの発生に繋がります。
押入れに入れっぱなしのお布団がカビ臭くなるのはそのためです。
それ故近年は、押し入れに「すのこ」を利用している方も多いです。
この「すのこ」の機能を生かして作られたベッドを「すのこベッド」と呼んでいます。
すのこベッドはベッドの床板を僅かに隙間を開けて通気性を確保しているのです。
「じゃ~、すのこは、全面板張りでないので強度が不足するんじゃない?」と思われるかもしれませんが、ご安心下さい。
しっかり強度計算されて作られており通常の使い方では全く問題がありません。
むしろ高温多湿の夏が巡る日本においては、ベストマッチのベッドがすのこベッドなのです。
すのこベッドは、マットレスやお布団ばかりでなく人にも優しいベッドです。
床板のすのこに使用される木の材質は、主に、桐・スギ・ヒノキ・パイン材など天然木が多くそれぞれに特徴があります。
すのこベッドの特徴
すのこは通気性に優れるため、高温多湿な夏が巡る日本の気候風土に一番適したベッドです。
また私たちは寝ている間に、コップ1杯もの汗をかくと言われています。
床板をすのこ仕様にすることで、その湿気を逃がし、優れた通気性を可能にしています。
ジメジメした梅雨時のいや~な湿気も、すのこ仕様なら、通気性があるため軽減します。
ベッドを選ぶ際には、是非ベッドの底板の仕様をご確認下さい。
殆どのベッドは通気性と軽さを求めているためすのこ仕様になっています。
が、中には隙間のない板仕様もあるようです。これだと丈夫さは高いかもしれませんが、通気性が皆無なためマットレスやお布団がカビる原因にもなります。
2.収納ベッド
収納ベッドとは、ベッドの下を有効活用したオシャレで機能的なベッドをいいます。
長く暮らしているとだんだん足りなくなる収納スペース。
あるいはお子様が成長するに従ってどんどん増えてゆくモノ、クローゼットはもう限界!
少しでも収納スペースを確保してお部屋をスッキリさせて生活したい…収納ベッドは、そんな方にお勧めの機能ベッドです。
収納ベッドには収納の仕方によって幾つかの種類があります。
それは以下の通りです。
ベッド収納には、大きくわけて4タイプがあります
引き出し付収納ベッド
ベッド下に二杯の引出しを装備した収納ベッド。
(Box構造の収納ベッドはホコリが入らずお掃除も不要、ベッドの組立も簡単です)
チェストベッド
(引出しが5杯(二段タイプ)反対側にコンテナボックスを装備したもの)
跳ね上げ式収納ベッド
お布団など大きな物も収納したい人向きな収納ベッドがこのリフトアップ式収納ベッド。
ガス圧式の閉開はマットレスごと閉開できるるので女性でも楽に使え、収納力も押し入れ一個分と巨大で長尺物も収納できます。縦開き、横開きが選べます。
※手動で閉開するタイプも有ります。こちらは扱いが少し面倒ですが故障の心配がありません。
高さが調節できるベッド
特別に収納ベッドとは呼びませんが、ベッドの脚を高くして衣装ケースや収納Boxなどを使って物を置けるタイプです。
通常の収納ベッドと違い、収納場所が見えるため、物を見せる収納といえます。
収納ボックスをおしゃれに彩ると、また変わったインテリアが演出できます。
ベッド下に収納場所を設けるという意味では、ロフトベッドもベッド下収納が出来るベッドということになります。
■メリット
ベッド下を収納スペースとして使用できるのでお部屋がスッキリ片付くのがメリットです。
また家庭用ベッドとして人気が高いベッドですのでデザインも豊富で好みの商品を見つけやすくなっています。
殆どのベッドが引き出しは左右付け替えが可能なのでお部屋のレイアウトを選びません。
■デメリット
収納スペースがある分ベッド高が高くなってしまうので、使うマットレスによっては、寝起きしずらくなったり、お部屋に圧迫感を感じることがあります。
が、この高さが腰掛けるのにちょうど良い方もおられ、こういう方にとってはデメリットになりません。
それから引き出し(チェスト)が付く分お値段も上がってしまいます。
■選び方
収納ベッドはヘッドボード以外に収納スペースの造りを良く確認する必要があります。
大きく分けると引き出し部分がBOX構造の商品(価格高め)とそうで無い商品(価格安め)で分類されます。
BOX構造の商品は、完成品で届き(チェスト部分のみ)ベッドフレームと引き出し部分が一体化していることもあり、収納力が高く、埃が入りにくいのが特徴です。
またスライドレール付きなので引き出しがスムースに出し入れ出来、キャスター付きにのように床に傷をつけることもありません。
■収納ベッドはこんな方におすすめ
・お部屋に収納スペースが欲しい方。
・ベッド下を有効に活用したいと考えている方。
・どんどん衣料やものが増えてくる育ち盛りの子供。
neruco─収納ベッドはこちら
3.フロアベッド
フロアベッドとは脚がなく、フレームがぴったり床についた高さが低いベッドを言います。
脚がないため、通気性はやや劣りますがその分とても低いです。
また、フロアベッドには、マットレス上乗せタイプと、落とし込みタイプがあり、落とし込みタイプは抜群の低さを実現しています。
とても低いポジションで寝られるスタイルなので、お布団からベッドに移行する方にも違和感なく使えます。
お子様が小さいうちは、親子で寝る方も多いことと思いますが、落ちて怪我をする心配も少ないので、子育て中の方にも人気のベッドです。
また、部材が脚付きベッドよりも少なく作られているので、価格も抑えられ、デザインもおしゃれなベッドが数多くリリースされています。
■メリット
フロアベッドのメリットとしてはベッド高が低い点が最大のメリットです。
ですから小さなお子様が落ちても怪我の心配もなく安心です。
また、同じサイズのベッドを置いた場合でもベッド全体の高さが低くなり上方に空間が開くため、お部屋に開放感を与えてくれます。
そして、フロアベッドは使われている部材が少ない分、価格に反映され安く販売されています。
■デメリット
寝床の高さが低い分、床に近いので、お布団を直接敷いてるのとあまり変わらないので、掛け布団に埃などが付いてしまうこともあります。
またベッドの下のお掃除はなかなか大変です。
湿気が多い環境では通気性がやや悪いため、カビの心配も出てきます。
そして収納ベッドのように、収納スペースが無いので他にチェストなどが必要になります。
高さが無い為、腰や腕に痛みのある方は寝起きが辛いです。そのような疾病を抱えている方は、脚付きの通常の高さのベッドがお勧めです。
■選び方
現在高さのあるベッドを使用していたのであれば、少し高さのあるローベッドから探してみたり、布団からベッドへ変えたい方であればフロアベッドも選択肢として選ぶと高さ的な問題も幾分軽くなるでしょう。
湿気を気にされる方は床板がすのこタイプのものをお選びください。
腰や膝に負担を掛けたくない方には、普通の高さのベッドをおすすめします。
■フロアベッドはこんな方におすすめ
・安くてかっこいいベッドを購入したい方。
・お布団になれていてできるだけ低く寝たいか方。
・育児中でお子様とスキンシップを深めたい方にはおすすめです。
・ベッドに収納スペースが不要な方。
4.ローベッド
ローベッドのスペルは、lowですから、意味は、低い、低置などを差し、この事からローベッドは低いベッドになります。
つまり脚付きベッドでも低ければローベッドとなり、床に直にフレームを置けばフロアベッドということが出来ます。
■ローベッドの特徴
短い脚があり床から少し高さがあるので、通気性があり、カビやダニの発生が少ないです。
また、ロボットくりなーや、細いモップ類であればベッド下の掃除も可能です。
■メリット
ローベッドのメリットはフロアベッドと同様にベッド高が低くお部屋に開放感を感じられるのがメリットです。
脚つきのため、通気性はフロアベッドと比べると格段に違います。湿気の多い環境ではこちの方をおすすめします。
またローベッドは殆どの商品がすのこ仕様になっているのでさらに通気性がよく結露の心配もないです。
さらに、細いモップ類であればベッド下の掃除も可能になります。
ステージデザインタイプのローベッドには、お部屋にヨーロピアン的な優雅さを与えてくれます。
■デメリット
脚つきの分、ベッド下にわずかに隙間はあるものの、基本的にベッド下を収納スペースとしては利用できません。
フロアベッドと比較すると部材が増える分、若干価格が高くなっています。
■選び方
フロアベッドと同様にヘッドボードのデザイン・機能がベッド選びのポイントです。
またベッド下を有効に活用されたい方はベッド下のスペースがないので、他の収納ベッド等をお選びください。
ロボット掃除機を使いたい方は、通り抜ける高さのあるローベッドをお選びください。
■ローベッド・脚付きベッドはこんな方におすすめ
・すっきりとした印象のベッドが欲しい方。
・ダブルマットレスなど厚みのあるマットレスをベッドに使いたい方。
・お部屋に広がりと高級感を与えたい方。
5.畳ベッド
畳ベッドは、今まで畳にお布団で寝ていた方にも違和感なく使えるベッドです。
基本的に布団を敷いて使い、朝になったら布団を片付けます。
最近の住宅は、和室が少なくなって洋間が増えています。
今度息子のところへ一緒に住むことになって…
なんていうお年寄りが望むのが、畳へお布団を敷いて寝ること。
でもフローリングへ直にお布団を敷くのはいささか抵抗があるのではないでしょうか?
そこでお薦めは、ベッドの床が畳になっている畳すのこなんです。
この畳ベッドなら畳にお布団を敷いている感覚そのもの。
少し違うのは、和室の畳より高さがあること。
ここらへんが違和感と言えば違和感ですが、でもこちらのほうがずっと寝起きが楽になります。
■メリット
今まで畳に布団で寝ていた方は同様の寝心地をお楽しみ頂けます。
床面がちょうど良い高さになりますので、腰痛持ちの方やお年寄りの方など寝起きが大変だった方は寝起きが楽になります。
ヘッドレスの畳ベッドは、布団を片付ければ、小上がり的に使うことが出来ます。洋間で使用しても輪の空間を作ることもできます。
お茶や、生け花がご趣味な方には嬉しい使い方です。
■デメリット
基本的に畳に直接お布団を敷いて寝るのと寝心地は変わりません。寝心地はお布団の良さに左右されます。
(※ただし、床上からかなり上がるのでホコリを吸い込む量が劇的に少なくなり健康には良いそうです)
■選び方
寝心地は基本的に変わりませんがベッドフレームに機能が付いていますので、引き出し・棚・照明など、どの機能が必要かご検討の上、お選びください。
化繊の畳もありますが、イ草をつかったものは 独特の香りやイ草の調湿作用などを得ることが出来ます。
■畳ベッドはこんな方におすすめ
・今まで使っていたお布団をそのままご利用したい方。
・い草の香りが好きな方。
6.ショート丈ベッド
ショート丈ベッドは、マットレスの長さを、通常ベッドの195cmより15cm短く設計したコンパクトなベッドです。
これにより、今まで、ベッドが置けなかったようなニッチな部屋でも使用でき、身長が165cm以下の、方でしたら快適に使えるおしゃれな小型ベッドです。
狭い部屋にもベッドが置ける
通常ベッドの長さは、195cm~215cmです。
これを180cmのショート丈にすることで、今まで諦めていた狭いスペースにもすっきりとベッドが置けるようになります!
ベッドをここに納めたいのに、スタンダードベッドでは少し長くて入らない。
狭い部屋だから、スペースをもっと有効的に使いたい。
そんな願いを叶えるのが、ショートベッド(コンパクトベッド)なんです♪
身長165cmくらいまでの方なら充分に使える。
通常サイズのはベッドは、マットレスの長さ195cmです。
身長180cmくらいの方まで使える設計になっています。
180cmの方が寝ると15cmの余裕が出来ます。なので、ショートベッドは180cmですから、マイナス15cmで、165cmくらいまでの方なら充分に使える計算になります。
■メリット
コンパクトなので移動が楽です。ニッチな部屋にも置けます。
身長165cm未満の方向けですが、日本人の約半数は身165cm未満と言われています。
子供さんや女性、男性でも小柄な方でしたら十分使えます。
■デメリット
身長165cmを大きく超す方には向かないです。
■選び方
ショート丈ベッドは何よりも使い勝手重視!
ヘッドボードの機能、リネンのカラーなどご希望のスタイルに合うベッドをお選びください。
■ショート丈ベッドはこんな方におすすめ
・小柄な方。
・狭いお部屋でもベッドを使いたい方。
7.脚付きマットレスベッド
マットレスベッドはヘッドボードレスでその分コンパクトながら大人がのびのび寝れる有効サイズを確保しています♪
つまりマットレスの大きさがベッドの平面積です。ワンルームでの利用や女性には人気のベッドです。
■メリット
マットレスとベッドフレームが一体化している為、見た目がすっきりシンプルデザインになっています。
また移動がしやすいように二分割できるタイプもあります。
(※この場合はマットレスの二分割なので、合わせ目が身体に違和感を感じる方もいます。)
シンプルなので、お部屋に圧迫感を感じさせないのが脚付きマットレスベッドの特徴です。
またリネンとのセットで販売されているのが多いのも特徴です。つまりお買い得です。
コンパクトサイズに仕上がって
いるので引越には便利ということで、新規の学生さんや転勤族に人気があります。
比較的低価格で購入できるのも魅力です。
■デメリット
シンプルゆえに、殆どの商品がヘッドレスタイプとなっていて小物置などの収納スペースが無い点がデメリットになります。
またマットレスが一体型となっているので、マットレスがヘタってしまった場合は一式買い替えとなります。
■選び方
マットレス一体型ベッドはマットレスの仕様に寝心地が左右されますので、通常のマットレスと同様に購入時は仕様をよくご確認の上お選びください。
また脚の長さを選べる商品が多いので、ベッド下を収納スペースとして活用したい場合は脚が長いタイプを、お部屋に圧迫感を出したくない場合は脚が短いタイプをお選びください。
■脚付きマットレスベッドはこんな方におすすめ
・シンプルなお部屋作りをしたい方。
・引っ越しが頻繁な方
・少ない予算でより良い寝心地を求める方。
8.アイアンベッド/パイプベッド
アイアンベッド・パイプベッドとは、パイプ状のスチール素材で作られたベッドです。
アイアンベッド、スチールベッドとも呼ばれ、軽くて簡単な作りになっているため、一人暮らしの人に多く使われています。
一般的な据え置きタイプのほか、折りたためるタイプ、キャスターで移動できるタイプなどがあり、圧迫感も少なくスペースを確保しやすいのが特徴です。
パイプベッドには、価格が安く、軽いので移動しやすいなどのメリットがあります。
そのため、初めて一人暮らしをする学生さんや単身赴任する方には便利です。
また、簡易的に使うベッドとしても利用されています。
■メリット
通気性が良い
アイアンベッドは、通気性が良いということです。
アイアンベッドの多くは、床板がメッシュ状になっており通気性が良い作りになっています。
湿気が多い時期には、カビの発生を防ぐことができます。
軽い
アイアンベッドは、軽いので移動や引っ越しなどには便利です。
アイアンベッドは、スチール製で作られているのでとても軽いのが特徴です。
女性でも簡単に移動させることができるので、お部屋の模様替えも簡単です。
引っ越しが多い人や、定期的にベッドを移動させたい人にはおすすめです。
価格が安い
アイアンベッドの特徴は、比較的価格が安いということです。
アイアンベッドは、ほかのベッドに比べて安く購入することができます。
それはアイアンベッドに使われているスチールはパイプ状なので、材料費が安く抑えられるからです。
■デメリット
使用する人数に注意
短期的にもシングルベッドに二人で寝ることには向いていないです。接合部が緩んで軋みが生じます。
シングルサイズのベッドは、一般的に長さ195cm×幅97cm前後のサイズになっています。
そのため、1人で使用する人におすすめのサイズとなっているので、2人以上の場合はセミダブル以上のサイズにしましょう。
重量級の人には向いていません
そして体重や体格です。
身体が大きい人ですと、寝返りをすると少し窮屈に感じる可能性があります。そして軋みます。
シングルサイズのベッドは、幅が97cm前後でまっすぐ寝た状態で両側に15cmずつの余裕ができます。
シングルサイズのベッドは、大柄な方には窮屈に感じるサイズなので注意しましょう。
9.ロフトベッド/システムベッド
ロフトベッドの最大のメリットは、下に大量の物が置けるということです。
最大に置けるロフトベッド(ハイタイプ)は大型のクローゼットがベッドの下にあるようなものです。
ですからロフトベッドは部屋が狭くてクローゼットも少なく、モノの収納がほしいという方に向いています。
ただし高い位置で寝るため6歳以下の方は使用できません。
でもロフトベッドにはメリットもあればデメリットもあります。それらは以下の通りです。
ロフトベッドのメリット
・ベッドの下が有効活用出来る。ハイタイプなら机や棚やいろいろ収納の幅が広がり便利です。
・普通のベッドを設置した時とロフトべを設置した時を比べると、お部屋に余裕が出るので便利さが増す。
・ベッドの底がメッシュ構造。すのこベッドより通気性に優れ、カビの心配がありません。
ロフトベッドのデメリット
・布団を干した後、敷くのが大変です。
・寝ぼけてるとハシゴの上り下りが危険。
・部屋の広さや使い方によってはとても圧迫感が出ます。
ロフトベッドの使い方
薄型のマットレスとお気に入りのお布団を組みあわせて使います。
はしごや手すりにひも状のものを掛けないでください。万一の事故を防ぐためです。
地震・安全対策
通販で購入の場合、仕様書をよくご確認ください。
耐震仕様とあれば安心です。
日本は地震王国ですから注意したい点です。
■選び方
寝心地をアップさせるために、厚みのあるマットレスやお布団をお使いいただくと相対的に柵が低く成り危険です。
柵の高さはマットレス上から20cmくらいは必要です。
■ロフトベッドはこんな方におすすめ
・ベッドとデスク・ソファなどをスペースの関係で別々には設置できない方。
・空間を最大限に有効活用したい方。
10.二段ベッド
二段ベッドとは、ベッドが上下に連結されているものを指します。
一台のスペースを二段に重ねて使うため、設置面積が半分で済むのでスペース効率に優れたベッドと云えます。
上段に上るためには、はしごか階段を利用します。
安全保持の関係上、上の段には6歳以下の子供は使わないことです。
ベッドは大きい家具なので、部屋に置くと、どうしても多くのスペースを取ってしまいます。
しかし、二段ベッドであれば、例え家族が増えたとしても、ベッドのスペースを容易に確保することができます。
子どもの成長やライフスタイルの変化に合わせて使用できるので、子どもが2人以上いるご家庭では定番のベッドです。
素材の種類も豊富で、子どもに優しい材質で作られているものもあり、安全を気にする方にも安心して使用していただけます。
二段ベッドのメリット
・省スペースになる
・ ベッドを2台買うより安くなる
という2点が挙げられます。
11.折り畳みベッド
折りたたみベッドは、その名の通りコンパクトにたためるのが特徴です。
基本的にはマットレスと一体になっているベッドなのでマットレスごと2つ折りして畳むことができます。
そのため移動が容易です。学生さんや単身赴任で人暮らしをする方や狭い部屋に住んでいる方には非常に便利なベッドです。
一口に折りたたみベッドと言ってもいろいろです。
お布団やマットレスを置いて使うものや、リクライニングできるもの。
そして電動リクライニング機能がついた介護にも使える本格的な折り畳みベッドもあります。
用途やお好みで選ぶことが出来ます。
■メリット
折りたたみベッドは使うときにだけ、使える便利なベッド。収納にスペースをとられることはありません。
マットレスお布団など今あるものを使えます。とても安価です。
来客時のエクストラベッドやオフィスでの簡易ベッドととしての使い方ができます。
■デメリット
基本的に簡易ベッドの為、寝心地は通常のマットレスタイプのベッドと比べるとかなり劣ります。
ですのであくまでもエマージェンシー用と割り切って使いましょう。
■選び方
どのように折りたたみができるかで、仕舞う時の収納に必要なスペースが変わりますので良くご確認をお願いいたします。
リクライニング機能や電動タイプ付きなど、他のベッドには無い機能が付いたベッドがありますので、用途に合わせてお選びください。
■折りたたみベッドはこんな方におすすめ
・オフィスや寮でエキストラベッドを必要とされている方。
・不意の来客用に、あるいは自分が使う場合にも。
12.ソファベッド
日本で最初に量販に成功したベッドはソファベッドなんです。
それはベッドの黎明期、フランスベッドがベッド販売に着手した時です。
スタンダードベッドでは見向きもされなかった時代です。
そこでフランスベッドは考えました。
ソファとベッドの二役で使えるベッドはどうか?という事になって、なんとこれが当たりまして、現在のフランスベッドへと続いてきたわけです。
その時の商品の名前が「フランスベッド」でして、社名にまでなってしまったソファベッドは由緒あるベッドなんです。
とにかく一台二役、三役ですから使い勝手は最高です。
ワンルームで夜はベッドとして使い、昼間は畳んでソファになり、リクライニング機能などがある優れもの。
狭い部屋を有効活用したい方にはお勧めのベッドです。
■メリット
1台2役:昼間はソファ、夜はベッドとして使えるのでベッドとソファの2種類を置くスペースがない場合などに活躍します。
一人暮らし、ワンルームにお住まいの方に人気の商品です。
お友達が良く遊びに来る方は普段はソファとして使い(ベッドは別に購入し)、お友達が泊まるときはベッドとして使うといったこともできます。
■デメリット
ベッドと比べると寝心地が落ちるのが欠点です。
また日中ソファとして使う場合は布団の上げ下げが必要になります。
■選び方
ソファベッドは、ソファからベッドへの設定方法が大きく分けると、座面を引き出すタイプと背もたれを倒すタイプの2タイプあります。
ベッドに設定時に必要なスペースがそれぞれ異なりますので、お部屋の配置をご検討のうえお選びください。
■ソファベッドベッドはこんな方におすすめ
・部屋が一つしかなくリビングや寝室として使っている方。
・お友達やお知り合いの方が良く泊まりに来られる方。
・一人暮らしなどでソファとベッドの両方を設置することができない方。
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13.電動リクライニングベッド

電動リクライニングベッド
電動ベッドとは、背上げ機能や膝上げ機能、高さ調節機能などを備えた電動式のベッドことを「電動ベッド」といいます。
電動ベッドは、医療施設や介護の現場で活躍する機会の多いベッドです。
病院や老人ホームにお世話になったことのある方の中には、電動ベッドを実際に利用した経験を持つ方もいることでしょう。
電動ベッドには、そのような業務用という側面がある一方、一般家庭向けにも販売されています。
寝具店をはじめECサイトでも販売されているので、いつでも気軽に購入することが可能です。
ちなみに、背上げ(リクライニング)機能や膝上げ(フットレスト)機能を備えている特性から、電動ベッドは「リクライニングベッド」と呼ばれることもあります。
「家族の介護のために必要になりそう」と考えて、電動ベッドの購入を検討する方もいらっしゃいます。
そんな高齢者向け、被介護者向けという印象が強い電動ベッドですが、健康な方向けの電動ベッドも沢山販売されています。
■メリット
電動リクライニングベッドには、通常のベッドにはないメリットが多くあります。
- 身体の負担が軽減される
- むくみ対策になる
- いびき対策になる
- ソファとして使用することができる
などのほか、姿勢が簡単に変えられるので、テレビを見たり、スマホで遊んだり、ノートパソコンで仕事をしたり、本を読んだりとなんでもありです。
もちろんベッド上で食事やお茶などもベッドテーブルを使用すれば楽にできます。
■デメリット
多くのメリットがある電動リクライニングベッドですが、通常のベッドにはない機能を備えているため価格が高く、故障の可能性があるなどのデメリットがあります。
また、機能性よりも寝心地にこだわる場合は、電動でない通常のベッドを選ぶ方がいいかもしれません。
購入する前には、どのようなデメリットがあるかも把握しておきましょう。
- 価格が高い
- マットレスのみの買い替えが難しいものもある
- 故障の可能性がある
- 一般的なベッドよりも寝心地が劣るものもある
- サイズの選択肢が少ないなどがあります。
■選び方
電動ベッドを選ぶときは、デザイン性を基準に選ぶのがおすすめです。
電動ベッドというと「医療現場や介護で使われているもの」というイメージが強いですが、もちろん健勝者が使用しても一向に差支えがありません。
最近の電動ベッドは、一見電動ベッドには見えないようなデザインのものも増えていますので、健勝者用の物も以前よりは置く販売されています。
医療目的ではなく、できるだけ電動ベッドと分かりにくいものを…という方は、ベッドフレームがなく固定脚のみのタイプやレザー素材を使っているものなど、おしゃれなものをチョイスすると良いでしょう。
また機能は、モーターの搭載数によって違うので必要か否かで検討しましょう。モーターの数が多くなるほど機能が多くなり充実してきます。
■電動リクライニングベッドはこんな方におすすめ
電動ベッドは、その利便性から「今よりもっとくつろぎの時間を求めたい人」に向いています。
自分の好きな体勢に合わせてリクライニングができるので、ベッドの上で読書をする際など楽な体勢でリラックスできます。
電動ベッドは睡眠のときだけでなく、ソファーのような使い方もできます。
電動ベッドの上でテレビを見たりパソコン作業をしたり、さらに、自分の心地よい体勢を保つことができるため、リックスした時間を過ごすことができます。
また、ワンルームや1Kといった部屋数の少ない住まいで暮らしている方にも電動ベッドはおすすめです。
夜は睡眠用に、日中はソファーのようにして利用することで、部屋のスペースも有効活用できます。
電動ベッドといっても最近はデザイン性の高いものも多く、インテリアとしても違和感なく使えるものも沢山販売されています。
とうぜん介護などの医療目的での使用もお勧めです。この場合、ベッドの昇降ができるタイプが楽に介護ができます。
ベッドの構造
ベッドは基本的に、以下のパーツからできています。
・ヘッドボード
頭側に取り付けるパーツ。
デザインが豊富なパーツで多機能のものもあります。
・フットボード
足元に取り付けるパーツ。
・サイドフレーム
ベッドの左右に取り付ける細長いパーツ。
このパーツに桟がついていて、床板を載せるようになっている。
・脚
ベッドを支えるパーツ。ベッドのサイズや形によって脚の形状や本数が違う。
・床板
マットレスを直接載せるパーツ。通風に優れるスノコ形状が人気。
ベッドボードの形
・パネルタイプ
シンプルな木製ベッドが数多くあるものがこのタイプ。
お部屋に馴染みやすいので、あえてシンプルなデザインを選び、寝具でお部屋をコーディネートするのもオススメです!
・宮付きタイプ
棚がありライトコンセント、小物入れなどがついた機能性のあるタイプ。
枕元に小物を置きたい方、枕元に明かりが欲しい方におすすめです。デザインの種類は限られてくるため、素材や色味もしっかりチェックして選びましょう。
・クッションタイプ
布やレザーの生地に綿などをつめてクッション性をもたせたタイプ。
背もたれにできるので、ベッドで過ごすことの多い方にぴったりです。
ただし、生地の張替えが難しいため、劣化防止の工夫が必要です。
ベッドフレームの選び方
ベッドのフレームはマットレスと体を支える土台ですので、しっかりと安定感のある構造のものを選ぶのがポイントです。
頑丈さの目安は、表示されている耐荷重に示されています。
耐荷重は使う方の体重+マットレスや布団など寝具の重さです。当然耐荷重が大きいものほど頑丈ということになります。
ヘッドボードはベッドの顔と言え、お部屋の印象を左右しますので、機能性だけでなく、インテリア性も重要なポイントです。
また、通販で購入の場合、ベッドはユーザーの組立式となっています。
組立工程表が添付されているので、大人二人でやっておよそ20分から40分ほどで組立が完了します。
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